猛暑、熱中症、ゲリラ豪雨、洪水などの諸現象は、これまで人類が
経験したことを超えているものばかりである。今回の長雨による洪水
被害は、徐々に水かさが増えるのではなく、あっというまに大洪水に
なるといった現象が目立った。80才を過ぎた老人は「こんなことは
生まれて初めてだ」と云っている。2004年、徳島県の小林村では、
3日間で2000ミリという1年分の降雨量を記録したことがある。
たとえ1週間で1年分の降雨量が降ったとしても、大変な洪水や土砂
災害が発生することになる。また、最近の猛暑を見れば、2030年
には東京の夏の気温は40度(常温)になるというある科学者の予測
を否定する人はいるのであろうか。今はまだ2010年にすぎない。
さらにロシアでは記録的な猛暑が続き、今月12~18日に1180
件の森林火災が自然発生し、3万ヘクタール以上が消失したと報じら
れている。
これらの異常気象の原因はきわめて単純である。大気中の炭酸ガス
の増加で世界中の気温は徐々に上がる。気温の上昇で海水温度も上が
り、海面からの上昇気流が強くなる。それが多雨の原因である。また
世界中の気温が上がれば、南極の氷や各地の氷河が溶けることにな
る。海面も高くなる。海水温度が高くなれば、海水自体が膨張し前記
と重なるように、さらに海面は高くなる。そうなれば台風などの時に
高波が発生すれば、相当な奥地にまで海水が押し寄せることになる。
その被害は予想を超えたものとなるだろう。これを信じられない人が
いるとすれば、ためしに品川埠頭に行って海面と埠頭の高さを見比べ
れば納得できるはずである。これらは環境破壊のほんの一例に過ぎな
い。
いずれにしても、上記の原因を作っているのは人類である。炭酸ガ
スばかりでなく、人的原因物質が自然の摂理を破壊しているのである。
したがって、自然界はこれまでの摂理を、すでにできない事態になっ
ている。したがって、われわれ人類がこれまで経験したことがないこ
とや、これまでの常識外のことが起こっているのである。この傾向は
さらなる予測不可能な状況になるだろう。第一、自然界自体が地球で
は、これまでのような自然の法則が通じないことに困惑しているはず
である。すでにチグハグな現象も目につく。北半球では熱波に襲われ
ている反面、南半球では寒波に襲われている。かって長崎水害の時は、
水不足で給水制限しているさなかに、大水害に襲われたことがある。
このようなトンチンカンな現象に人類は今後、より一層悩まされるこ
とになるだろう。21世紀はパニックの世紀といわれる所以である。
経験したことを超えているものばかりである。今回の長雨による洪水
被害は、徐々に水かさが増えるのではなく、あっというまに大洪水に
なるといった現象が目立った。80才を過ぎた老人は「こんなことは
生まれて初めてだ」と云っている。2004年、徳島県の小林村では、
3日間で2000ミリという1年分の降雨量を記録したことがある。
たとえ1週間で1年分の降雨量が降ったとしても、大変な洪水や土砂
災害が発生することになる。また、最近の猛暑を見れば、2030年
には東京の夏の気温は40度(常温)になるというある科学者の予測
を否定する人はいるのであろうか。今はまだ2010年にすぎない。
さらにロシアでは記録的な猛暑が続き、今月12~18日に1180
件の森林火災が自然発生し、3万ヘクタール以上が消失したと報じら
れている。
これらの異常気象の原因はきわめて単純である。大気中の炭酸ガス
の増加で世界中の気温は徐々に上がる。気温の上昇で海水温度も上が
り、海面からの上昇気流が強くなる。それが多雨の原因である。また
世界中の気温が上がれば、南極の氷や各地の氷河が溶けることにな
る。海面も高くなる。海水温度が高くなれば、海水自体が膨張し前記
と重なるように、さらに海面は高くなる。そうなれば台風などの時に
高波が発生すれば、相当な奥地にまで海水が押し寄せることになる。
その被害は予想を超えたものとなるだろう。これを信じられない人が
いるとすれば、ためしに品川埠頭に行って海面と埠頭の高さを見比べ
れば納得できるはずである。これらは環境破壊のほんの一例に過ぎな
い。
いずれにしても、上記の原因を作っているのは人類である。炭酸ガ
スばかりでなく、人的原因物質が自然の摂理を破壊しているのである。
したがって、自然界はこれまでの摂理を、すでにできない事態になっ
ている。したがって、われわれ人類がこれまで経験したことがないこ
とや、これまでの常識外のことが起こっているのである。この傾向は
さらなる予測不可能な状況になるだろう。第一、自然界自体が地球で
は、これまでのような自然の法則が通じないことに困惑しているはず
である。すでにチグハグな現象も目につく。北半球では熱波に襲われ
ている反面、南半球では寒波に襲われている。かって長崎水害の時は、
水不足で給水制限しているさなかに、大水害に襲われたことがある。
このようなトンチンカンな現象に人類は今後、より一層悩まされるこ
とになるだろう。21世紀はパニックの世紀といわれる所以である。