NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

不安なときは・・・

2008年09月30日 22時35分18秒 | 学習塾経営
この時期の受験生を見ていますと必死になってくる様相が
非常によくわかります。指定校推薦校内選考などがポツポツと
決まりだしてくるこの時は、一般受験生にとってはつらい時期です。

不安で頭の中がいっぱいになりますね。
そんなときは、とにかく勉強をやりましょう。
精神的に集中できないなら作業でも良いです。
英語の速読やイディオムなどを声を出して音読しましょう。


不安な時間帯や集中できる時間帯と、やる勉強を決めておくとよいと思います。
最初に決めておきます。「今日のメニュー」みたいにして。
そして決めたが最後。
あとはそれを黙々とやるのみです。

不安ならもっともっとやればいい!
それでも不安ならもう少しやる。
それでもまだ不安ならもう少し・・・

とにかく不安な気持ちが落ち着くまではウダウダと考え込むよりも
淡々とやりこなしていくスタイルでやるとよいと思います。

不安はやれば必ず解消します。
やらないから心配になるんですよね。
人の2倍3倍やってやる!って気持ちで残り4,5ヶ月を乗り越えましょう!

中3生の実力テストから高校生指導へのステップを考える

2008年09月29日 21時46分05秒 | 学習塾経営
中学3年生の実力テストの勉強を見ていたのですが・・・
やはり難しいと思います。普段からこのレベルまでやっていないので
当然と言えば当然ですが、これを大事な授業時間をつぶしてまで行うのは
どうかと思ってしまう今日この頃です。毎年のことですが。

保護者の方々も点数だけを見られると腰を抜かされるかもしれません。
何をやってきたの・・・と。
でも、ぜひとも平均点と順位を聞いてあげてください。
あまりにも下がってしまった場合は別ですが
点数はかなり下がったけど、順位は逆に上がってた!なんてことも
よくある話です。要は実力テストの問題が難しいのです。

散々な実力テストの点数が返ってくると僕もやっぱり落ち込みます。
(点数はガタガタでも学年順位は上がってたりしますが・・・苦笑)
学校で教えてられる先生はいったいどう感じてられるでしょうか。

このブログは学校の先生も読んでくださっていますので
もしご感想などいただけるようでしたらぜひメールしてください。
コメント欄に記入いただけば、管理人(私)だけが読めますので
ぜひお願いします。m(_ _)m

気をつけなくてはいけないのが高校生の指導です。
中学の実力テストレベルをクリアーしていない状態で
大学受験も何もありませんからね。
基礎学力の徹底は欠かせません。特にこの田舎ではかなりのがんばりが
急務です。1年生からハイスピードでやっていく必要があると思います。

徐々にですが、その仕組みができつつあります。
学校の定期試験だけで満足できない生徒たちのための仕組みです。
これからどんどんがんばってもらいますよ!

ルーズになる前に

2008年09月28日 23時46分07秒 | 学習塾経営
先日保護者の方から電話が入り、開口一番
「先生、すみません!」
と、仰るので
「どうされましたか?」
と、尋ねると
連絡もせずに休んだことに申し訳ないと言うことで
わざわざ連絡をしてきてくださったのです。

学校の行事があるので、欠席になるかもしれないと
お子様から聞いていたので、そんなにお叱りにならないでくださいね。
と言ったのですが、
「いえ、それでも携帯を持っているわけですし・・・
 本当に申し訳ございません。」
と、何度も謝ってくださいました。

お父様だったのですが、仕事をしていますとこういういい加減なこと
許されないじゃないですか!だから、先生も厳しく言ってやってくださいね。
と、しつけの面で大変申し訳なかったと仰っていました。

たしかにそうですね。
最近では無断で休む子もいますし、平気で5分10分遅刻してくる子もいます。
クラブや、送迎時ならご家庭でのご都合ももちろんあると思いますので
僕もあまり時間や、欠席について厳しくは言わなくなっていました。

別に許してもらえるのなら、「悪いことをしている感覚」は薄れます。
時間を守ることや、欠席の連絡をする、なんてことは社会での最低限の
マナーであることを教えなくてはいけません。
(遅れるのならその理由も含めて連絡しておくことです。
 やむを得ないこともありますからね。)

ご家庭でももちろん、学習塾や学校でも厳しくしつけて行かなくては
いけませんね。良い勉強になりました。
お父様、ありがとうございました。

お問い合わせありがとうございます

2008年09月27日 23時57分47秒 | 保護者の方へ
安曇川校では無料体験にお越しいただいた方が今週は多かったです。
ありがとうございます。
みなさんそれぞれにお考えがあって、それらのニーズに
ほぼお応えできそうな感じでしたのでほっと一安心しています。

残念ながらお応えできない場合もあります。例えば、
「学校と同様に一斉授業のようなスタイルでやって欲しい。」
と、こう言われましてもうちは個人別指導ですので、できません。 

それから子どもさんの能力を完全に逸脱した状態を望まれる場合。
この場合も丁重にお断りせざるを得ません。
偏差値40なら、50なら、60なら・・・と、
それぞれ相応の課題があります。

ですが、偏差値40レベルの生徒が60レベルのことをやるには
やはり無理がありますし、そんなことをする意味はありません。
なので、こういう場合も丁重にお断りさせていただいています。
(と、言いつつも今まで一度もお断りすることはありませんが。。。笑)
要はどちらにせよ無責任なお預かりはできないと言うことです。


入塾を考えてくださっている方は、各曜日の定員数に限りがございますので
なるべく早めにお問い合わせいただくことを強くおすすめいたします。
お電話やeMailでお気軽にお申し付けください。

http://www.pegasasu.info
個別学院 塾ペガサスのホームページはこちら。

漢検を低学年にもおすすめする理由

2008年09月26日 22時38分09秒 | 保護者の方へ
10月に今年度、第2回漢字検定が行われます。
漢字検定はどんどん先の級に取り組んでいってもらっても構いませんので
小学生が準2級を受験したり、中学生が6級から始めたりと
実にさまざまです。その子に合ったところからのスタートになります。

漢検は特に低学年にとっては実にシンプルな勉強なのでおすすめです。
普段、何を勉強させようかしら・・・とお悩みのお母様も
本屋さんで漢検ステップという黄色い本を買ってきてもらって
1日1ステップずつやってみてください。

その際にわからないところがあって当然ですから、辞書で調べたり
教科書を見たりしながら進めてください。
これが、この作業が非常に重要です。

わからない問題直面したときの解決策を教えてあげていただきたいのです。
答えを教えるのではありませんよ!
そうすることで子どもたちは、わからないものに対して何かしらのアクション
を起こすことができるようになります。

僕が低年齢から漢検をおすすめする理由は何も知識が身に付くと
言うだけではありません。
勉強の習慣が付くようになるのも大きな収穫になるのです。
ぜひ、続けていただきたいと思います。



よくあるご質問なのですが。漢検以外の他の検定はうちでは受験できません。
申請をしていないからなのですが、他の検定の場合は普段の授業に
(良くない意味で)影響があると思われますのであまり推奨もしていません。
(あくまでも僕個人の考え方なので、そうでない方もいると思います。)


詳しく知らないのに賛成も反対もないと思うのですが・・・

2008年09月25日 23時54分25秒 | 学習塾経営
小学校受験や中学受験がヒートアップしています。
低年齢の受験には賛否分かれるところではあると思いますが
教育に携わっている人ならまず否定せずにその中身をしっかり
知ることをしなくてはいけないと思います。

マスコミや新聞、インターネットには情報が錯綜していてひょっとすると
それだけで、単に雰囲気でその是非を決めてしまっている方が多いのでは
ないかと思います。

ここ最近、うちにも中学受験についてのご相談が増加しています。
聞かれた質問には「知りません」とは普通、言えませんよね。
ですから徹底的に調べてみるわけです。
調べてもわからない時は知っている方に聞きますし
受験する生徒が多い学校には実際に足を運んでみます。

そして自分の子どもを入学させるかどうかという目線でその学校を見ます。
次に受験する生徒たちとこの学校の相性などを考えます。
場合によっては学校の先生ともお話しさせていただきます。

そうこうしているうちに受験の良さが見えてきます。
そういう努力をしている方は簡単に受験を否定しません。
否定しているマスコミなどをむしろ否定されると思います。



そういえば先日お邪魔したオーストラリアのINFORUM EDUCATIONにも
実際に足を運びました。そこのスタッフの方々とお話させていただいた
ところ「自分の子どもを預けてみたい!」と、感じましたので
この学校は僕の中でおすすめ!と言うわけです。
もし、卒業生がこのブログを見ていて、留学に興味があったら
一度、お気軽におたずねくださいね!

入試の季節

2008年09月24日 23時52分06秒 | 学習塾経営
日が経つにつれて過ごしやすい日になってきましたね。
近所の田んぼも稲刈りが進んで、残った稲穂もあとわずかとなりました。
それに伴い、受験生がいよいよ本気モードになってきます。
大学受験生は特に今まで味わったことのない大きな壁に向かって
進んでいく訳なのでずいぶんと緊張感が出てきました。

入試制度には賛否がありますが、目標に向かって一生懸命になれるのは
この時期しかないと思います。そう捉えれば入試はすごく良い制度だと
僕は思います。(入試問題やその仕組みについては改良の余地があると
思いますが・・・)

ただそれによりイライラしたり親子関係がまずくなったりしては
本末転倒ですよね。
年齢も難しい頃ですから注意しなくてはいけませんが
家族みんなで取り組む!くらいの気持ちがあると良いと思います。
(言うは易く行うは難しですが・・・苦笑)

高校受験生はまだまだ火がついていない感じですが
大学受験は指定校推薦合格者なども出始めていますので
いよいよムードが変わってきました。

今年もいよいよ受験が始まります。

塾講師の条件

2008年09月23日 23時53分37秒 | 学習塾経営
プロとは「素人が出すベストな状態を常に出し続けられる」ことが
条件だと言われています。
またプロになるとそれを専業としてお金をいただくことができます。
素人との大きな違いもこの点ではないかと思います。

プロの塾講師だとか家庭教師などと巷で言われることがありますが
お金をいただいてやっている以上、全員、プロ意識を持つべきだと
今津校の教室長はよく仰います。
たとえ講師1日目の方だとしても、その講師から教えてもらう生徒に
とってはかけがえのない1回の授業なのですから、と。
同感です。

我々はそのくらいの意識を持って生徒たちと接しています。
もちろんたいていの塾はそうだと思いますので、わざわざ「プロの」
と、つける必要はありません。当然のスタンスなのですね。


間違えてはいけないのですが、我々は「力をつけるプロフェショナル」で
なければいけないわけで、「教えるプロフェショナル」ではいけません。
同じように見えるのですが実は全然違います。
野球で言えば「イチロー」ではなくて、「岡田監督」や「原監督」または
監督や選手を陰で支える「コーチ」でなくてはいけないわけです。

選手はあくまでも生徒。我々はそれをサポートする側。
どんな問題でも解ける!ことが講師に必要な要素ではありません。
どんな問題も解かせることができる!ことが必要な要素なんですね。

学習面以外での指導も大事にしたいです

2008年09月22日 23時58分50秒 | 学習塾経営
子どもたちは時々わかりやすい嘘をつきます。
例えば宿題。

やったけど忘れてきました。
行事が多くてやる時間がありませんでした。
違うところをやってしまった(それは持ってきていない)。
ぜんぜんわからなかった(あとでやらせてみたらできる)。

など、長年この仕事をしているとだいたいのことはわかります。
わかってしまうのです(笑)。


僕はこの時ほど教育のチャンスはないと思っています。
大チャンス到来です。

怒るのではなく叱るのですが、宿題を忘れたことを
とやかく言うのではなく軽い気持ちでついてしまった嘘について
しっかりと叱ります。

約束を破ることと、嘘をつくことは絶対いけません。
その人に対しても失礼ですが何よりも自分の心の中の
「良心」に対してよくありません。

日頃は学習に関しての指導がメインなだけにこういうチャンスは
滅多に来ませんからしっかりと叱るようにしています。
子どもたちは素直ですからすぐに白状して反省してくれます。
だから子どもたちは良いですよね。


わかるまで何度でもやる

2008年09月21日 23時58分32秒 | 学習塾経営
今日は坂木先生にお越しいただき単元を絞った演習授業を行ってもらいました。
「理解すること」と「できるようになること」とは全く別です。
それを今日はわかってもらえたと思います。

この仕組みですが当然、理解することが先でその後にできるようになる
と思いこんでしまいがちですが、実は何度も何度もやることによって
「気がつけばなんか、できるようになっている」
と言う感触が出てきてそのあとに
「あぁ~なんだぁ、そういうことか!」と
理解ができることが多々あります。

大人の方はそれを実感されています。
例えば小学生の頃の算数で習った割合の問題です。
小学生だった頃、当時は完全に理解して解いていなかったのでは
ないかと思いますが(僕は理解していませんでした・・・笑)
大人になり、生活で必要になってきたときに初めて
「20%引きって、こういう事なのか!」と、割合を
初めて理解されたのではないかと思います。


要は鍛錬することから理解に変わることも往々にしてあるということで
理解ができない、しにくいところはとにかく鍛錬してみることです。

5回やってみてできなかったら6回やる、それでもだめなら7回、8回と
繰り返すこと。そうすれば「何となくできるようになってきた!」から
「そうか!そういうことか!」という感触に変わってくるのです。

終了後、坂木先生は「あともう少し、やってあげたかったなぁ・・・」と
仰っていました。時間が4時間ほどしかなかったのでもう少し
「わかる!」段階まで完全に行き着けなかったようです。

ですが、僕の今日の目的は授業の内容よりも上に書いたことを
子どもたちに伝えたかった、感じてほしかったので、その目的は
ほぼ達成できたと思います。