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今日は冷え込みましたね。風も強いなか、岡山県国民保護訓練が行われました。図上と実働訓練です。岡山市としては2006年に国民保護計画を策定して以来、はじめての訓練となります。
私は、総合グラウンドに見学に行ったのですが、1時15分に爆竹がなり、災害が発生。3分後に様々な車が到着しだします。サリンが散布されたという設定のようですが、そもそも災害発生当初には、何がまかれたのかなどわからないはず。橙、黄、青の体中を厚く覆った防護服に身を包まれた人たちが、被災者を救護します。県以外は岡山市だけが参加と思っていましたが、倉敷市をはじめ県内多くの自治体が参加しています。
約500人が参加、予算規模は600万円(国)ということです。その予算には参加する皆さんの人件費など入っていませんし、訓練の様子をみていたら、かなりの準備がなされています。あり得ないといっても過言ではない災害想定の訓練です。実効性はないと私は思います。訓練は全国各地で行われるわけですから、膨大な税金の無駄遣いとしか私には思えません。
訓練云々より、既成事実の積み上げと宣伝活動ということでしょうか。国家治安体制の下地作りとしか思えない訓練に市民が動員されることには賛同できません。