今年のフェスタは、実行委員会形式。奉還町商店街のお祭りとあわせて行われ、実行委員会に集うNGO団体や個人の力の総結集により行われました。大雨でのスタートとなりましたが、アイディア満載で、活気がいっぱい。100人以上の高校生のボランティアに支えられていました。
写真は、オープニングセレモニー。ステージに集った、20カ国以上の岡山在住外国人たち。民族衣装を着ている外国人も多く、見栄えのするセレモニー。圧巻は、午後からの奉還町パレードです。外国人たちは本当に楽しそうに歩き、周りでみている人たちもワクワクするヒット企画でした。
今回、私の友人のフィリピン人たちが、パレードに、舞台に、展示に、屋台にと、猛ハッスル。彼女、彼らたちが楽しみにながら、フィリピン理解が進めば、言うことはありません。私はといえば、彼らが動きやすいようにと……。
今から20年近く前、日本の国際交流は3Fであると海外からの批判があると聞きました。3Fとは、食べ物(food)、服(fashion)、祭り(festival)。でも、すべてが文化そのもの。一緒に楽しみ、理解しあったらいいのだと思います。
そして、今回のフェスタは3Fばかりではありません。例えば、フェアトレードという言葉が高校生たちの間で飛び交っていて、嬉しかったです。ともにとりくむなかで、信頼関係が築かれます。ネグロス・キャンーペーンは、フィリピンの暮らしの様子を展示しました。皆さま、ご苦労さまでした。