岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

7月26日 性教育指導セミナー全国大会

2009-07-26 | いのち・人権

 日本産婦人科医会による「性教育指導セミナー全国大会」がありました。性教育は、人権教育・健康教育のベースで重要なものだと思っています。今回、産婦人科医が中心となって、このようなセミナーが長年にわたってもたれていることを知り、勇気づけられました。とはいえ、今日は朝からスケジュールが目白押しで、残念ながら一部しか参加できませんでした。

 お弁当をいただきながらのランチョンセミナーは、「経口避妊薬の今後-承認後10年を迎えてー」ということで、種部恭子さん(女性クリニック We! TOYAMA 院長)のお話。へぇ~と思ったのが、一昔前(私たちのおばあちゃん世代)までは、子どもを産む回数が多くて、生涯月経回数は約50回くらいだった。けれども、晩婚化し、子どもを産む人数が少なくなっている現代女性の生涯月経回数は約450回。調査された民族の名前は忘れましたが、今でも地球上には、以前の日本のような地域があるわけです。この多くなった月経は、卵巣や子宮に負担を与える場合もあるということ。
 中学生になったら、婦人科のかかりつけ医をもち、定期的な処方をするなかで、不安があればいつでも相談できる、こういうポジティブ・アクションがこれからの課題だとのこと。そうだなと思います。

 メインテーマが、『性教育:いつまでに? どこまで?』でしたが、就学前から、家庭、学校、婦人科医など、いろんな立場からの性教育、そして女性の健康を育んでいく手だてが必要ですね。



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7月25日 地球市民フェスタは活気でいっぱい

2009-07-25 | おにき日記



 今年のフェスタは、実行委員会形式。奉還町商店街のお祭りとあわせて行われ、実行委員会に集うNGO団体や個人の力の総結集により行われました。大雨でのスタートとなりましたが、アイディア満載で、活気がいっぱい。100人以上の高校生のボランティアに支えられていました

 写真は、オープニングセレモニー。ステージに集った、20カ国以上の岡山在住外国人たち。民族衣装を着ている外国人も多く、見栄えのするセレモニー。圧巻は、午後からの奉還町パレードです。外国人たちは本当に楽しそうに歩き、周りでみている人たちもワクワクするヒット企画でした

 今回、私の友人のフィリピン人たちが、パレードに、舞台に、展示に、屋台にと、猛ハッスル。彼女、彼らたちが楽しみにながら、フィリピン理解が進めば、言うことはありません。私はといえば、彼らが動きやすいようにと……
 
 今から20年近く前、日本の国際交流は3Fであると海外からの批判があると聞きました。3Fとは、食べ物(food)、服(fashion)、祭り(festival)。でも、すべてが文化そのもの。一緒に楽しみ、理解しあったらいいのだと思います。
 そして、今回のフェスタは3Fばかりではありません。例えば、フェアトレードという言葉が高校生たちの間で飛び交っていて、嬉しかったです。ともにとりくむなかで、信頼関係が築かれます。ネグロス・キャンーペーンは、フィリピンの暮らしの様子を展示しました。皆さま、ご苦労さまでした。


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7月24日 明日の市民事業仕分にむけて

2009-07-24 | おにき日記
 
 明日は、岡山市の市民事業仕分の日です。今回仕分けにかかっているのは、「岡山市デジタルミュージアムの抜本的経営改革について」と「発達障害児・者への支援のあり方」。私たちの事務所スタッフの桃木まさきくんが、公募市民として市民評価者となっているので、事務所スタッフで勉強会をしました。従来は事務事業の合理化が中心でしたが、今回は、都市ビジョン実現に向けてビルドの側面を強くしたということです

 デジタル・ミュージアムは2009年度予算数値では1億7300万円の赤字で、縮減努力はもう限界とか。借金が51億円もあるので、つぶすことも、博物館という目的以外にも使えません。より有意義に市民の皆さんに使ってもらうための工夫は?ということです。いい場所にありますし、私は学校教育のなかでより活かされるようにと思うのですが。

 発達障害児が急増するなかで、今は現場がぐっと踏ん張っている状況ですが、発達障害について理解が進んでいるとはいえません。ライフステージに応じた切れ目のない支援体制づくりなどは必要だと思いますが、「困り感」が優先して、人権教育というか、個性を認め合ってともに育ちあう視点が不十分であるのではないかと私は思っています。

 どちらにしても、岡山市としての方策を協議中なわけですが、そんななかで市民の意見を聴くのは前向きなことだと思います。市民事業仕分けは、7月25日(土)午前9時30分から、ほっとプラザ大供であります。傍聴をどうぞ。

   *        *        *

 さて、岡山県政運営指針である「新おかやま夢づくりプラン・改訂版」の勉強会を、県の担当者をまじえて、7月28日(火)に私たちの事務所で行います。今、県はパブリックコメントを求めているところです。どうぞ、ご参加ください


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7月23日 〈花丸〉企画となりました。第2回アフリカ(ウガンダ)エイズ勉強会 

2009-07-23 | いのち・人権



 11月にウガンダから子どもたちを招いてコンサートを行うにあたって、第2回アフリカ(ウガンダ)・エイズ勉強会を行いました。ウガンダ出身で、子どもたちに学校で英語を教えているALTのヘンリーさんと、長年、医療というアプローチで国際協力活動に携わってきた山本秀樹さん(岡山大学大学院環境学研究科)が講師です。参加してくださった知人が、〈花丸〉でしたとメールを
 
 私はウガンダの方と会ったのは初めてだったので、子どものように、それだけでワクワクします。赤道直下にあるけど、高度が高いため、日本ほど暑くないようです。ヘンリーさんの「ウガンダの子どもたち」で印象深かったのは、人口の50%を占める子どもたち(0~14歳)が、おもちゃはないけど、おもちゃを作りつつ、くたくたになるまで遊んでいる。でも、日本の子どもたちは(自分の子どもも含めて)、たくさんのおもちゃに囲まれてても退屈していると。ネグロスでもしかりで、ウガンダに限った話ではないでしょうが、時々、こういう話は聞かないと…。山本さんによると、アフリカ出身のALTは珍しいとのこと。ヘンリーさんに出会えた子どもたちはラッキーですね

 山本さんのお話は、「アフリカにおけるエイズの現状と課題~持続可能な社会への挑戦~」。東南・南アジアと比べてアフリカの改善が進んでいないなかで、ウガンダはアフリカで最初にエイズ対策が成功した国だそうです。キーポイントは平和と初等教育。読み書きのできない若者世代の女性は、同世代の男性の1.7倍。山本さんは、今、ザンビアでのESD活動と連携をしておられ、エイズ対策への大きな足がかりになりますね。ザンビアでの滞在経験と長年の実践に裏打ちされたお話は、懐深い上に分かりやすいというか、多くの人にもっと聞いてほしい。
 ちなみに、日本は数値は高くないものの、エイズ感染者の伸び率が先進国のなかは大きいそうです。原因は教育にあるようです
  


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7月22日 日食を観られましたか?/「虹とみどり」・全国政策研究会があります

2009-07-22 | みどり



 今日はなんといっても“日食”。雲空を見上げながら、お隣のご夫妻と一緒に、日食の様子を観ることができました。1995年にインドを訪れたとき、たまたま皆既日食にあたりました。風がそよそよとふきだして、スーと薄暗くなっていくなか、見上げた太陽は忘れることができません。体感したことは、そのまま体に蘇ってきますね。私は学生時代に化学の勉強を選んだのですが、地球や生命の原点を学ぶようで「地学=地球科学」が好きでした
   *        *        *
 「おにきのぞみ虹色通信No.9」ができました。6月議会報告です。読みやすいものをと思うのに、いつも字が多くなってしまいます。今、事務所では「横田えつこ県政レポート」と合わせて発送作業中です。虹色通信の購読希望の方は、事務所(086-242-5244)まで。
 今日は、8月22日~23日に市内で行う「自治体議員政策情報センター「虹とみどり」・全国政策研究会」の打合せを行いました。全国のいわゆる市民派議員が集まってきての研究会。時宜にあったテーマが設定され、毎回とても勉強になります。が、今回は岡山市での開催ですので、しっかり学び、交流ができるように準備する側でもあります。テーマは「世界経済危機の中で自治体は何をするのか」。もちろん、議員でなくても参加ができますというか、大歓迎です

■と き 8月22日(土)13:30~23日(日)11:30
■ところ 岡山市勤労者福祉センター
      岡山市春日町5-6 086-233-8311

〈シンポジウム〉
  「世界経済危機の中で自治体は何をするのか」
   現・前市長による報告と討論
    福嶋浩彦・前千葉県我孫子市長
    上原公子・前東京都国立市長
    松本武洋・埼玉県和光市長
    山下真・奈良県生駒市長
〈分科会1〉
 ・恊働、公共、官民格差
 ・「仕事とプライベートの両立」という生き方
 ・グリーン・ニューディール政策とは
〈交流会〉
〈分科会2〉
 ・いま、瀬戸内海で起きていること
 ・自治体でできる平和への取り組み
 ・新型インフルエンザと危機管理

*参加費など詳細のお問い合わせや申し込みは、「虹とみどり」(086-244-7723)まで









 

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