今週の法話

法華宗北海寺住職-二王院観成による仏教用語と法話集です。毎週水曜日に更新いたします。

ビックバンド夢の競演実現!

2023-02-14 19:24:03 | 幸福の追求

  夢の競演ついにビックバンド実現!

 東京キューバンボーイズ VS 

          アロージャズオーケストラ

   灼熱のマンボ VS 輝けるスイング

 ビッグバンドは生きていた。それを知って嬉しかった!

627()、全国のビッグバンドファンの紳士・淑女各位、

札幌へ聞きに来ませんか! (以下はチラシ参照)

       記

2023627()

14:30開場/ 15:00開演

(札幌コンサートホール)  ITARA大ホール

(料金) S席 7.000円 A席 3.500円 学生席 2.000

(主催) サウンドニュー/道新文化事業社 (特別協力)STV札幌テレビ放送(後援)キューバ

共和国大使館/一般社団法人日本ポピュラー音楽協会(企画制作)サウンドニュー(協力)一般社団法人

横浜ジャズ協会/リトルピート(お問い合わせ)エーダッシュ☎011-533-7711(平日午前9時~18時受付

送料・代引手数料600)

215()よりチケット発売開始!


リニア駅に「富士駿府駅」新設を!

2023-01-04 01:59:20 | 幸福の追求

 リニア中央新幹線の建設工事が一部ストップしている。このリニアは、これからも

22世紀にかけても重要な人的往来の基幹であると同時に、物流の大動脈となるであ

ろう。

現在でも世界的に問題視されているものに世界的な温暖化問題がある。この解決策は

最難関で、最終的には大混乱に陥るのではないかと心配している。その理由として、

太陽光発電といっても、台風などの強風によって小石や砂利などが飛散して太陽光発

電パネルが破壊されて使えなく可能性が大きくなるのではないか、という大問題の解

決策は何ら示されていない。また風力発電のプロペラ式の発電塔の倒壊も心配されて

いる。現在でもその倒壊はたびたび起こっておりその解決策も何ら示されていないの

ではなかろうか。さらに温暖化よる台風の水害、風害等の強大化によって所かまわず

起こるであろう大被害は年々強大化の方向にある。今世紀末にはそれらの修繕費など

はどこからも一円すら出ない状況になるのではないかと心配されている。

 一方、将来何らかの理由で物流が止まれば、飢餓の時代になる可能性が大きいとい

われている。そうなれば日本人の食卓は三食とも「いも」で、餓死者は約6000万人

くらい出るだろうと農水省は予測しているようである。日本の食料自給率は低いから

である。ちなみにブッダは人類が滅亡する時のプロセスを「長安含経」の中で説いて

る。それは野僧の「地球成仏」の中で紹介したように「病災」「飢餓」、「病災」

→「飢餓」、「病災」→「飢餓」と3回繰り返し最後に生き残った人間同士で7日間殺し

合いを続け人類は滅亡すると説かれている。その時は石や木の枝などで殺しあうという

原始的な戦争というより殺し合いであるという。すなわち文化、文明が崩壊した後に起

ると予想されている。これを「小の三災」という。さらに、(故)西沢潤一元東北大学教

授は「人類は80年で滅亡する」という本を2000年に出版している。大気中のCО2の濃

度が3パーセント以上になるだろうから、との分析であろう。この場合は地底都市を建設

する以外に人類は生き延びられないことになる。いずれにしても温暖化の影響から免れな

いか心配である。このようにブッダの小の三災と地球の現状は符号していて不気味である。

 それはともかくとして、来世紀になればリニア新幹線は人的運搬方法ばかりでなく物流

の面でも重要になるものと思われる。たとえば昼間は人的運搬手段として活躍し、夜間か

ら朝までは物流手段として使われるようになるのではなかろうか。すなわち飢餓対策とし

ての物流の重要な任務を負うことになるものと思われる。

 上記の理由すらも、静岡県内に「富士駿府駅」(仮称)を設置するべきではなかろうか。い

まからでも間に合うはずである。リニア新幹線は日本アルプスのど真ん中を走るので水害等

の心配のない重要な機関となるであろう。


地底都市構想では国連軍の創設が最優先!

2022-08-03 14:31:04 | 幸福の追求

 国連の核拡散防止条約(NPT)の再検討会議とはいえ、一つの実のある結論に達するのは不可能であろう。

それだけ核武装した国が拡散しているからである。さらに来年の「広島サミット」に続けても核戦争の抑止

策の合意に達するのは至難の技といえよう。むしろ核戦争の危険性が増大するのではないかと危惧している。

 これに対し地底都市構想においては、核戦争どころか一般的な戦争も起こらないようにという基本構想が

準備されている。それは鉄砲や弾薬から核兵器にいたるまで、軍需品をすべて管理する「国連軍」の創設事項

である。この地底都市世界憲法とでもいうべき基本法の一つに、世界中の軍需品は国連軍一つが完全管理して

戦争の勃発や戦争計画などを完全封鎖する権限を国連軍に付与し、戦争なき平和な世界を構築することである。

その国連軍には世界中の地底都市から数十人づつ参加してもらい完全無欠な体制とするべきであろう。

 また、世界中の国境をなくし、地勢状の仕分け程度の区分とすべきである。ノー・ボーダーラインの世界を

構築する必要性がある。また、女性も男性も同格とする男女平等主義の実現も必須であろう。端的に云えば、

女系家族制とすべきではなかろうか。いずれにしても、いかなる人間に対しても民族的な差別感や増悪感の禁

等の教育の徹底など、人間としての基本的な人権の最尊重の世界となることが目的となるであろう。

 現在の社会体制の見直し、貧富の差の禁止、独裁政治の禁止等、諸課題も山積している。来世紀には、それら

の研究成果が実現するのではないかと期待している。

 現在の世界体制のままでは、人類の絶滅の危険性を排除できないのではなかろうか。宇宙の法則、地球の法則、

人間存在の法則を、いつまでも無視し続ければ人類の未来はないと思わざるを得ない。


軍国主義の勝利、平和主義者は何か云え!

2022-07-29 15:54:23 | 幸福の追求

 ロシアのウクライナ侵攻も終わりに近いからであろうか、日本の保守派

(軍国主義者)の鼻息が荒いようである。朝7時からのあるラジォ局のディス

クジョッキーで、「最近平和主義者は何も云わない。ようやくわれわれ保守

派の主張が正しいことが皆分かってきたようである。平和主義者は何か云え

」というような内容の主張をした。まるでアメリカの同盟国だけが正しくて、

ロシアの侵攻は認められない、という主張は一理ある。今後も、中国の台湾

合併問題、北朝鮮の核武装の推進問題等は、より一層の緊迫感を世界全体が

受けることになるだろう。しかし、人類の戦争史は各国の狂気と狂気のぶつ

かり合いによって血なまぐさく書き続けられて今日にいたっている。そこに

人類の頭脳が何の進展もないのは自明の理であろう。

 今日の戦争は核戦争になる可能性がきわめて大きい。しかし、そこに勝者

は存在せず、両者ともに全滅するだけである。アメリカの同盟国だけが無傷

で勝利を得ることは不可能となっている。それを世界中の人々は知っている

のに、核戦争をしようとするのは狂気の沙汰といえよう。

 映画「猿の惑星」のラストシーンを思い出すべきである。宇宙旅行で不時着

した惑星か地球だったと分かるラストシーンを思い出すべきである。荒涼とし

た惑星が、じつは地球だったと知ることになるニューヨークにあった自由の女

神が半身地中に埋まっているのを見た、宇宙船の船長のチャールトン・ヘストン

の言葉である。

 「もどっていたのか。これが地球なのか。とうとうやりやがった。愚か者どもめ。

吹き飛ばしやがった。何て奴らだ。一人残らず地獄に堕ちるがいい。」

そこでは猿が人間狩りをしていた。 我々人類は、猿を喜ばせるようなこと(核戦争)

をしてはならない。本欄で何度も主張しているように、世界中が一致団結して「国連

 

軍」を創設する以外に人類が生き延びることは不可能である。すべての武器や弾薬な

どを国連軍が管理して戦争を排除する以外に方法はないのである。

 もしかしたら国連軍ができる前に、温暖化で人類が滅びる可能性も避けるべきではな

かろうか。


『地球人の再生への道!』 ー 本格化する小の三災 ー

2022-07-21 13:08:37 | 幸福の追求

『地球人の再生への道!』

ー 本格化する小の三災 ー

 野僧の処女作である『地球成仏』を出版したのは1998年のことである。その中で地球人が地球上から消え去る

地球人絶滅論を2500年も前にブッダは「長阿含経」(ぢょうあごんぎょう)という経典の中で説いている具体論を

紹介した。その反響は大きく、現在の地球環境とぴったり合致している内容だったからである。

 具体的には「小の三災」で人類は絶滅するという。病災と飢餓災で人類は絶滅すると説かれてる。病災(疾病災)

と飢餓災をそれぞれ3回ずつ繰り返し、生き残った人間同士が木くずや石などを手にして最後に原始的な殺し合いで

滅するという内容である。すなわち ①病災 ②飢餓災 ③病災 ④飢餓災 ⑤病災 ⑥飢餓災 ⑦刀災(戦争・

最後のし合い)で地球人は絶滅するという内容である。現在の文化・文明が崩壊した後で最後の戦争というよりも

殺し合いで人類は絶滅するとの意味であろう。

 現在は①の病災の時期であるが、約5年~6・7年間であろう。②から⑥まではそれぞれ各10年くらいになるのでは

ないかと思っている。一方、最終的な刀災は2090年から2100年頃になるのではなかろうか。

 しかし、野僧は人類は絶滅しないで、世界の総人口の約5%(約3億人)の地球人が生き残るのてはないかと推測して

いる。日本人も約500万人くらい生き残ることができると考えている。恐らく、絶好の地理的な好位置に住んでいる

人々だけが生き残ることができるのではなかろうか。

 飢餓災は、すでに地球の高温化、森林火災、砂嵐、バッタなどの害虫の大繁殖、海水の酸性化による魚類の減少、

プラスチック等の海中の公害化などが大きな問題となるであろう。

 また、宇宙への移住などは絶対的に不可能で、絵にかいた餅の類となるであろう。無駄な事は避けるべきである。

衣・食・住を賄うには、地球と同じような、川と海と月がなければならない。その地球に似た星に行くには、最短

でも片道100年以上かかる。移住など絶対的に不可能だと云わざるをえない。現在云われている宇宙移住とは、単な

宇宙観光旅行にすぎない。移住と観光とは、似て非なるものである。(この項、終わり。)

 

         ( 記 )

 今後、本欄で三災などに類する事項を特記したい。来年中には、三災と地球上での生き残り策を、本欄で模索

したいと考えています。野僧はすでに80才を超えており、本欄中で一冊の本となるように、来年末までに書き上

げたいと考えております。

 

 

 

 


マイクロチップとICカード(チップ)の危険性!

2022-01-07 13:33:19 | 幸福の追求

 体内に埋め込むマイクロチップとICチップを既に実施している国がある。今後世界中で行われることに

なる傾向にある。しかし、それは極めて危険なものとなるであろう。なぜなら両方ともに遠隔地からマイン

ド・コントロールできるからである。たとえば世界征服を企む団体等がある場合、武器を使わなくともボタ

ンひとつで遠隔地から命令できることになるからである。その人間を殺せ、あるいは拷問せよ、というよう

な命令を発すれば、その通りのことを実行するであろう。その命令に反抗することは不可能となるはずであ

る。しかしながら、そこらへんの危険性を指摘する世界のマスメディアは現在のところ一つもない。それが

何を意味しているのかも分からない段階である。もしかしたら、そのようなシステムの構築を全世界のマス

メディアも推進する一つの団体なのであろうか。

 ただし、マイクロチップとICチップを人体に埋設して、各種の病気の治療や予防に役立たせる効果も否

定できないであろう。世界征服派はこれを主張してくる可能性が高い。このことを忘れてはならない。温暖

化が激化しつつある現在、どさくさにまぎれて上記の埋設を実行する可能性を注視することを忘れてはなら

ない。

 全宇宙にはⅠ兆の地球人に似た宇宙人がいると2500年も前にブッダは説いている。われわれ地球人は

宇宙一の理想社会を築くことが最重要使命であると考える。


アメリカ の竜巻の教訓

2021-12-17 14:29:20 | 幸福の追求

 10日の夜から翌日にかけて発生した米の竜巻は、これまでも本覧で予想して

いた事例の一つで、温暖化による竜巻の巨大化そのものである。計34の竜巻が

6州で発生している。本覧の要旨は竜巻はこれまで約150mの幅で襲ってきた

が、将来はこの線状態から台風のような面状態に拡大されて人類を襲うようにな

るだろう、いうものだった。予想外に早く現実化したのには驚いている。季節外

れの高温化と北側からの寒気が衝突した結果だといわれている。12月の高温化

自体が異常気象であり、温暖化現象に間違いはない。

 もう一方の予測は、台風は将来、竜巻並みに強大化されるようになるだろとい

うものだった。恐らく近年中には現実化するのではなかろうか。マスコミ報道は

温暖化を認めたくないという立場からいろいろと温暖化否定に妄走しているが、

その違いをわれわれ国民は十分に斟酌して自分の命は自分で守る、という信念を

持たなければ自滅するであろう。マスコミは我々の生命を守ってくれるとは云っ

ていない。無責任な報道を是認するか、否定するかの判断力を各人の認識力を高

めなければならない。14日現在の死者は90人、行方不明者は多数という現実を

正視すべきではなかろうか。


COP26の後退決議は人類絶滅を加速する!

2021-11-26 13:44:56 | 幸福の追求

 11月13日、「脱石炭」から「段階的削減」と後退した決議でCOP26は終

わった。各国の経済事情などから後退したものといえよう。総論賛成、各論反対

であるが、その真意は一切の規制に反対ということであろう。分かりやすく云えば

経済的活動の弊害となる規制には反対ということである。

 しかしながら、この結果によって一つだけはっきり分かったことがある。2030

年までに地球の平均気温を1.5°以内にすることは不可能になったということである。

それができなければ、人類は地球をコントロールできなくなると多くの科学者はいっ

ている。なんと無責任な世界の政治家達なのであろうか。太陽光発電、風力発電とい

っても、完璧な対策とは言いがたい。温暖化の原因の一つである牛などのはくメタン

ガスのゲップはCO2の25倍といわれている。ちなみに世界中の4輪自動車は14億

3千万台であるが、世界中の牛の総頭数は14億7千万台である。低開発国が先進国化

したために食料牛の需要が増えたためである。さらに永久凍土が溶けることによってメ

タンガスも自然発生し増加する一方である。恐らく今世紀末には地球の平均気温は約8°前後に上昇するかも知れない。そうなれば、まさに人類の終末期になる可能性が強い。

 若い人達が鬼のように怒ったような顔になるのではなかろうか。それは現在の政治家

だけでなく、われわれ一般人も恨まれることをわすれてはならない。


COP26は成功するか?

2021-11-07 15:43:55 | 幸福の追求

COP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)

が10月30日、英グラスゴーで開幕した。2030年までに

平均気温を1.5度に抑えるという目標を射程に入れることに

完全に失敗していると国連のグテイレス事務総長は指摘してい

る。

 しかしこれは人類絶滅の危機を叫ぶ温暖化是認派の心配どお

りとなっている。コップ25でのIPCCは、平均気温が今世

紀末には4°以上になるとニューヨークや上海、東京などの海

面が8m以上上昇する可能性があると予測している。東京の日

比谷公園まで水没するという。この意味は、現在の海岸が8メ

ートル後退するという意味ではない。海抜8メートルの所まで

海岸が後退するという意味である。それにもかかわらず上記の

都市とうが水没の道を突っ走っていると国連は警告しているの

である。

 これに対し、日本や世界などの青年はノンキなものである。

年から年中お祭り騒ぎである。自分たちが存続の危機に向かっ

ていることに気づいていない。それとも故意に知らない振りを

しているのだろうか。私は来年には80才になる。われわれ老

人にとっては実のところ切迫感はまだ薄い。現在30才以上の

世界の政治家や官僚などで2100年を迎える人はほとんどい

ない、といっても過言ではないだろう。2100年には109

才になるからである。だからその場しのぎの適当なことをいう

のである。それらの人々にとっては眼前の現実主義にならざる

を得ない。というよりも、どう温暖化の脅威に対処すべき政策

を立てていいのか分からない、というのが本心ではなかろうか。

 現在でも、分かり易い温暖化対策として①太陽光発電、②風

力発電、③原子力発電などが挙げられている。しかし、太陽光

発電のパネルは台風などの時の風害に弱い欠点がある。パネル

が小石などの飛散物によつて破壊される可能性があり、どれだ

け正確に発電できるか疑問点の方が大きい。今後、毎年のよう

に強風になる可能性があり、太陽光発電は脆弱なもので終わる可

能性があり、期待できないままで終わる可能性が強いのではない

かと危惧される。風力発電も、発電機そのものが強風に弱いとい

う弱点がある。大分以前のことであるが、「鶏のかざみどり」を造

る名人の言葉を思い出す。その人の云うには、強力な風を真っ正面

から受け止めてかざみどりを造ろうとすると失敗すると云う。風を

受け流しながら耐えられるかざみどりを造らなければ失敗すると

云う。この場合、風速何十メートルまで耐えられるものにするの

であろうか。いずれにしても風速(秒速)が100メートル以上

になることを計算の内に入れておくべきであろう。

 さらに、太陽光、風力の両発電がだめだから原子力発電に頼る

というのも困るものといえよう。いまだに原発の廃棄物や安全性

問題が解決されていないからである。このように考えると、太陽

光発電も風力発電も完全な発電方法等が確立されているとは云え

ない。

 一方温暖化対策としてCO2問題も自動車などの化石燃料問題を

〇(ゼロ)にしたとしても、永久凍土が溶けただけでも温暖化の原

因の一つであるCO2の20倍のメタンガスが大気中に放出される

ので単純に安心できるものでもない。

 さらに、台風や竜巻が巨大化するのも確実な問題である。このよ

うに考えると温暖化を克服することは不可能に近いと云えよう。

 人類が安心できる見通しは現在のところ何一つないといえよう。


眞子さまのご結婚を祝そう!

2021-09-10 15:46:13 | 幸福の追求

 「眞子さま、来月に婚姻届」というタイトルが一面を飾った(北海道新

聞9月9日号)。眞子内親王と小室圭さんとのご結婚が終盤を迎えた報じ

らたのである。まことにお目出たいことである。しかしながら多くの日本

国民から素直な気持ちで喜んでもらえない一面があるようだ。詳しい内容

は週刊誌を読んでいないから分からない。週刊誌の新聞広告の目次を見た

だけであるが、圭さんのお母さんに関する金銭トラベルなどの評判の良く

ないタイトルが出て、一般国民もそれに引きずられた結果となっているの

が現実であろう。素直に喜べない、ということではなかろうか。

 この点に関して天皇陛下が国民からも喜ばれる結婚をしてほしい、旨の

ご苦言を眞子さまに伝えられたとも報じられた。それにもかかわらず眞子

さまの結婚願望を変えることはできず、来月婚姻届を提出する予定となっ

たようである。

 しかし圭さんとのご結婚を望まれる眞子さまが悪いとは云えないのでは

なかろうか。圭さんのお母さんと結婚するわけではないから、という眞子

さまの心境ではなかろうか。それも一理あるといえよう。

 ひるがえって考えてみれば、お母さんの悪評はお母さんの責任であり、

圭さんに責任があるとは云えないのではなかろうか。お母さんばかりでな

く、どんな人でも叩けば埃の一つや二つ出るものである。

 また秋篠宮さまご夫妻にとって、眞子さまの結婚の意思の堅さに「泣く子

と地頭には勝てぬ」の心境なのであろう。親は子の幸せを叶えてやりたいと

思うものである。眞子さまも必至の覚悟のようである。ここまで来れば、わ

れわれ国民も眞子さまはじめ関係者の願いを叶えておあげすべきではなかろ

うか。

ところで眞子さまの小学生時代の風聞をご紹介しよう。私は新潟市で31

年間住職をしたことがある。その時の風聞の一つに眞子さまのことが忘れら

れないで今に至っていることがある。「今から約20年前に新潟県の魚沼地方

に秋篠宮さまご一家が訪れたことがある。魚沼地方はお米の『こしひかり』が

日本では1番おいしいといわれた地である。その際、旅館の社長室か、魚沼地

方の農家かどうかはわからないが、一件の民家に立ち寄られた機会があったよ

うである。その時は客間か茶の間かは分からないが、眞子さまと佳子さまも一

緒だったという。お茶を飲みながら歓談したのであろう。話しも長きに至った

のであろうか、その家のご主人が眞子さまと佳子さまに、「どうぞお足をお楽に

して下さい」と奨めたという。お話しが長くなったか、何度奨めても絶体に足

をくずすことがなかったと云う。後示談として眞子さまと佳子さまのご立派な

仕草にその家の人々は感銘したという。帝王学の一つなのであろうか。

 また、私の住職していた寺の総代の一人から昭和天皇陛下に関する風聞も忘

れられない一つがある。軍隊時代に昭和天皇をすぐ近くで見たことがあるとい

う。どこかの演習の際のことだという。風聞の内容は別であるが、「式典などの

大衆の前では、決して体を動かしてはならないことになっていたようである。

少しでも体を動かすと、後ろに離れて座っている役人が長くて細い棒で、背中を

突くという。動かさないで下さい、という意味らしい」。この話しは軍隊内では

誰もが知っていたことだという。いずれにしても帝王学は厳しいらしい。この

話しを聞いて思い出すことがある。マッカーサー元帥と昭和天皇陛下が謁見し

たことがある。その際、元帥は「昭和天皇は世界一のジェントルマンだ」と云っ

たといまだに伝えられている。いずれにしても帝王学は想像以上の厳しさがある

ようである。

 話しがずれたが、眞子さまのご結婚に、われわれ国民は喜んで祝しておあげす

べきではなかろうか。

 あとは圭さんのお母さんの自己責任ではなかろうか。