岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

6月8日 新斎場予定地(富吉)をぐるりと歩いてみました & お好み焼き談義

2014-06-08 | おにき日記





 お好み焼きが大好きです。子どもの頃から馴染んでいるのは関西風。知り合いのお店をたずねて広島風で。
 そのお店を一人でがんばるママが大好きなんです。健康のことをいつも考えたモノがあって、昔から伝わる美味しいものをちょこっと常備菜的に用意しておられて。庭に、ドグダミやアシタバやアスナロやらも植えておられ自家製のお茶をいただきました。私の母親世代ですが、いつも肌がスベスベ(^^)。
 お店全体が家族みたいで、気の置けない会話が楽しかったり、役立ったり。
 お好み焼きは「へら」で食べるもの。広島風はこうして二つ折りして食べるもの。と言われ、「へら」に初チャレンジしてみたけれど、うまく食べることができずに散らかってしまう。鉄板のアツアツ感がいいのかな(^^)。

 今日は新斎場建設予定地の富吉をぐるりとゆっくり歩いてみました。環境調査をするポイントなどを知りたかったからです。安定型産業廃棄物最終処分場は認可すべきものではないと常々思っていますが、ここでも然りです。車ではだめですね。「足」をしっかり使いたいです。




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6月7日 「子ども虐待とDVのはざまで生きる子どもたち~現状と支援~」シンポジウム & ワーカーズ・コープ & 御津大野「ホタルまつり」

2014-06-07 | おにき日記





 「子ども虐待とDVのはざまで生きる子どもたち~現状と支援~」シンポジウム。〈DVサポートシステムをつなぐ会・岡山〉の総会記念企画です。私は恥ずかしながらほとんど初対面の方ばかりでしたが、実態をよくご存知で&専門的な視点からアプローチしていらっしゃるアツい最強トリオの面々でした。こういう皆さんが岡山にいらっしゃることを頼もしく嬉しく思いました。

 薬師寺真さん(倉敷児童相談所)の話を聞きながら、子ども虐待の背景にはDVが反映している場合が多いことを改めて認識しました。
 2010年に起きた大阪での子どもの餓死事件のあと虐待相談件数が急増しており、その内訳は、近隣・知人による通報と、警察からの通告(DV相談の同伴児通告)。警察が受理するDV相談に同伴の子どもがいた場合、原則的に「面前暴力」による心理的ダメージ、今後重大な被害が発生する危険性という観点から虐待通告がされているということです。
 子どもの目前でのDVは心理的虐待として法律に明記されていますから、どの児相でも件数があがってきます。でも、自分も母親と一緒にDVを受ける場合も含めてこうした「見えやすい」場合だけでなく、母が無力化されることで子どもが孤立したり、子どもが受ける暴力を母親が容認していたりというDVが「見えにくい」場合もある。図を使って関係構図を分かりやすく説明してくださいました。子どもへの支援を考えるとき、相談時には、こうした認識をもって背景をみていく必要がありますよと。

 財津財津さん(岡山県弁護士会)は元岡山県弁護士会・子どもの権利委員会委員長です。
 児童相談所から法律相談を受け、子どもの虐待に向き合っておられます。親権喪失の申立書作成にも関わり、子どものへ被害、傷の深さを中心に据えるが、子どもの傷は非常に深いと。DV加害者が絡む場合、(薬師寺さんの説明のように)虐待発生の根本ともいえるが表に出てこない場合があり、裁判所に理解しづらい難しさがあるということです。
 子ども虐待とDVは類似しており、同じものであるという視点が必要と指摘されました。どちらとも(支配する側の)勝手なルールがあり、それが守れないと約束を破る悪い人・子となり、叱責しても当たり前(DV)、子どものために叱るとなる。また、虐待が生まれる家庭には、影響力の強い「支配者」と抵抗を諦めた配偶者がいることがけっこうある。子どもの虐待、DV、少年事件。各支援者はそれぞれ別々のステージであるけど、子どもからすると、生まれてから今日まですべて一連の流れの出来事。支援者が分離していていいのでしょうかと。
 現状では、児童虐待があったとき、多くは親と子どもを引き離すことしかできていない。子どもは親が好き。いたる前に、弱い家庭をサポートするシステムがもっと充実していかないものか。

 高橋睦子さん(吉備国際大学・保健医療福祉学部教員)からは政策としての視点からの問題提起です。財津さんもですが、県児童相談所のスーパーバイズ・サポート・チーム委員をしていらっしゃいます。
 子ども虐待やDVがメジャーな政策課題からはずされてきた。少子化云々をいう前に、傷ついた子どもたちが社会にでていく、次の世代が健康な大人になれるのかどうかという根の深い重要な政策課題として本腰をいれなければなりませんよと。虐待やDV被害者への緊急対応(救済)をした後、どのように「生活再建」をしていくのか。子どもの教育をどうしていくのか。中長期にわたるこの点が政策から抜け落ちている。
 時間がかかるし、リソースが幾分かあっても、政策化されていない。本人たちが納得をしていない保護の仕方では、無力化の回復、力を取り戻していくことができない。例えば、児童相談所につながるにしても、ステップを10くらい持つくらい体系だてる必要がある。相談体制の整備とともにフォローアップ・検証、そして、行政・警察・裁判所・学校・医療などの専門機関の「つながり」とクロス・トレーニング(合同研修)が必要ですと。

 改めて気づかされること、驚くべき実情、「そうだそうだ、どうにかならないか」と思うこと、なるほどこう考えればよかったんだと整理されたこと。そもそも、親が一人でも安心して子どもを育てられる環境が必要、などなど、この他に、多くの問題提起がありました。また、行政職員の方から、実践の紹介のご発言もいただきました。

 さいごに、「受けとめること」と「つなぐこと」が上手くできていることが望ましい。「つなぐ」ことが関係機関に「ふる」ことにならないようにとの話も出されました。正直、多くの場面で感じることで、どのような体制作りをしたらいいのでしょう。「合同研修」のなかで導きだしていく必要がありますが、今日の参加者は、具体的に任務として担う参加者が多かったので、今後に向けてのよい機会になったと思います。
 3人のパネリストの皆さま、ありがとうございました。







 午前中は、岡山市の生活困窮者への学習支援を昨年度から委託している「ワーカーズ・コープ」に。昨年度からほぼ同内容の事業を倉敷市からも行なっておられます。また、この春から、岡山県からの「おかやま若者サポートステーション」の委託も受けていらっしゃいます。
 活動は全国展開のため、多くの事例と知恵をもっていらっしゃいます。この岡山という地域においてはどういうあり方が有効なのでしょう。お話を聞きながら、子どもたちが抱えている課題がみえてきます。また、2月に視察にいった埼玉県アスポート事業が大きな成果をあげておられましたが、ワーカーズコープはこの就労支援の部門を行なっておられます。
 話に熱が入りすぎて、慌てて、DVつなぐ会総会へ。RACDAまつりに行き損ねました(^^;)。

 DVシンポジウム後は、御津大野の「ホタルまつり」へ。大野のホタルは、毎年楽しみにしています。
 たくさんの方が参加していらっしゃいました。ホタルは年齢を問わず楽しめるのがいいですね。
 会場で、若い頃からお世話になり、励ましてくださってきたKさんにも思いがけずお会いしました。嬉しくて、嬉しくて。ユーモアいっぱいの方です。
 しみじみとホタルを楽しみ…。やっぱりホタルはいいなぁ。地元の皆さま、ありがとうございます。 

 


 
 

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6月6日 山の牛乳を使っているお店 & 6月議会にむけてなどなど

2014-06-06 | おにき日記





 〈山の牛乳〉を使っているレストラン「Pizzeria e Focacceria H-Felice」が、4月に私の事務所近くにオープンしました。オープンから2ヶ月経ってようやくランチに。写真はデザートです。ニンジンのポタージュスープにも〈山の牛乳〉が入っていたかな。ちょっとスペシャルなことがあったときにと。こんどはピザを食べてみたいです。
 〈山の牛乳〉を使っているお店が、“「家」+カフェ”に加えて増えて嬉しいです。こちらも事務所からそう遠くはありません。〈山の牛乳〉の生産者は奈義町の内藤さん。牛が食べる草も栽培し、ミルクは低温殺菌(^^)。内藤さんには、学生時代からお世話になっているので、思い入れ一入です(^^)。

 今日は、事務所で議案書と補正予算の検討と市役所でのヒアリングです。検討会では、6月議会に、調整区域の開発規制強化のために出されている条例改正案は本当に開発規制をするものなのかと。調査してみないといけません。
 夜には、9月に予定されている「科学者とベコ屋がエネルギーといのちを語る」講演会企画の実行委員会に。科学者は小出裕章さん、ベコ屋は「希望の牧場~ふくしま~」の吉沢正巳さん。多くの方に聞いていただきたいお話です。


 


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6月5日 環境消防水道委員会がありました & 『ある精肉店のはなし』試写会

2014-06-05 | 議会




 
 今日は環境消防水道委員会がありました。6月議会前ですべての委員会が行なわれました。
 委員会のなかで嬉しかったことは、市有施設の「屋根貸し」による太陽光発電設置事業への公募が具体的に始まるということです。岡山ふれあいセンターなど9施設からのスタートです。学校や公民館、公営住宅など、今後、さらに増やしてほしいものです。
 また廃棄する水道メーターについて、今までは分解分別せずに入札・売却していたが、分解分別作業を障害者就労施設支援事業所に委託して、分解分別したものを売却することにするそうです。障害者優先調達推進法に基づいて、水道局で何かできることをと、障がい者の仕事作りをされました(^^)。

   *        *        *

 写真について。
 映画『ある精肉店のはなし』の試写会がありました。『祝の島』纐纈あや監督の作品です。
 牛を育て、屠畜し、さばいて、売って、7代目。皮は太鼓に、まさに丸ごと。受け継がれてきた、技と尊厳。こんな家族がいたことにびっくり。屠畜の場面をすべてみることは初めてでしたが、被差別の歴史のなかで生命が輝いています。家族みんなの表情がいいのです。家族のつながりが温かい。7代目の方が曰く「解放運動は“生き方”を変えるもの」だと。
 9月15日(月)天神山文化プラザで映画上映と纐纈あや監督のトークを行ないます。たくさんの人に観ていただきたいです。
 横のお花。夫がブルームーンを持ってきてくれました。彼が育てているお花です(^^)。



 もう一つ嬉しかったこと。試写会にきた友人(猟師友達)から、手作り“アンジェリカ”(写真)と甘酒のプレゼント。アンジェリカという名前を実ははじめて知ったのですが、フキを甘露煮にした砂糖菓子って感じでしょうか。パリッとしあがり、フキのほろ苦さがアクセントです。甘酒もおいしくて、ほろっとしました。





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6月4日 岡山民間学童保育ネット、岡山市担当者との懇談会 & 6月補正予算(マイナンバー制度にかかわるシステム改修費)

2014-06-04 | おにき日記





  ESDのポロシャツです。今日、できあがってきました。胸元ポケットにはミコロ・ハコロがプリントされています。6月議会の初日の議場では、みんな(岡山市職員、議員)で着ることになったということ。真っ白な議場になります。私的には、いろんな色があったら楽しいかな(^^)。

 岡山市民間学童保育ネットの皆さんと岡山市担当者との懇談会がありました。
 岡山市からの助成金なしで、自力で運営されている学童保育団体のネットワークです。活動は活発で、保護者の就労支援や子どもの育ち&居場所作りをニーズに合わせてきめ細やかにおこなっておられます。学区の学童保育では保護者の就労実態に合わない場合もあり、朝早くから夜遅くまで、頭がさがる思いです。
 ネットの皆さんは実情や困っていることを説明。岡山市担当者からも多くの質問が出されました。国の方針をにらみながら、いい支援の枠組みができればいいなと思います。

 実は私の子どもの頃のわが家では、母親が2歳児までの赤ちゃんを預かる仕事をしていました。夜に、どうしても勤務が入ったと頼まれ、一晩中、一緒に過ごす場合がありました。保育園に入っても迎えにいってその後をみたり、小学生になってからも、学校が終わってからくる子どもも(^^)。
 私も学校から帰ったら、ミルクをあげたり、おむつを替えたり、干したりetc。きょうだいの様にゴロゴロと大人数で過ごしていました。もう随分前のこと。今から思うと懐かしいけど、母親の気遣いと体力保持は大変だったろうと思います。子どもたちはみんな私の母親が大好きでした。

 今日は議運があり、6月議会補正予算が明らかになりました。補正予算の主なものはマイナンバー制度にかかわるシステム改修設計費です。約1億円の計上で、これからも予定されています。どの範囲までつなぐのか、個人情報保護の観点から大丈夫なのか。などなど、多くの懸念事項がありますので、質問を重ねていかねばなりません。




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