バングラデシュで日本人星邦男(66)さんが射殺された。イスラム
教スンニ派の過激派組織イスラム国(IS)有志国連合が犯行声明を
出している。
「ISと敵対する(米軍などが主導する)十字軍(有志国)連合国の
一員である日本の国民を狙った」とした上で「十字軍に参加する国の
国民への作戦は、これからも続く」という内容である。(ツイート。
「イスラム国“親日国”バングラデシュで凶行の衝撃」)参照
ただし、この声明を出した組織を確認していないとも報じられてい
る。しかし、9月下旬に首都ダッカでイタリア人が射殺された事件で
も同じグループ名で声明が出されており、同一組織に間違いないであ
ろう。
安保法案可決の影響が早くも出た。野僧の予測通りの心配が現実と
なったのである。内閣や与党はどう責任をとるつもりなのであろうか。
星さんの本籍は岩手県で、農業関係のプロジェクトの関連でバング
ラデシュに8月に入国、ダッカから北西に約200km離れたランプル
近郊の友人宅に滞在していた。3日、自転車型のタクシーに乗ってい
るところをバイクに乗った複数の男が至近距離から発砲して射殺した
と報じられている。
今回のテロ事件の問題点を考えてみよう。
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バングラデシュは親日国である。今後、親日国でも油断は禁物であ
る。テロに襲われる可能性がある。
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イスラム圏の国での日系企業、観光、留学などの人々は、テロには
細心の注意が必要である。
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特に自衛隊がイスラム圏に行くときは、戦闘の他に、テロなどにも配
慮しなければならない。
これらを勘案すれば、今回の安保法は日本国民に無駄死にを強要するよ
うなものである。第一、同法は違憲であり、安保法を廃棄すべきである。
それによって無駄死にをなくするためである。野党はもっと真剣に考えて
行動してほしい。さもなくば、野党無用論が出るであろう。
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