国連の核拡散防止条約(NPT)の再検討会議とはいえ、一つの実のある結論に達するのは不可能であろう。
それだけ核武装した国が拡散しているからである。さらに来年の「広島サミット」に続けても核戦争の抑止
策の合意に達するのは至難の技といえよう。むしろ核戦争の危険性が増大するのではないかと危惧している。
これに対し地底都市構想においては、核戦争どころか一般的な戦争も起こらないようにという基本構想が
準備されている。それは鉄砲や弾薬から核兵器にいたるまで、軍需品をすべて管理する「国連軍」の創設事項
である。この地底都市世界憲法とでもいうべき基本法の一つに、世界中の軍需品は国連軍一つが完全管理して
戦争の勃発や戦争計画などを完全封鎖する権限を国連軍に付与し、戦争なき平和な世界を構築することである。
その国連軍には世界中の地底都市から数十人づつ参加してもらい完全無欠な体制とするべきであろう。
また、世界中の国境をなくし、地勢状の仕分け程度の区分とすべきである。ノー・ボーダーラインの世界を
構築する必要性がある。また、女性も男性も同格とする男女平等主義の実現も必須であろう。端的に云えば、
女系家族制とすべきではなかろうか。いずれにしても、いかなる人間に対しても民族的な差別感や増悪感の禁止
等の教育の徹底など、人間としての基本的な人権の最尊重の世界となることが目的となるであろう。
現在の社会体制の見直し、貧富の差の禁止、独裁政治の禁止等、諸課題も山積している。来世紀には、それら
の研究成果が実現するのではないかと期待している。
現在の世界体制のままでは、人類の絶滅の危険性を排除できないのではなかろうか。宇宙の法則、地球の法則、
人間存在の法則を、いつまでも無視し続ければ人類の未来はないと思わざるを得ない。
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