ほめることが大事だからと言って安易に
「すごいね!」を連発してても
相手にうまく伝わらなくなります。
逆にうっとうしく感じられてしまうこともあるでしょう。
自分はそんなにすごくないよ!
慰めないで!
などと、反発されることも出てくるでしょう。
これは「褒める行為」が押しつけになってしまうからですね。
僕も何度も経験した記憶があります・・・(笑)
「ほめる」ということを意識しない褒め方を
しなくちゃいけません。
なんて、書くと難しいのですが要は
自分の感情を相手に伝えるだけで良いと思います。
例えば、
前より良い点数を取ってきた子どもに対して
「良くやったな、すごいなぁ~」ではなく
「おまえの点数がアップしてお父さん、うれしいわ!」
と、自分の素の感情を口にする方が受け入れられ易いです。
反発する事もないですからね。
単に嬉しくなる親子の会話 とでも言いましょうか。
先日、お笑いコンビ、ロザンの管広文さんが
相方の宇治原さん(京大卒)について
綴ってられる「
京大少年 」という本を読みました。
京大を卒業しているロザンの宇治原さんは
小さい頃、周りの大人から「賢いね」って
褒められると嬉しいと感じるのではなく
あたりまえのことをしているだけなのに
どうして?もしかしてなめられているのか?
と、感じてたそうです。
鳥に「飛べるなんてすごいね~」とか
魚に「泳げてすごいね~」なんて
言わないだろ! と。
なるほど~。
こういう思考をしている子は確かにいるなぁ~と
感じます。「ほめる」ことも奥深いですね。