NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

ペガサス講師陣の心得

2008年04月30日 02時18分41秒 | 学習塾経営
授業終了後に今津教室にてミーティングを行っていましたので
更新が今になりました。
個別学院には非常に優秀なスタッフが揃っています。
現状の指導方法に甘んじることなく常により良い指導法を模索、研究
しながら日々を過ごしています。

ポイントは「すばらしい授業をすること」を模索しているのではなく
「いかに子どもたちの実力をつけるか」ということを模索していることです。
以前にも書きましたが講師は「うまい授業を模索」しがちなのですが
うまい授業では成績が上がるとは限りません。

個別学院 塾ペガサスはこの点をはっきりと意識して講師陣が生徒と
接しています。とにかく小中学生はいかにして鍛えて実力をつけていくかが
非常に重要なポイントです。

全国無料学力診断テストを行います

2008年04月28日 23時35分46秒 | 学習塾経営
お知らせです。
全国小学生統一模擬試験 (主催 四谷大塚NET)
を当教室でも受験できる運びになります。
以前からずっとお世話になっているあぐり進学(僕の前の職場です)より
ご紹介していただきました。詳細はこちら
http://www.agri-net.co.jp/2005yotuya.pdf
(※注意 ↑これはあぐり進学のご案内です)

急に決まったことなのでまだご案内ページが出来ておりませんので
ご了承ください。m(_ _)m

開催場所は 個別学院 塾ペガサス 安曇川駅前校と今津校の両校です。
塾生には後日、正式なご案内をお渡しいたします。

尚、対象は全国の小学3年生から小学5年生までとなっています。
受験料無料の学力診断テストですのでぜひご参加ください。

日程は6月8日(日)です。

子どもが家で勉強しないのは・・・

2008年04月27日 23時12分35秒 | 学習塾経営
「子どもが家で全く勉強をしない」と困ってられる保護者の方が多いです。
保護者面談でもこの手のご相談は結構多いです。
「やりなさい」といってやるようだと問題ないのですがまずやりません(笑)。
やらないからご相談されるのですね。

ではまず、子どもが家で勉強をしない要因を考えてみましょう。

テレビやゲーム、(携帯電話)などが気になる
勉強の内容がよくわからない
勉強がつまらない
やりたい趣味や習い事があってそちらに集中してしまう
など、もっといろいろな要因も考えられると思います。

できるだけたくさん挙げてみてください。
なかなか挙げられないようですと、お子様のことをあまり見てられない
のかもしれませんね。
ですから、意外と親の目の届かないところで勉強していたりするかもしれません。
なのに「勉強しなさい」と、思いついたように言ったりすると当然、反発を
してくることにつながります。
「やってるわ!」「今からしようと思ってたんだ!」などです。

要因をとにかくたくさん挙げていくうちに
「勉強をしないことをすべて子どもの責任にしてしまっている」ことに
気がつくのではないかと思います。


一点だけ確実な手法がありますがそれは、
勉強している(がんばっている)親の姿を見せることです。
そうすれば子どもは自然と勉強し始めるというケースが非常に多いようです。
お父さんみたいに、お母さんみたいに、と。





フィンランド教育の根っこ

2008年04月26日 23時19分37秒 | 学習塾経営
中小企業同友会の方からフィンランドの教育について少し勉強してみたら?
というアドバイスをいただきました。
その方からはなんと本を5冊も貸していただきました。

フィンランドの学力が世界一位の座を獲得していることは有名な話ですが
学力というのは一朝一夕でアップするものではありませんから10年ほど前の
政策などが今になって結果として表面化してきます。
ですから10年ほどさかのぼってそのきっかけを考えなくてはいけません。
今年、方針を変えたから来年世界一になれる、なんていうものではありません。


僕がお借りした本の中で特に残っているのは
フィンランドの学校は休日が非常に多い事が挙げられますが
その理由は「家族と過ごすため」だということです。

特に祖父や祖母との交流を大事にされているようで、その際に
魂が受け継がれているのだそうです。

昨日の記事に書きました行程と結果にも関係するのですが
このフィンランドが大事にしている家族の時間 は直接学力には関係しません。
まさか祖父や祖母が子どもの勉強を見るわけではありません。(笑)

ですが、フィンランドの学力アップの要因は家族との時間というのです。
日本の場合はどうでしょう。


このブログを読んでられる保護者の方々は、実績や指導形式にとらわれずに
この辺りのことをわかっている学習塾をぜひ選んでいただきたいと思います。

ただ単に成績が上がれば良い?

2008年04月25日 23時58分23秒 | 学習塾経営
学習塾は成績を上げてなんぼの商売だという人がいます。
僕もそう思います。それなくしては何も先へは進みませんからね。
レストランや食堂に入って空腹を満たさない、なんてことが
あり得ないのと同じようなものですね。

ですが成績アップがうちの全てではありません。
(ただ単にお腹が膨れればそれでよい、レストランや食堂ではありません。)
いつもブログに書いていますが、成績アップまでの行程を
もっと大事にしたいという気持ちが大きいです。


勉強にもストーリーがある

2008年04月24日 23時24分51秒 | 学習塾経営
中学や高校生の中に「学校で使っている問題集を教えて欲しい!という質問を
持ってくるから、毎週、それを教えていって欲しいのですが」
と相談してくる生徒がいます。

特にうちの場合は個人別指導をしているのでそういうニーズが多いのだと
思います。
その問題を教えてあげること自体は別に構わないのですが果たして
そのやり方でずっと塾でがんばっていてその子の実力がついていくのかどうか
それが非常に重要です。

結論から言いますと、1年生や2年生の段階で、そのやり方の勉強スタイル
では実力はつかないと思います。
わからないところだけ質問する形式での授業は、全てが点として存在しますから
なかなかそれらが結びついて1つの線になりません。

その後も、線が集まり面になり、また面が集まり、立体になり・・・と
1つ1つの知識がつながっていくことで高い学力が形成されていきます。
それぞれの分野での課程と融合がものすごく大事なのです。
その手助けになるための講師や学習塾が存在すると思っています。

力が全くつかないとは言いませんが、
わからないところだけの質問形式だと、独学に近いので学校の先生に
放課後、聞きに行けば良いだけの話になってしまいます。

昨日もそう言ってきた生徒がいるので上のような話をしました。
楽をして実力をつけられないものか?と考えてしまうのは、気持ちは
すごくよくわかります。僕もそうだったので。(笑)
そんな魔法のようないい話はありません。

ですが、普通なら1年かけたり、3ヶ月かかるような授業をわずか
1,2週間(もっと早い子もいます)で受講できてしまうツールならば
うちにあります。以前から何度もブログで紹介させていただいている
「ベリタス」です。

ただでさえ、画期的な手法を使っているのにも関わらずそれを速習してしまう
事が出来るのですから、今までの授業よりもはるかに有効だと考えます。

振替授業も・・・

2008年04月23日 23時59分41秒 | 学習塾経営
当教室ではいかなる理由でも振替授業を行います!
というのを1つの大きなサービスとしています。
ですがこのサービスにも若干の落とし穴があります。

この振替授業のお約束は時に子どもたちのためにならない場合があるのです。
いつでも振り替えます。と言いながらいつも複雑な気持ちなのですが
ある決まりを守る事というのは非常に重要なことだと思います。
事の大小関係なく、約束や決まったことに関してはきちんと守る習慣を
つけて行かなくてはいけません。

塾のある曜日は最初に決まっていますので、そこを避けて用件を入れていくとか
生活のリズムをきちんと整えて体調管理をしていくのも重要なことだと思います。


今日はクラブの大会があって、もう勉強する体力は残っていません。
学校から帰って体温を測ったところ39度もありました。

などと言うのはOKです。無理してはいけません。
どうぞそちらを優先していただき、また気持ちの切り替えが出来たときに
再スタートをしてくれればよいと思います。
そのための振替授業なのですから。


ですが、「今日はちょっとしんどいのでまた次にしてもらえれば良いや」
などという考え(あまえ)での受講はよくありません。


やる気

2008年04月21日 23時31分17秒 | About Nagahama
やる気って、いったいどうすれば出てくるのでしょうか?

よく親子の会話で

母「あんた、やる気あるの?」
子「あるよ。今からやろうって思ってたのに・・・」
母「よく言うわよ。何にもしてなかったじゃない!」
子「あぁ、わかった!やれば良いんでしょ、やれば。あぁ~あ、やる気失せた~」

みたいなものがありますよね。

そう!子どものやる気は「○○しなさい!と、言われると、無くなる」のです。
(笑)
「いくら言っても勉強しない」というのは「勉強しなさい」と言うから
しなくなるのです(苦笑)

特に親から欠点を指摘されたり、指示されたりすると、非常に感情的になって
しまいます。気をつけたいものです。

キーワードは 自立すること、と 認める(自信をもたせる)こと ですね。


宿題にせよ、普段の勉強にせよ、またスポーツなんかにしてみましても
自立できるようになれば体もしっかりしてくるやろう。




集中力が散漫してしまうものについて

2008年04月20日 23時52分07秒 | About Nagahama
最近では小学生も携帯電話を持つ時代で、携帯各社も子ども向けの電話機や
通話プランなどを販売しています。
僕は小学生に何のために渡すの?という思いが強いです。
と言いながらうちも学校の行き帰りの防犯用に1つ持たせています。

ですがこの携帯電話というのは便利な反面、非常に大きなデメリットを
持っています。友達が持っているから、という動機での購入なら控えた方が
良いと思います。
友達や時代に逆行する必要はないと思いますが今のところ僕は高校を
卒業するまでは必要ないのではないかと思っています。

例えば試験前を想定してください。
「よし、今からがんばって勉強するぞ!」と机に向かったとたんに友達から
「暇だね?何してるの?」などのお誘いメールが入ったりします。

このメールはリアルタイムというのが良い点なのですが
深夜でも早朝でもお構いなくやってきます。
それに対応しているとあっという間に時間が過ぎていってしまいます。

結局、当初やろうと決めた「今からがんばって勉強するぞ!」という考えよりも
突発的に入ってきた電話の用件に頭の大部分を使っちゃうわけです。

携帯に限らずテレビもそうです。
勝手に耳を通じて脳までやってきますから集中力は大きく欠けてしまいます。


だから僕はグッと集中したいとき、一旦メールも着信もしないように
しています。封印ってやつです。



必ず!チリも積もれば山となります!

2008年04月18日 23時37分58秒 | メンター
今年の元旦のブログに
僕は今年、3つの手帳を使用していくことにしました。
1つは従来のように予定を書き込む「未来型の手帳」です。
2つめは毎日目標を書き込み、チェックするだけの「目標達成手帳」です。
3つめはその日の振り返りを行う「日記手帳」です。

ということを書きました。
今のところほぼ毎日つけています。
特に目標達成手帳に関しては元旦の頃から続けてやっている事があるのですが
それを日々チェックしています。
目標通りに出来たら○、
出来なかったら×、
とすごくシンプルにつけているのですが○が随分と増えてきました。
もしこの日記つけていなければ「なんとなく」のまま続けていたことに
なる・・・と考えるとやってて良かったなぁ~って思います。

ブログでもそうなのですが読み返すとその量のすごさに、
我ながらびっくりするくらいになっているので、それがまたすごく楽しいです。

ぜひみなさんも何か1つでも良いので続けてみてください。
そしてそれを自分のためにノートにつけてみてください。

塵も積もれば山となる。と言いますが、こういう事をやっていると特に
強く感じます。

高校生の中にベリタスをとにかく一生懸命受講している女の子がいます。
その子が今日「英語の見え方が随分と変わってきた!」と言っていました。
たった1ヶ月程度ですが、すでに以前の自分とのちがいを感じられるまでに
成長してしまったようです。

残念ながらまだマイペースで受講している生徒とはやはり随分と差がついて
しまってきました。