9月からの時間割を組み終えた。
2学期はどの学年も重要な単元を学ぶことになる。
学習塾として一番大切なのは検証作業だ。
教えれば生徒がわかってくれているものだと勘違いしてしまうケースが
非常に多い。これは全くの誤解であって、生徒は「分かったつもり」で
帰ってしまうことがほとんどだ。
先日、小1の頃から来てくれている低学年の生徒が
「せんせい!2桁のかけ算、もう完ぺき!家で練習してきたよ。」
とニコニコした笑顔で言っていた。
もちろん、2桁のかけ算も克服してくれている。
僕はこの言葉につきると思う。
塾の講師がやっていることと言うのはあくまでも模範。
教室は模倣させる場所なのだ。
僕はこの言葉でこの生徒が絶対に今後も伸びる、という確信を持った。
できるようになっているのかどうか、その生徒のレベルでの進歩を
検証してあげる必要がある。
高いレベル、そうでもないレベル、前回やったことのおさらいレベルなど
その生徒に応じたレベルでの検証を常に心がける必要がある。
これは個人別指導を行っている学習塾だからできる大きなメリットだ。