波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

骨あるコラム

2016年12月07日 | 新聞感想

 

い年末、政治の貧困が追い打ちかける。どんな悪さも許されるという奢りが未だ未だ続くのか。こんな空気に敢然と腹を立てる「通販生活」、それを「新聞も負けてはいられない」と共感する新聞コラム(12/5北海道新聞夕刊1面)。変化球勝負が売りのこの種の欄に、ド真ん中の直球。日本のジャアナリズムは未だ信頼できる部分もある。地方紙だけど。嬉しいね。

ラマのような韓国の腐敗政治政治に呆れつつ、韓国民衆の政治的な行動力に驚く。静かな我が国はというと、「相対的貧困率」の国際比較で32位(OOECD37ヶ国中 12年度調査)。諸悪の根源解明につながるこの順位をマスコミが大騒ぎしなくてどうする?ロシア(29位)、韓国(30位)、ギリシャ(31位)で、米国(33位)…やっぱりなあ、そうだろうなあの国々。

て、「通販生活」冬号を買ってこよう。購読継続のはずが止まってしまった。波風家の掃除機や加湿器、オーブンなどはこの雑誌から。読み物も多彩で深く面白い。ママヨさんが信用している。「暮らしの手帳」より直線的に庶民の暮らしを考えさせる、稀な雑誌。老後の愛読雑誌は「通販生活」と「住む。」に収斂されてきた感じ。


 「夏目漱石」(岩波新書)を4時間の車中で読む。鉄路が昔より保線されている。併読中の「定義集」(大江健三郎著)に比べ、今を大きく測定する『定義』に満ちている「ユニクロ潜入1年」の広告で週刊文春。著書「ユニクロ帝国の光と影」で訴えられ最高裁で勝利したジャーナリスト。こういうのが週刊誌の面白味、続きが読みたい「新しい学力」(斉藤孝著:岩波新書)買う。未だ読んでない。「2020年予定の学習指導要領大改定前に」と「学力」には弱い。

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