NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

入試のため?かしこくなるため?

2008年05月30日 23時34分03秒 | About Nagahama
小学生、特に低学年にどうして勉強するの?と聞くと
「かしこくなるため」と。高学年は「自分のため」などと答えます。
中学生になるとこれが
「定期試験のため」「入試のため」など、目先の具体的な目標に
なってしまいます。

では僕の場合、どうして学習塾を運営しているの?と尋ねられたら
残念ながら「かしこくするため」ではありません。
また「生徒たちのため(おしいですがちがいます。)」、
「入試など各種試験のため」
でもありません。

それらはすべて通過点であります。言わばご褒美みたいなものです。
どうして勉強してもらっているか、と言いますと
「自分で判断できる人」になって欲しい。
「自立した人」になって欲しい。
という気持があるからです。

つまり自分から必要性を感じて行動してもらえるように
我々は全力でサポートしていくのが仕事だと思っています。

緊急告知!

2008年05月29日 20時22分49秒 | 学習塾経営
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 緊急速報!
        ペガサス元氣塾教室 森 健次朗 塾長が
        テレビ出演されます!

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5/30(金)朝7:30~8:10「みのもんたの朝ズバッ!(8時またぎコー
ナー)」(TBS系列)にペガサス元氣塾教室(兵庫県尼崎市) 森 健次朗 塾長
がテレビ出演されます。

森塾長は、前職(ミズノ)でサメ肌水着を開発された方で、今回は北京オリンピック
の日本代表の水着に関することで、コメントを求められて出演されます。

ペガサス学習塾、集中力講座、講演会活動、過去の水着開発経験などなど、
多忙でマルチに活躍し、キラキラと光り輝く、まさに元気塾長です。
ペガサスグループとしましても、これからのご活躍に注目しております。
皆さんも是非ご覧になって下さい。


子どもが持っている不安や不満は聞かなきゃわからない

2008年05月28日 23時19分05秒 | 学習塾経営
ここ最近、少しずつではありますが生徒と授業外で話をしています。
高校生は成績が返却されてきましたのでそれを見ながら次回の戦略を
立てています。どうすれば良いか、ということを具体的に
何の教科を何点上げればどれだけ順位が上がるのか、予想して
計画を立てています。
高校生は特に部活動によっては帰りがPM9時なんて事もざらにあるようなので
それからの塾となりますと、結構きついですね。
ですが、がんばってやってきてくれています。

今日、1人の中3生と授業中でしたが生徒面談を行いました。
明日テストなのですがとりあえず顔色がさえなかったのが
少し気になった生徒だったので話しかけました。
するとタイムリーな相談だった様子でして、
点数が伸び悩んでいることを打ち明けてくれて今後の方針を
一緒に考えることが出来ました。グッドタイミングで本当に良かったです。

面談というのはタイミングがとても大事ですね。
今日は個別指導であったことをつくづく良かったなぁ~と感じました。
明日からいよいよ中学生の中間テストが始まります。
がんばった事が十分に発揮できますように・・・

堀川高校の奇跡

2008年05月27日 23時30分02秒 | 学習塾経営
先日からお世話になっている方よりお借りしている本を一気に読みました。
京都市立堀川高校が国立大学合格者数をなんと30倍にされました。
実に6人から180人です。

その間にされたことをずっと読んでいたのですが
まず、先生方がどうすれば子どもたちの学力がつくのかを
真剣に考えられました。
次に、子どもたちの自主性をどうやって引き出せばよいのかを
真剣に考えられました。

何よりも先生方が「京都の公立ではダメだ」という雰囲気を
絶対に払拭したい!という気持ちが大きかったそうです。

また、子どもたちは大学へ行くためだけに高校で学んでいるのではない!
ということを信じ、子どもたちと接してこられたのだそうです。

文化祭のあと、子どもたちが運動場で流しそうめんをしている光景を見た
校長先生は生徒に「どうして流しそうめんなんてしているの?」と尋ねたら
「先生も食べる?」と逆に尋ねられて思わず「はい。」と答えてしまった。
という一文が印象に残りました。良いですよね~。こんな雰囲気。

子どもたちと一体化している。
これが全ての成功要因だと、僕は感じました。


堀川高校の先生方は国立大学へ30倍もの人数を合格させました。
しかし、本来の目的は全くそこにはないわけでして、それはあくまでも
手段なのであります。結果としてそうなったというだけでして・・・
国立大学合格が全てではもちろんありませんし、京大、東大合格が人生の
ゴールでもありません。全てはそこから始まります。

なんてことが書かれていました。同感です。
インタビューなどにも誤解されないようにお応えすることに
気を遣われたそうです。

塾・ペガサスの奇跡!
国公立大学、今年は3倍目指してがんばっています!(笑)

漢検小学3年生で準2級!!

2008年05月26日 22時19分32秒 | 学習塾経営
今週も引き続き中学生のテスト対策週間です。
小学生も漢字検定を再来週に控えていますのでがんばっています。
先日、うちの子どもの同級生(3年生)がなんと準2級に挑戦しているそうで
びっくりしました。それを聞いたうちの子はやる気アップというよりはむしろ
(その子に追いつくことに対して)あきらめムードになってしまいました(笑)。

英検や数検などいろいろな検定がありますが僕は小学校の間は漢検だけで
十分だと思います。できれば珠算も導入したいと思っていますが。
前にも書きましたが英検や数検は「理解→定着」というパターンをどうしても
取らなくてはいけません。小学生が独学するには無理があると思います。

しかし、漢字は母国語でもありますし、日本の文化を象徴しています。
熟語や短文の中でイメージとして漢字を習得しながら言葉の「知識」を得る
事が出来ると思うからです。小学生の間にできるだけたくさんの言葉を
習得してもらえる意味からも「漢検」を推奨しています。

コツをつかめば小学3年生の1学期に独学で準2級の知識までいけるのです。
と言ってもその子の場合は本当に漢字が好きなのだと思いますが・・・
3年生では7級が山場だと思います。

虫の季節

2008年05月23日 22時50分34秒 | 学習塾経営
今日は暑かったですね。中学生の教室は人口密度が高くなるので
エアコン無しでは無理でしたが、中学生以外の教室はまだクールビズで
何とか対応している安曇川校です。

暑いからエアコンの前にまずは窓を開けて・・・と考えがちなのですが
夜に窓など開けようものなら、それはもうすごい事になってしまいます。
虫が大量に入ってきてしまうのです。

僕は基本的に虫は大丈夫なのですが、特に女の子は苦手な子も多いので
できるだけ虫が入ってこないように気をつけています。
引っ越し前の教室は隣が田んぼだったせいもあって
カエルまで入ってきていました。(女の子はもう悲鳴です。 苦笑)

今日、ドラッグストアーで虫除けのグッズを探しに行ってきました。
今はすごいですね。部屋にサッとスプレーするだけで12時間の威力のある
虫除けスプレーがありました。
これは良いな~と思ったのですが、待てよ・・・
そんな薬の威力が効いた空間で何時間も勉強していて体に良いはずないよな。
と思ったので、威力は激減するかもしれませんが
天然ハーブで虫を弱らせる というものにしました。

おかげで教室内、ハーブの香りで最高です!
やっぱり蚊はいますが元気がなく、ふわふわとしています。
こんな感じが一番良いですよね。

同じ間違い?おとなの都合?

2008年05月22日 23時41分11秒 | メンター
今日から中学生の部活の大会が行われています。
新年度初めてなので、精一杯力を出し切ってがんばってください。

ところで毎年の事ながら、今年も相変わらず部活の大会と定期テスト週間の
日程がかぶっています。特に勝ち進んでいくクラブはこの週末を全く
テスト勉強に使うことが出来ません。

普段からやっておけば良いのですが、もう少し日程を子どもたちに
合わせてもらえないものでしょうかね。
今日、あるお母様と「毎年同じ事言っていますよね~」って会話になりました。
同じ間違いを何度繰り返すのでしょうか!
それともおとなの都合で日程を決めてやいませんかね?

子どもたちのことを考えている学校はこの大会の期間をちゃんと外してられます。
しっかり次の週末を勉強する期間に当ててくれています。
そんな学校の先生は、子どもたちのことを第1に考えてられると
容易に想像がつきます。

「計画を立ててしっかりやりなさい!」なんて子どもたちに言うわりには大人が
無計画な場合が多いですね。
昨日書きました 子ども教育委員会のHP  の新聞広告を読んでみてください。
勝手な大人になってはいけないなぁ~とつくづく感じさせれます。

先生たちはテストを作成したり、採点したり、と定期試験前後は何かと忙しい
と思いますが、やっぱりテスト対策期間中の週末をクラブで使ってしまうのは
どうかと思います。
普通の中学生はテスト1週間前が1番テンションが高いのです。
普段の学習の2~3倍の効果があると僕は思っています。


子どもには家族の絆が1番大事

2008年05月21日 23時44分41秒 | メンター
子ども教育委員会のHPをたまに見ます。
僕がこの広告、HPに出会ったのは保護者の方からいただいた新聞の記事でした。
このCM、見たことありますか?
話を大きくしている部分も少しはあると思いますが非常に考えさせられます。

学力世界一のフィンランドではもう十数年も前からたっぷりの余暇を
家族で過ごされているそうです。家族の絆を大事にされています。
やがてそこから子どもたち同士にも家族同様の絆が生まれてくるのだと思います。

勉強しなさい。なんて言葉はおそらくないのではないでしょうか??
むしろ、「もう勉強ばっかりしていないで少しはお父さんと遊ぼうよ!」
なんて会話があったりするのではないでしょうか(笑)。
そのくらい何よりも家族の絆を大事にしている国だそうです。

そんなフィンランドから見た先進国である我が国日本の現状、
子どもが親を、親が子どもに危害を加えるような状況は、
もう危機的と言うか末期的症状以外の何物でもないと見ていることでしょうね。

少し大げさな話になってしまいましたが・・・
好きじゃない勉強をするのはお父さんやお母さんが一番したくないことを
するのと同じことです。
(寂しいですが現状の日本では 勉強=強いて勉めるもの
 になってしまっています。)
どうすれば自分から勉強をしてくれるようになるか。
その答えはここ(家族の絆)にあるように思います。

処方された薬は飲まなきゃ効きません

2008年05月20日 23時13分03秒 | 学習塾経営
今日、いまいちテストの結果が良くなかった高校生と話していました。
中学生とは全然ちがって、とても難しくなった、と言ってました。
将来は大学受験を目指している生徒なので、今からその難しさに慣れておく
必要性を話して全体のボリュームを少し見せてあげました。
家ではなかなか集中して勉強できないそうなので明日からしばらく毎日
自習席に通うことになりました。

病院で言う「入院」といった具合です。
今回の生徒の場合は「検査入院」のレベルです(笑)。

ベリタスの授業を毎日がんばって見ている生徒もいれば
なかなか見ることが出来ていない生徒もいます。
処方された薬をきちんと飲み続けているかどうか、その差は当然
歴然としてきます。

自宅に処方した薬をきちんと飲まない、飲めないのであれば仕方なく
「入院」という状況になってしまいます。

学習も一緒。
せっかくベリタスの授業は24時間見放題なのに・・・。
飲めば治ると言うことを明日から身をもってわかってもらおうと思います。

やることがたくさんあるように「感じる」とき・・・

2008年05月19日 22時54分52秒 | メンター
国立大学を目指している高校生は非常に忙しくなってきます。
あれもこれもやって行かなくてはいけないのですが、なかなか手が着かない
なんてこともしばしばあるようです。
僕もやらなくてはいけないこととやりたいことが山ほどあって
なかなか手が着かない感じです。

こんな時こそ「計画」しなくてはいけません。
行き当たりばったり、思いつきでやっていては
それぞれのことがつながってきません。

大量にやるべき事がある場合には優先順位をつけて
1つ1つのことをきちんと終わらせていくこと。
これがポイントだと思います。

意外にあっさり終わってしまうこともあります。
やっぱり頭で思い浮かべているだけではダメですね。
仕事のボリュームさえも錯覚するくらいですから。

やるべき事を書き出して、ただそつなくこなしていけば
思ったよりもすぐに出来たりします。
そんなもんです。