23日、北朝鮮は韓国の延坪島(ヨンビョンド)を砲撃した。民間人2人と海兵隊
員2人が死亡し、15人が負傷したと報じられている。韓国は北朝鮮に経済援助など
をして平和的に接しているにも拘わらず、北朝鮮が一方的に武力介入する事例は、歴
史上数えきれないくらいあったものと思われる。このような北朝鮮のような国家は、
前米大統領のことばを借りれば、「ならず者国家」といわれても仕方ないであろう。
今回のように、片方の国家は平和的態度で臨んでいるのに、一方の国家が武力介入
する場合、どのように対処したらよいのかという命題はブッダにとって重大な問題だ
った。ブッダの結論は、「国王は国民の生命と安全と財産を守る義務がある」、「そ
れは自国民の安寧のため」の自衛権を明確に説いている。ブッダは人を殺すな、とい
う不殺生戒を説いているが、例外的に、他国が不法に侵入、または武力介入した場合
は、勇敢に戦って侵入軍を追い出せと説いている。その結果、敵軍兵士を殺すことに
なるが、止むを得ないことだと説いている。いわゆる自衛のための戦争は肯定してい
る。「何よりも自国民を守るため」である。この意味からしても、我が国の自衛隊の
存在を正しく認識すべきである。
いずれにしても、今回の北朝鮮の砲撃を正当化することはできない。蛮行という以
外にない。このような無法国家を根絶することが今後の世界市民の義務であろう。そ
のためには、一刻も早く「世界軍」を創設し、世界中で無法国家に立ち向かうシステ
ムを構築する必要がある。一国対一国では全面戦争になる可能性があり、多大な犠牲
者を出す危険性がある。しかし、「世界軍」と全面戦争になれば、世界中の国家群と
一国が戦うことになる。それは、いかなる無法国家といえども戦う意思を削ぐもので
あり、蛮行行為はもとよりより、無法国家の存在そのものが不可能、不成立となるこ
とを意味している。
今回の北朝鮮の残虐行為に対して褒美を与えることだけは避けるべきである。罰を
与える必要がある。無法国家に対して自虐的、卑下した態度は間違っても取るべきで
はない、と考える。
員2人が死亡し、15人が負傷したと報じられている。韓国は北朝鮮に経済援助など
をして平和的に接しているにも拘わらず、北朝鮮が一方的に武力介入する事例は、歴
史上数えきれないくらいあったものと思われる。このような北朝鮮のような国家は、
前米大統領のことばを借りれば、「ならず者国家」といわれても仕方ないであろう。
今回のように、片方の国家は平和的態度で臨んでいるのに、一方の国家が武力介入
する場合、どのように対処したらよいのかという命題はブッダにとって重大な問題だ
った。ブッダの結論は、「国王は国民の生命と安全と財産を守る義務がある」、「そ
れは自国民の安寧のため」の自衛権を明確に説いている。ブッダは人を殺すな、とい
う不殺生戒を説いているが、例外的に、他国が不法に侵入、または武力介入した場合
は、勇敢に戦って侵入軍を追い出せと説いている。その結果、敵軍兵士を殺すことに
なるが、止むを得ないことだと説いている。いわゆる自衛のための戦争は肯定してい
る。「何よりも自国民を守るため」である。この意味からしても、我が国の自衛隊の
存在を正しく認識すべきである。
いずれにしても、今回の北朝鮮の砲撃を正当化することはできない。蛮行という以
外にない。このような無法国家を根絶することが今後の世界市民の義務であろう。そ
のためには、一刻も早く「世界軍」を創設し、世界中で無法国家に立ち向かうシステ
ムを構築する必要がある。一国対一国では全面戦争になる可能性があり、多大な犠牲
者を出す危険性がある。しかし、「世界軍」と全面戦争になれば、世界中の国家群と
一国が戦うことになる。それは、いかなる無法国家といえども戦う意思を削ぐもので
あり、蛮行行為はもとよりより、無法国家の存在そのものが不可能、不成立となるこ
とを意味している。
今回の北朝鮮の残虐行為に対して褒美を与えることだけは避けるべきである。罰を
与える必要がある。無法国家に対して自虐的、卑下した態度は間違っても取るべきで
はない、と考える。