岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

3月12日 岡山市・パブリックコメント手続実施要項が、4月からスタートです。

2010-03-12 | 議会





 今日の岡山日日新聞の一面記事、見出しは、「岡山市・パブリックコメント~10年越しで制度化」です。
 2月議会をひかえての常任委員会で、セクハラ等防止・対策委員会設置要綱改正と合わせて嬉しかったのが、「パブリックコメント手続実施要綱」の制定で、4月からスタートします。
 パブコメが岡山市で初めて実施されたのが2000年7月。その9月議会で横田さんが募集期間が短いなどの問題点を指摘。以後の議会質問のなかで、実績を積み重ねながら、制度的な整備を進めていくということでした。
 正直なところ、こうした動きを意識していたわけではなかったのですが、私自身も市政への市民参加のしくみを作っていきたいというのは横田さんと同じ想い。2007年秋に、この1年間で行われたパプコメについて、各担当からヒアリングをしました。担当によって方法はまちまちでしたが、最も気になったのは、パブコメでいただいた市民からの意見に対する応答で、丁寧にしているところがあれば、唖然とするところも。そこで、2007年の11月議会で質問をし、岡山市は制度化していくことを表明しました。
 以後、私自身も先進地視察を行うなど学びを重ね、関係職員と話をしながら、前進するよう見守ってきました。そして、2010年4月から制度化されるわけで、記事にあるように本当に10年ですね。
 記事には、横田さんと私の名前が乗っていて、横田さんも含め事務所スタッフで記事を読みながら、「選挙公報もそうだったけど、10年かかるのね」とニコニコ。
 3月8日のブログに書きましたが、私の議会質問の「岡山市道つくり計画」のなかで、担当局長は「アンケートとパブリックコメントは同等の成果」との発言。岡山市の政策に立案段階から市民の意見を反映していく手法がパブコメですから、認識違いも甚だしいのですが、こうした状況のなかで4月からスタートです。統括するのは安全・安心ネットワーク。仕組みに慣れるだけでなく、意識改革の面でも、しばらく大変だろうなと思いますが、楽しみです。
 本来は、市民が市政に参画する権利行使だと私は思いますので、単なる行政内の手続きではなく、条例で位置づけるべきであったと思いますが、今後へと。「市民の意見を聴きました」というのではなく、積極的に市民参加をうながしていただきたいと思います。







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