岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

12月27日 女性議員と岡山市・防災管理課との勉強会 & 福島県議会「原発事故の収束発言撤回を求める」意見書可決「

2011-12-27 | おにき日記


 今日、福島県議会が、野田総理大臣が東京電力福島第一原発事故について「事故そのものは収束した」と発言したことに対し、「福島県の実態を理解しているとは言い難い」として、発言の撤回を求める意見書を全会一致で可決したとのことです。
 意見書では、原子炉の燃料が溶け落ちて状態が確認できないことや、冷却装置は仮のシステムで、安定したシステムとは言えないことなどを指摘し、「避難者の不安や不信をかきたてる事態となっている」としています。
 福島県知事も直後に不快感を示していました。政府の発表への信憑性がなくなってきているなかで、怒りまで感じます。日本全体で、この意見書を真摯に受けとめていきたいですね。

 また、共同通信社のアンケートによると、東日本大震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島3県の太平洋沿岸の33市町村で、4~10月に精神疾患などによって休暇を取った職員は、前年同期より70%も増えているそうです。長期療養などで1カ月以上も職場を離れる深刻な職員も7カ月で前年度の1年間にほぼ並んだとのこと。被災住民にはもちろん、住民の健康に目配りが求められる行政側にも、メンタルケアが必要です。

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 今年は、3.11を受け、また岡山市では台風12号等の被害で、地域防災計画の改訂作業中です。今日は、女性議員で、岡山市の防災管理課との勉強会を行いました。女性支援の観点をしっかりと盛り込んでほしいという想いからです。男女共同参画、とりわけ決定権がある場への参画が遅れている日本のなかで、避難所運営など様々なマニュアルに、具体的に女性支援の視点を盛り込む、書き込むことが必要です。また、ある議員から、避難所には男性と女性のリーダーを一人ずつという名案も出されています。今後も引き続き、意見交換をしていきます。
 この岡山市議会の会派を超えた女性議員ネットワーク。他議会の皆さんから驚かれ、いいねとよく言われます。先輩議員が育んできてくださった素晴らしいネットワークに感謝です。
 忘年会続きでしたが、明朝、健康診断を受けるため、今晩からは絶飲食。とくにどこが悪いというわけではありません。保健福祉委員ですので、健康診断率をさげないため、かけこみで診断を受けています(^^)。




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