岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

豊橋市役所玄関にあるオレンジキャンペーン(児童虐待防止)・ツリー

2008-11-12 | おにき日記



 子育て支援施策の視察で、仙台市と豊橋市を訪問しました。例えば、文部科学省(放課後子ども教室、6年生まで)と厚生労働省(放課後児童クラブ、基本的に3年生まで)が連携してすすめる「放課後子どもプラン」。
 仙台市では、各小学校ごとに児童館設置をめざし、現在123学区に98館。児童館では、児童クラブ(学童保育)にプラスして、18歳以下の子どもの自由来館(子ども教室)や、なかには乳幼児連れで一日中過ごすことができるスペースがある場合もあります。学童保育も含めて保護者負担はありません。合計特殊出生率が全国平均を大きく下回るなかで、仙台市は財政を投入して、積極的に多彩な子育て支援に取り組んでいます。
 豊橋市では、つつじヶ丘小学校を訪問。大規模校のこの学校では、放課後児童クラブ(学童保育)にプラスして、放課後子ども教室をモデル的に今年度から実施(6年生まで)。仙台市とは違って、スペースも指導員もまったく別です。子ども教室は月~金曜日&長期休み中も、午後5時まで行われ、待機児童がいた児童クラブの補完的な役割もしています。子どもは友人たちと遊ぶ時間を楽しみ、親のなかにはパート時間を長くできるようになった方もいます。外国人児童を対象としてモデル的に進めている放課後子ども教室事業もあります。豊橋市の放課後児童クラブは、公営も民営もありますが、どちらにも保護者の所得に応じて減免制度を適用しています。
 岡山市においても、放課後の子どもの居場所施策については積極的に見直し取り組んでいかなければなりませんね。写真は、児童虐待防止のシンボルであるオレンジリボンに願いが書かれている、ツリーです。この地域活性化調査特別委員会の視察。明日は、大阪市で男女共同参画、DV防止対策です。


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