臨時8月議会と保健福祉委員会がありました。
8月議会には、家庭ゴミ有料化条例は議案としてあがらず、8月18日（月）に開催予定の環境消防水道委員会で審議されます。委員会としての判断が問われる可能性があります。
臨時議会としては、法改正に伴う条例整備の改正、岡山駅西口広場デッキ等整備工事（下部工）約5億1300万円・岡山中央中学校体育館約4億1600万円などの契約案件、教育委員の任命同意、専決処分の承認などです。8月31日で任期満了の山根文男教育長の後は、山脇健さんです。
保健福祉委員会では、病院局。元岡山市病院事業管理者への2002年度の成功報酬（約7400万円余。管理者受取保留）についての報酬支払差止請求事件で、最高裁が上告を不受理とし、岡山市の敗訴が確定したことの報告がありました。合わせて2001年度の成功報酬（約8300万円。支払済）の返還についても確定です。
高裁では、「報酬は地方自治法に反し違法」として全額返還と支払予定分の差し止めなどを命じた一審判決を支持し、市側の控訴を棄却。市側が上告していたものです。額の大きさ（にはびっくりしましたが）云々ではなく、そもそも法定外の手当であり、支出そのものが違法であるとのことです。
委員会の後、会派としてもう一度詳しい内容を病院局から聞きました。先輩議員の皆さんは、成功報酬を規定した条例の修正案を2度にわたって提出し、賛成少数で否決された経緯があります。市議会判断をオンブズマンの提訴によって司法の場から正したことになります。最高裁の判断に即して、粛々と進めていかねばなりません。7400万円については、今年度中に会計処理するとのことです。
