リニア中央新幹線の建設工事が一部ストップしている。このリニアは、これからも
22世紀にかけても重要な人的往来の基幹であると同時に、物流の大動脈となるであ
ろう。
現在でも世界的に問題視されているものに世界的な温暖化問題がある。この解決策は
最難関で、最終的には大混乱に陥るのではないかと心配している。その理由として、
太陽光発電といっても、台風などの強風によって小石や砂利などが飛散して太陽光発
電パネルが破壊されて使えなく可能性が大きくなるのではないか、という大問題の解
決策は何ら示されていない。また風力発電のプロペラ式の発電塔の倒壊も心配されて
いる。現在でもその倒壊はたびたび起こっておりその解決策も何ら示されていないの
ではなかろうか。さらに温暖化よる台風の水害、風害等の強大化によって所かまわず
起こるであろう大被害は年々強大化の方向にある。今世紀末にはそれらの修繕費など
はどこからも一円すら出ない状況になるのではないかと心配されている。
一方、将来何らかの理由で物流が止まれば、飢餓の時代になる可能性が大きいとい
われている。そうなれば日本人の食卓は三食とも「いも」で、餓死者は約6000万人
くらい出るだろうと農水省は予測しているようである。日本の食料自給率は低いから
である。ちなみにブッダは人類が滅亡する時のプロセスを「長安含経」の中で説いて
いる。それは野僧の「地球成仏」の中で紹介したように「病災」→「飢餓」、「病災」
→「飢餓」、「病災」→「飢餓」と3回繰り返し最後に生き残った人間同士で7日間殺し
合いを続け人類は滅亡すると説かれている。その時は石や木の枝などで殺しあうという
原始的な戦争というより殺し合いであるという。すなわち文化、文明が崩壊した後に起
ると予想されている。これを「小の三災」という。さらに、(故)西沢潤一元東北大学教
授は「人類は80年で滅亡する」という本を2000年に出版している。大気中のCО2の濃
度が3パーセント以上になるだろうから、との分析であろう。この場合は地底都市を建設
する以外に人類は生き延びられないことになる。いずれにしても温暖化の影響から免れな
いか心配である。このようにブッダの小の三災と地球の現状は符号していて不気味である。
それはともかくとして、来世紀になればリニア新幹線は人的運搬方法ばかりでなく物流
の面でも重要になるものと思われる。たとえば昼間は人的運搬手段として活躍し、夜間か
ら朝までは物流手段として使われるようになるのではなかろうか。すなわち飢餓対策とし
ての物流の重要な任務を負うことになるものと思われる。
上記の理由すらも、静岡県内に「富士駿府駅」(仮称)を設置するべきではなかろうか。い
まからでも間に合うはずである。リニア新幹線は日本アルプスのど真ん中を走るので水害等
の心配のない重要な機関となるであろう。
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