2学期に、ある小学校の総合学習の時間に異文化理解・交流を行いたいとネグロス・キャンペーンに依頼があり、友人のフィリピン人と一緒に担当の先生と打合せをしました。
友人にはフィリピンの文化や子ども達の暮らし、そして、バンブーダンス、シーパ(遊び)、歌を紹介してもらい、私たちネグロス・キャンペーンは日本とフィリピンの交流についてお話します。フィリピンは多民族・多文化、そして人々の暮らしの様子も様々です。私たちはどちらかというと厳しい生活のなかで当たり前の暮らしと願いを守るために懸命に努力をする人たちと交流・支援活動をしてきましたから、そんな人たちの暮らしの営みや息吹が伝わるようにとお話に工夫をします。
写真は、私たちが〈ネグロス・ボックス〉と呼んでいるものの一部で、私たちが訪れる村の生活にある道具です(一口にネグロスの人たちと言っても暮らしの様子は様々。このような道具を使わない人たちもたくさんいます)。この道具を手に、どんなときに、どんな使い方をするのだろうか、なぜこんな工夫があるのだろうかと、子ども達と話を膨らましていきます。ちなみに、真ん中のココナツを割ったものの用途。フィリピン人はすぐ分かりますが、日本人で当たったことはありません。
他に、フィリピンのことを伝えるグッズ、バナナを通してフィリピン文化や日本との関わりを考えるグッズもあります。
フィリピンのことを話しだすと、楽しくて、時間が足りない私。国際理解・交流の観点からの平和行政や教育について、議会活動のなかに取り入れていきたいと思ってはいますが、……思案中です。