岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

12月7日 個人質問日でした。皆さんに感謝します

2011-12-07 | 議会


 


 ふと気付くと、庭の南天に赤い実が…。もういよいよ冬ですね。
 今日は、私の個人質問日でした。たくさんの反省があります。でも、いつも多くの方に支えられていることに感謝しています。皆さん、ありがとうございます。質問にとりあげたことを、少しず書いていきますね。

1.東日本大震災にかかわって
 
 11月8日に、震災で避難してこられた方と行政との意見交換会をもちました。小さなお子さんと一緒に避難をしてこられたお母さん達がほとんどでしたが、その時にみなさんから出されたご意見のなかから質問をしました。

 主なお答えは次の通りです。

・避難者には自主避難の方が多いのですが、自主避難の方の支援はバス会社が行なっているバス無料券しかありません。一方で、岡山市には独自施策が基本的になく、独自施策だったら、自主避難の方への支援ができます。現在、各局局において再検討を行なっているところで、自主避難の人にも検討していきたいと。

・ゴミ有料指定袋の配布を行ない、今月の中頃に、1世帯あたりおよそ6ヶ月分が届くそうです。もし20日頃までに届かないようなら、市役所なり、私に連絡をください。あわせて、東部リサイクルプラザのリユース家具を希望者に譲り渡すご提案をしたのですが、情報提供にとどめるようです。視察に行った福岡市はされていたのですけどね。

・あと、知らなかったことに、教育委員会では自主避難の方も含めて、個別に避難状況を聞きながら、次のような対応をしておられます。義務教育ですからね。
 幼稚園は授業料の全額免除(市としては被災・罹災照明のある方)、新入学学用品費として、小学生一人につき19900円、中学生一人につき22900円の支給です。経済的に困難をかかえている場合は、就学援助でも対応していらっしゃいます。

・また、市営住宅の使用期限が最長で1年だったのですが、この期間の延長は前向きに検討してくださるそうです。でも、多くの方が実際に利用しておられる民間住宅家賃補助については、市営住宅に空きがあるということで、対応していただけませんでした。

・住居とならんで大切なのが仕事。経済的な面で、夫の方が被災地に残って仕事をせざるをえないのが実情です。だから母子家庭状態となります。岡山市としては、臨時職員採用試験、任期付短時間勤務職員採用試験などもふくめ、受験をしていただけるよう、届けることを検討していきたいと。県・倉敷市は、緊急雇用の予算をつかって、避難してこられた方を対象に臨時職員を置いたわけですが、工夫をしながら、対応をしていただきたいです。

 行政にはこういうシステムはないので…、というのではなく、避難者の立場にたっての支援が求められます。県が10月にアンケートをしておられ、その結果をみながら、市も12月中に行なわれるそうです。


 
 

コメント
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