NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

インターネットの情報って・・・

2007年09月30日 23時45分10秒 | About Nagahama
各学校の情報やうわさなど何でもインターネットで調べられるようになった。
一昔に比べるとすごく便利になったし、僕もよく利用している。
でも注意しないといけないのはどこまで信頼できる情報なのか、ということ。
これはやっぱり実際に見聞した方が良いに越したことはない。

教育情報サイトや掲示板などには、中にはありもしないようなことが
書かれていたりするものがある。
よくそんなことまで書けるなぁ~と思うとともに、
考え方によっては怖いなぁ~とも思う。

以前、1人の女性が友達に冗談のつもりで
「○○銀行が破綻するらしいから預金をおろした方が・・」と
メールを送ったところ一気にその情報が広まってしまって本当に破綻寸前まで
行ってしまったというような事件があったけど、まさにそんな感じを思わせる
情報サイトもあるので気をつけていただきたい。

特に受験生はこれから本格的に志望校を絞っていく段階なので
実際に見聞し、感じた事を元に、あるいは在校生の声に耳を傾けて
情報収集していただきたい。

ホームページ、インターネットはどうとでも書くことが出来る。
立派な体裁のホームページに惑わされないように!


いよいよ9月も終了

2007年09月29日 23時34分58秒 | About Nagahama
朝晩、すっかり過ごしやすい季節になってきた。
でもまだまだ日中は暑い。そんなこんなで9月ももうおしまい。

と同時に中学生の中間テスト1ヶ月前。
文化祭もおわり、いよいよ2学期の学習も本番になりつつある。
夏休み明けにくらべるとムードがすごく良くなってきた。
個人的に1人ずつモチベーションを上げていってもらえるような
声かけを行っているので継続していこう。

僕もようやく新しい撮影機材にも慣れてきたので
そろそろ一気に学習コンテンツの作成に入ろうと思っている。
先の長い話だけど、今回の授業コンテンツはおもしろいものになりそうな予感だ。

さて、明日は久しぶりの休日だけど、たまってしまった雑務を片づけてしまおう。

もうすぐ新しいホームページがアップされます

2007年09月27日 23時53分05秒 | 学習塾経営
デザイナーから昨日メールが届き、新しいホームページの試験的な上がりを
見せてもらった。
うちらしい雰囲気がバッチリ出ているホームページになった。
まぁ、僕がにわかに作った今までのものとは天と地ほどの差で違います。
当然ですが・・・(苦笑)
10月にはアップできると思うのでよかったら見てください。


ところで、僕はホームページの位置付けを「広告」と捉えるのではなく
お店の玄関(レストランのショーウィンドウ)、本屋で言えば立ち読み、みたいな
そんな意識で考えている。

いったいどんな塾なのかな?どんな人が教えていて、どんな対応を
してもらえるの?受講費はいくらなの? などなど。
とにかく情報を集めにやって来られる。

学習塾などは特に、「とりあえず中に入ってみる!」ということをやりにくい。
興味はあるけどいきなり「無料体験」とかいうものに参加してみて
強引に勧誘されたり、しつこく引き留められたりしたらどうしよう、などの不安
もおありだと思う。

この業界は口コミで入会してこられる方が圧倒的に多い。
友人からの紹介が多いのもそういった雰囲気があるからだと思う。
だから今回のホームページは「個別学院 塾・ペガサスの中味」を意識して
作っていただいた。

お問い合わせボタンをクリックさせたくなるようなしかけ(?)みたいなモノは
排除。とにかくうちの雰囲気を出してもらいたかったのですごく満足している。

問い合わせが増える、広告やホームページの作り方。みたいなのがあるけど
僕はあえてその逆をやればうまく行くんじゃないかな?なんて思っている。

点から線へ

2007年09月26日 23時22分10秒 | 学習塾経営
新しい教材を目の前にしていろいろな試みを考えている。
小学生のスタディールーム的なもの(ペガサスキッズ?)を考案してはどうか?
とスタッフからもうれしい声が上がっている。

今は小、中、高と最大12年差の生徒が1つのフロアー(部屋はもちろん別)で
勉強しているがキャパを考えるとそろそろ小学部だけ(もしくは高校部だけ)
独立して教室を広げた方がサービスの質は十分に向上すると考えられる。

来年は市内全域を通塾範囲とした「小学部」もしくは「高校部」の
独立を視野に入れようと思う。
今、小学生が行っている授業と、ハイレベルでありながらも楽しい授業が
すでに想像できるし、来月から一部で実践していく。

また、昨日ブログにも書いた「保護者の方々」にも今までとは違ったサービスを
ご提供できるのではないかとも思うので小学部の独立が先かもしれない。
こう、少しずつ点がつながり、線となり出している。

ペアレントトレーニングの重要性

2007年09月25日 23時25分54秒 | メンター
今日は1保護者として教育講座に参加してきた。
自分の子どもに対しての勉強にもなり、塾の子どもたちへの勉強にもなった。

学習塾で勤める僕たちはいわゆるプロの教育者であるべき。
子どもたちに勉強を教える段階から、いかに結果を出す指導をするか、
という難題といつも向き合っている。

今日、聞いた講座内容は知的障害を持つ子どもへの親としての対応の仕方
(ペアレントトレーニング)がメインだった。
子どもに直接指導することばかりにとらわれず、親に対して
普段の生活の中での子どもとの接し方を見直してもらうことによって、
また具体的にトレーニングすることで子どもが少しずつ変化、成長
していくということだった。

つまり保護者のための育児トレーニングと言った感じ。
でもこれは別に知的障害児だけでなくとも十分に通用するなぁと感じた。

例えば、どうして子どもが言うことを聞かなくなってしまうのか。
どうして問題行動ばかり起こすようになるのか。
それらにはすべて原因があり、またそれを治す事ができるのは親しかいない
(親の指導が一番効果的だ)と言うこと。
これらについての講義内容だった。
(詳しい内容は今月の塾通信にて保護者の方々にはお配りしたいと思います。)


学習塾として僕たちはもう、子どもたちに勉強を教えるだけでなく、
保護者に対してもこのような内容を理解していただくためのはたらきかけを
していかなくてはいけない事を痛切に感じた。
普段から一番子どもたちに接しているのはまさしく親なのだから。

そのためにも僕たちがまず徹底的にこの分野を学ぶ必要がある。
かなり参考になる教育講座だった。

「宣伝」という言葉は、あまり好きではないけれど・・・

2007年09月24日 10時28分27秒 | 経営者業
宣伝広告費というと新聞の折込チラシやホームページの維持費など
そういった直接的な宣伝手法にかかる費用を考えがちだけど、もう少しマクロに
見てみると宣伝広告費と呼べそうにないものが実は宣伝効果があったりする。

例えば中高生の定期試験対策授業や小学生向けのおもしろグッズなど。
定期試験対策として講師の方々にお支払いしている手当。
これは経理上は人件費として計上しているが、僕の頭の中では宣伝広告費だ。
生徒たちが喜んでくれて、その結果口コミで広がって・・・という感じ。

また、うちはまだおもしろグッズなどで小学生のモチベーション(?)
をあげるようなことをしていないけど、がんばったご褒美にちょっとした文具
などがあってもいいのかな、と思っている。
学校で「これ塾でももらったんだ!」という噂が広がればこれもまた宣伝効果。
これらにかかる費用は宣伝広告費とも呼べると思う。

宣伝広告と言えば折込チラシや、ホームページ、パンフレット、などと思いこみ
生徒の帰宅途中に手渡ししてみたり、近所のポストに入れて回ることだけを
想像されている方が多いけど、「こうやって考えてみることもできますよね」と
お話させていただくと、「すごくおもしろい」と仰ってくださる。

売り手が買い手に対して直接売り込むことだけが宣伝ではない。
まだまだこんな宣伝効果のある事っていっぱいあると思う。

学力を上げるために必要なのは授業だけではない

2007年09月23日 19時11分02秒 | 学習塾経営
子どもが学力アップするにはいくつかの要素が考えられる。
ある特定の教科だけが苦手な子どもの場合はほぼテクニック(塾など)だけで
クリアーできるケースが多い。

しかし全般的に学力を上げようと思うと、まず生活面に問題がある場合が
ほとんどなので、学校や塾でいくら授業を聞いたとしても効果はなかなか
見えてこない。

この場合の学力アップの要素は、
①勉強に対するモチベーションをあげること
②依存しない効率よい学習法をとること
③人間関係(交友関係、親子関係)に問題・悩みがないか考えること
 (悩みは脳内を支配してしまい、学習どころではない状態になる。)
この3点が超重要。

②は学習塾が最も得意とする分野なので問題ないのだが
①と③、特に③に関して学習塾ではなかなか割り込んで
指導してあげることは難しい。
よく話してくれる子は良いのだけれどそうでない子とはまず、
信頼関係作りから始めていかなくてはいけない。

普段の指導以外にも生活面や人間関係について良き相談役になれるような
(年齢はともかく・・・苦笑)お兄さん、お姉さん的な講師でなければならない。
そのためにも保護者だけでなく子どもたちとも面談をしたり、話しかけたり、
1人1人と深くつき合っていくことが必要だ。
学習塾の講師が「授業だけやっていれば良い」時代ではもうなくなっている。

親は子を褒めてあげるものだと思う

2007年09月22日 23時06分43秒 | About Nagahama
親子ゲンカの理由で圧倒的に多いのは勉強の話。

母「勉強しなさい」 子「わかってる!」
母「わかってたらしなさいよ!」 子「今、しようと思ってたのに!!」
母「うそばっかり!テレビ見てたくせに!」 子「うるさいなぁ~!」
母「うるさく言われる前にしなさいよ!」 子「わかってるわ!」

なんて感じでエスカレートしていく感じ。
良くありがちなパターン。

そこへ父親が帰ってきてお母さんに
「もう、そんなに勉強、勉強言わなくても・・・」
なんて、言おうモノならもうたいへん!
母「あなたがそんなあまいこと言ってるからだめなのよ!!」
父「俺が悪いのかぁ~??」
そこから夫婦ゲンカの始まり・・・なんて事にも発展していってしまう(笑)。


まぁ、極端な書き方をするとこんな感じになる。
保護者面談をしていて、子どもとの家庭の様子を話しながらどんどん
感情的になって熱く語られるお母様もいる。
子どもと親は感情的になりやすい。だからあまりコーチ役にむかないと思う。
(一部、ゴルフやボクシングで親子で活躍されている方もいますが・・)


講談社から出版されている「僕はパパを殺すことに決めた」という本を読んだ。
どこまで真実なのかわからないが、あまりにも親が子どもの勉強に干渉しすぎて
しまうとこういう悲しい結末を向かえてしまうということを証明しているように
感じる内容の本だった。こうなるともう、笑っていられない。

ただ、このご家庭のちょっと手前のような家庭はいっぱいあるのでは?と
僕は思っている。

小さい頃からプラス発想で

2007年09月20日 11時50分23秒 | メンター
経営者になってからいろいろな出会いがあって僕自身の考え方は
大きく変わってきた。
中でもスピリチュアル(?)な事に関してはかなり重要視するようになった。

風水や備長炭、清めの盛塩など、とりわけ勉強したわけではないので
詳しくはわからないが、玄関をきれいにする、鏡をきれいに磨く、
心を磨く、ことばを磨くなど。
人として当たり前と言えば当たり前のことをきちんとしているかどうか
が人生を良くしていく、ということは実感している。

昨日読んだ雑誌に学習塾のオーナーさんの体験記があった。
玄関をきれいにし、デスクや書庫のいらない物を一掃したところ
塾のうわさが口コミで広がり一気に生徒さんが増えたそう。

また、そのオーナーさんは教室にやって来る生徒に
「僕はツイテル!」「私はラッキーなんだ!」と言ってごらんなさい。
本当にツキが回ってくるからね。
と生徒たちにプラスのことばを発するように促しているそうだ。

生徒たちは特に勉強のことに関しては悲観的になりやすい。
「わからへんわ~!」
「難しすぎてやる気が出ない・・・」
「眠たい・・・」
「何でこんなコトしなくちゃいけないの?」
など、マイナス言葉ばかりを口にしたがる。

そんなことばかり考えているから当然、運も落ちて勉強も身に付かない。
それではせっかく塾に来てまで勉強している時間がもったいない。

僕は今までこういうプラス発想は成人が行っていくべきだと
勝手に思いこんでいた。
子どもがプラス発想なんかしだしたら「都合のいい発想」になってしまうと
勝手に思いこんでいた。

でもやっぱり実際はちがう。
褒められれば喜ぶし、前向きな気持ちになれば生徒たちは一生懸命頑張る。
逆に怒られたら意気消沈して後ろ向きなあきらめムードになってしまう。
素直な子どもたちだからこそ、今のうちに前向きなプラス発想の
癖付けをしてあげる必要があるんだなと気付いた。

今後、授業の中でちくいち、プラス言葉を使っていこうと思う。

人で決まる!

2007年09月19日 23時55分02秒 | メンター
ネットバンクにサポート電話をしてPCトラブルのサポートをしてもらった。
非常に対応が良くて、びっくりした。
約30分もの間いろんなことを電話越しで教えてくれてようやくうまく稼働した。

方や、某大手業者は「田舎の顧客だから・・・」みたいな対応をされて
ひどく嫌な思いをさせられた。

人の時代になってきたな、とつくづく感じる。

昨日、学習塾を経営する友人のところに行った。
もちろん良い意味での彼のオーラーが教室を覆っていて、なんだかすごく
アットホームな感じでかなりくつろいでしまった。(M先生、ごめんなさい。)
おまけに良い情報もいただいて・・・m(_ _)m

人が周りに与える印象ですべて決まってくる。
そんな時代になってきたのをすごく実感する今日この頃だ。