NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

限界越え

2008年04月15日 22時42分05秒 | 学習塾経営
高校1年生になりたての生徒たちにベリタスの数学をがんばってもらっています。
今日来た生徒が帰りに「めっちゃ難しかった!」と言うので何が難しかった?
基本的なこと(教科書に載っているような因数分解の公式を利用したようなもの)
がわからなかったの?と尋ねたら
それは「楽勝!」だったのだけれどそのあとの応用がかなり難しかった!
と言っていました。

一筋縄でいくような問題ばかりやっていても学力は向上しないという
作成者の内海先生の想いが授業に詰まっていますので見事に
それがはまっていました。


ここで大事なのは、
「基本的なこと(公式を利用したりする程度のこと)が楽勝!」に感じるところ
です。つまり教科書に載っているレベルのことは特に問題ない。ということです。
MAXを教科書レベルに設定してしまうとそれ以上は絶対に体得できません。
教科書レベルでは残念ながら入試には到底追いつけません。

実力をつけようと思ったら今の自分のキャパを大きくしなくてはいけません。
今まで5kmしか走れなかった体力を10km、15kmと走れる体にして行くには
無理矢理でもがんばって距離を伸ばして行かなくては走れるようにはなりません。

キャパを大きくするためには、限界を超えないといけません。
理系の生徒なら数学は限界越えをがんばってもらいたいと思っています。



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