岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

8月19日 〈ホーム〉創りをめざして/NPO法人北九州ホームレス支援機構を視察

2009-08-19 | いのち・人権

     

 ホームレスの皆さんと人生をともにする歩みを重ねる「NPO法人北九州ホームレス機構」の〈自立生活援助ホーム/抱樸館下関〉(下関)と〈ホームレス自立支援センター北九州〉(小倉)に視察にいきました

 写真は、〈抱樸館下関〉館長の秋本充さんと。〈抱樸館下関〉は、2007年4月にスタートした、傷つき、疲れた人々が今一度抱かれる場所=〈ホーム〉です。現在、暮らしておられる方は23名で満室。社会復帰にむけて、また、見守りが必要な人には「終の住処(すみか)」として、運営されています。高齢者・障害者など就労困難者への支援体制が追いつかないなかで開設にふみきったとのこと。相談窓口としても地域に開かれています。高齢者の方が多く、今年の春に1名が亡くなられ、NPO葬を行われたそうです。
 温かく迎えてくださり、皆さんと一緒に、美味しいお昼ご飯(炊き込みご飯etc)。グリーンコープの食材が入り、食事は暮らしの要・楽しみというこだわりがあります。秋本さんは、運営方法の具体、腐心されているところなどを、しっかり伝えてくださいました。感謝

 そして、小倉にある〈ホームレス自立支援センター北九州〉に。こちらは北九州市からの委託で運営されています。就労自立に向けて、技能訓練もふくめてトータルに支援をするところです。利用期間は6ヶ月以内、定員は50名。退所後のアフターサポート体制もとられています
 ここは元保健所。まちにホームレスの姿がなくなる、トータルなサポートを通して一年以上の自立継続率(ホームレスに戻らない)が全国で断トツの92%を越えるなど、活動実績をあげながら、地域での協力の輪を育んでいます

 意気込みとともに、いろんな知恵をいただき、ありがたかったです
 視察の資料は整理して事務所に置いています。読んでみたいなと思われる方は、あらかじめ事務所までご連絡ください(086-242-5244)



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