NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

裏技テクニックばかり求めない!

2010年09月30日 22時11分39秒 | 勉強方法
先日、高校受験生に数学のある事を教えたら
すごく感動して「そんな裏技あるんですね!」と
たいへん喜んでくれていました。

いつもは「書きなさい」と言っても書かないのですが
その時ばかりはしっかりノートに書き写していました。
かなり良かったみたいです(笑)

ま、裏技って、たま~にあるから裏技なわけでして
しょっちゅうあっては裏技ではなく単なる「技」に
なってしまいますから、効果がなくなってしまいます。


塾講師はそんないろんな小ネタを持っています。
でも中にはあくまでも小手先のテクニックなものもあります。
特効薬として使うときもありますが
あまりこればかりに頼るのはよろしくありません。


野球のボールを肘だけで投げているようなもので
その時は良い珠が投げられるかもしれませんが
長い目で見ると
きちんとしたフォームで投げないと
野球肘などを起こしてしまって
野球ができなくなってしまいますよね。
それと同じです。


理屈ばっかりでは退屈かもしれませんが
裏技ばかり求めたり、学力アップの魔法をかけてもらおうと
思ってばかりいてはいけません!(笑)

コツコツがんばることに意味があるのですよ!

なぜ勉強しない?(2)

2010年09月28日 23時13分28秒 | 当塾について

昨日の続きです。

5段階の欲求のうち
子どもたちが「自分から勉強しよう!」と思うように
なるにはどの段階まで行かなくちゃいけないか・・・
と、いうこと。


ある生徒は
僕だってやればできるということを証明したい!と
4の段階(認知してもらう)欲求でがんばる子がいます。

また、自分の進みたい道が明確になった生徒は
5の段階(自分の夢を実現したいレベル)で
考えて行動しているでしょう。


つまり、5か4の段階なのです。
1~3の欲求が満たされていない状態では
なかなかそのステップの欲求へは移行しないそうです。


1~3の欲求は一言で言えば「愛情」ですね。
愛情は誰もが無償で際限なく与えることができますから
十分に満たされるまで与えてあげたいです。

あまやかすことと愛情を注ぐのは違いますから
躾けることとか親離れさせなくては・・・などと
考えることは不要です。
ただ、ただ、愛情を注いであげて欲しいのです。

欲求が満たされて次の次元へ移行すれば
子どもが自分から親離れしていきます。

なぜ勉強しないの?(1)

2010年09月27日 23時43分39秒 | 保護者の方へ
子どもたちだけでなく大人もですが
どうして人によって能力の差があるのでしょうか。

それは努力をするかしないか(努力できるかできないか)
で、説明はできますが
では、どうして努力できる人と
できない人ができてしまうのでしょうか。


イチローや大鵬のようなスーパーマンは別として・・・(笑)
ごく普通の生活をしている人の中でも
どうして努力できる量に差が生じるのでしょうか。


それは、生まれもってのものも当然あると思います。
それを先天的な要因とすると
後天的な要因は生きていく上で次々と発生する欲求が
満たされていくことだと思います。


そもそも子どもたちの中にはなぜ
勉強する子としない子(やろうと思ってもできない子)が
いるのでしょうか。


マズローという学者が人間の欲求を
下記の5段階に分けて考えました。

1.衣食住などの「生理的欲求」
2.最低限のくらしをしたいと願う「安全の欲求」
3.集団に帰属していたいという「親和の欲求」
4.認知して欲しいという「自我の欲求」
5.創造的活動がしたいと願う「自己実現」のレベル

これらは1から順番に満たされていくものです。
赤ちゃんや幼児の頃は1と2の欲求で
小学生になる頃には3の段階から4の段階へと
欲求が変わってきます。

さて、では 「勉強がしたい!」 と思うのは
どの段階あたりの欲求でしょうか。


長くなりますので続きはまた。

日記のすすめ

2010年09月25日 22時46分15秒 | About Nagahama
本日のながはまは3教室を一回りして参りました。
最終は堅田校でこのブログを書いています。
僕の1日の最初と最後の仕事はブログ書きです。

朝は気づきやひらめきを書いています。
夜は、今日あったことを書き留めておく感じです。
そうすることで次の日やその次の日、1年前や2年前に
どんなことを書いていたかな?
って思い返して読んでみるとまたいろんな事に気がつきます。

これってすごく楽しいですよ(笑)
貴重な財産になっています!


ところで、うちの教室では3教室とも授業終了後に生徒たちに
今日の勉強について、感想や課題などを書いてもらっています。
書いておけば次回来たときに気持ちも前回の続きから
スタートしてもらえるからです。

例えば
前回、「もっとケアレスミスを減らすぞ!」って書いたなら
今回はもちろんケアレスミスを減らすことに意識を集中できる・・・
と、いった感じです。


そしてそれには講師のコメントが一言添えられていますので
励みになったり、がんばろう!っていう気持ちにもさせてくれます。


自分の気持ちを何かに書き記しておくことを
ぜひ、やってみてください。
毎日書けなくてもいいですからやめないで
1年、2年と続けていくと良いと思います。

単純暗記でも数学はできる!?

2010年09月24日 23時16分24秒 | 勉強方法
理科の第2分野や社会(特に歴史)は
単純に覚えるだけですよね?
と、保護者の方からよく伺います。

たしかに、そうとも言いますが
実はそれがかなり難題だったりします。
特に理系の子は無条件な単純暗記を
すごく嫌います。(僕も大っきらいでした。)

覚えようとしても頭のスイッチがONに
ならないのです。
OFFの時にどれだけがんばっても
頭には入ってきませんからたいへんです。

数学のように理解していく教科の方が
僕自身はやりがい(解きがい)を感じていましたから
数学や物理ばかり勉強していました。


では、暗記が得意な人は数学が苦手かというと
実はそうでもないのがおもしろいところ。
数学も実は解き方を単純暗記してしまえば
案外、テストで問題が解けちゃったりするのです。

数学が苦手だったのに
うちへ来てグングン成績が伸びている生徒は
解き方がわかったのではなく
「覚えた」と、いう生徒が結構います。


英語や社会など、暗記が得意な人は
数学の問題を解答と一緒に丸暗記してみてください。
とりあえず理屈はわからなくても良いです。

テスト範囲が出たらとりあえずその範囲内の問題は
すべて丸暗記してみてください。

きっと今まで取ったことのない点数が
取れると思いますよ!
一度、試してみてください。

いつでも集中できるように

2010年09月21日 22時59分03秒 | 勉強方法
数学や英語、何でもそうですが
テスト用紙を見た瞬間に
「やばい、もうムリだ!」って
思う人が多いのではないかと思います。

その気持ち、すごくよく分かります。
でもよく読んでみると
「えっ?そんな簡単なことで良いの?」
なんて問題がざらにあります。

でも、答えられなかったり
間違ってしまったりするのはどうしてでしょうか。


部活の大会などを例に挙げると
わかりやすいですね。
試合とか、発表会、となると
常日頃やっている練習の成果が
なかなか出せなかったりするものです。

緊張とか、不安とか
日頃ならなんてこと無いことが
なぜかできなくなってしまうのは
「集中力」が原因です。

集中さえできればできるはずなのに
違うことを考えてしまいできなくなってしまう
いわゆる「パニック」が起こっているのです。


10月は定期試験や漢字検定があります。
日頃から集中できるように
少し訓練しておくとイイですね。

時間を計ってみたり
お母さんの前で勉強してみたり
少しいつもと違うことをやってみると良いです。
非日常で、自分の持ってる力を出し切る練習です。

休日の授業

2010年09月20日 22時46分17秒 | 当塾について
本日、休日の教室の雰囲気、みんなのテンションは
やや低いかなぁ~って感じでした。
テンションが上がる時と上がらない時って
ありますよね。大人も子どももそれは同じです。

前回の授業が暗かったので心配していたら
ニコニコ笑って元気に来てくれたりして
我々講師もたまに振り回されたりします(笑)
人とのお付き合いってだからおもしろいんですけどね。


特にここ最近では運動会や文化祭などの
行事が学校であるため
お疲れだったり、テンション上がってたりします。
1年中、絶好調というわけにはいきませんから
こちらも加減しながら進めています。

受験や検定が目前に迫ってきた生徒は
そんなのんきなこと言ってられません・・・(^^;

漢検や、そろばん検定、大学の公募推薦など
目前に迫った目標がある人はそれに向かって
がんばっていきましょう。

休みがちょこちょこあると疲れが出やすくなります。
体調管理も忘れずに!
(と、自分にも言い聞かせつつ・・・笑)

お問い合わせありがとうございます。

2010年09月17日 22時26分55秒 | 当塾について
今日いただいたお問い合わせの方が
「今まで塾には行かせたことがないので
 指導のされ方やその他よく分からないのですが・・・」
と前置きされた上でいろいろ聞いて下さいました。

まず、授業はどういう風に始まるのか?
学校のような形態ではなく個人別に進めるという
そのやり方から何から全くわからないので・・・
と、いうことでしたので

「お電話でご説明するのには限界があるので
 ぜひ1度、お越しいただいてご説明させてもらえませんか?」
と、いうことでお越しいただきました。

やはり百聞は一見にしかずでした。
すぐに体験学習に連れてきます!
と、ありがたいお言葉を戴きました。


最終判断はお子様に任されるようで
僕もそれが良いですよね、ということで
アドバイスをさせていただきました。

まず保護者の方にご納得いただき
その後、お子様が気に入ってくださってからの
入会ということになります。
(無料体験学習は要電話予約です。
 保護者の方とお子様ご一緒にもお越し戴けます。)

お気軽にお問い合わせ下さい。
0120-85-3772(フリーダイヤル 安曇川本社)

そろそろ受験シーズンですね

2010年09月16日 22時11分18秒 | 塾の様子
文化祭や体育祭などの行事、修学旅行や職場体験など
様々な行事が重なって中高生はちょっとお疲れモード
の表情です。がんばれ~!

随分、過ごしやすくなりましたね。
勉強の秋(?)がいよいよやって来ましたが
あっという間に冬になりますから特に受験生は
気をつけて大事に1日1日を送っていきましょう。


某大学が指定校推薦でも必ずセンター試験を受けるように
という条件をつけています。
当教室でも校内選考で選ばれた生徒がいますが
気が抜けません。
とても良い選抜方法だと思います。


就活にせよ、大学の推薦にせよ
あまりにも早い時期から合格を出してしまうと
まったく勉強に身が入りません。
今後はこういう大学が増えてくるに違いないと思います。

自分からやる!と言えば必ず伸びる!

2010年09月15日 23時10分06秒 | メンター
うちの中学生は120分1コマでやっています。
1コマと言いましてもその間に
2教科、3教科やれる生徒もいますし
逆に1教科しかやれない生徒もいます。

それは非合理的だと言われるかもしれませんが
そのペースがその生徒のペースですから
それ以上でもそれ以下でも、本来ダメなんです。
体(脳)がそう簡単には受け入れてくれないのです。

ですが、1教科しかやれない、集中できない生徒の周りで
3教科をやってのける生徒がいますとそれを見て
「先生、僕も理科がやりたいです。」
などと言いだしてくるからビックリです。

今まで1教科だった生徒のキャパが
2教科に広がります。
やる氣がなせる技ですね。
ほんとに驚くほど成長していきます。

そしてそうなるように
促していくのが我々の役割です。

そこまでたどり着くのを待ってやることも
時には必要です。

何でもかんでもやいやい言って詰め込むことは
必ずしも良しとは言えません。


安曇川校の中3生(受験生)が学校の実力テストで
5教科90点アップしました。
この生徒も、自分でやる!と決めて
今を誠実に全うしています。
その調子でもうちょいがんばりましょうね!