岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

3月27日 犯罪被害者の声(VSCO公開講座)

2010-03-27 | おにき日記





 皆さん、お久しぶりです。
 実は、フィリピン・ネグロス島に21~26日と5泊で出かけ、農業研修所開所式に参加をしてきました。
 議会が最後の最後までいっぱいの日程であったため、最低限の準備を慌ただしくして出かけ、ブログでのお知らせもできませんでした。ネグロス・キャンペーンが1986年に始まってから、7回目、6年ぶりのネグロス島。また、時間的にさかのぼってブログを埋めていきますので、よろしければ、お読みくださいね。
 この絵は、ラリーさんというワークショップ・ファシリテーターの方が描かれたもの。日本ーフィリピン青少年交流、女性ワークショップなどで大活躍しておられます。元気がでてきそうな絵で、購入しました。


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 今日は、VSCO(被害者サポートセンターおかやま)の公開講座に参加。娘さんを強盗目的で殺害された徳永和枝さんと性犯罪被害者の方のお話を聞きました。
 徳永さんは、2月に高等裁判所での判決を終えて(加害者側が上告中)の想いを、①自助グループの必要性、②被害者への経済的支援、③報道被害と、ご自身の経験を通して、とても整理をしてお話をしてくださいました。彼女は現在、救急現場の看護士として働いておられ、救急現場にはいろんな方が運ばれてくるので、被害者の方に寄り添う活動をしていきたいと結ばれました。
 また、2年前に職場の男性に性暴力被害を受けたTさんは、パーテーション越しにお話をしてくださいました。まさに「魂の殺人」。そして、社会の冷たさと無理解がさらに拍車をかけます。Tさんは、裁判員裁判で性犯罪被害に光が当たった。社会はその実態を知り、いかに重い罪かをしるべきであると訴えられました。
 お二人とも、犯罪被害に遭いつつも、辛い時間を経る中で、だからこそ社会を変えたいと声を出す、身を処す。その声と姿に学びと感銘を受けます。岡山市での犯罪被害者支援の条例を早く実現させたいです。





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