NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

依存型から能動型へ

2019年10月26日 10時54分02秒 | メンター
先日、ある校舎から嬉しい報告がありました。
中3の時に5教科200点台で入塾してきた生徒さんが
高校へ行って学年4位になったというのです。
それで、次は1位を狙う!
と、益々やる気になっているそうなのです!

この生徒さんのように中学の時は勉強が苦手だったのが
高校へ行ってから躍進する、ということがあります。


それは、まず第一に心の成長が大きいです。
中学までは「教わる」「やらされる」といった
依存型の学習だったのに対し

高校では「自らやる」「自分のためにやる」という
能動型の学習に代わるのです。


この差が非常に大きいです。
学習に限らず能動的な活動では疲れ方が違います。

ゲームが好きなお子さんをイメージしてもらえれば
容易に想像できると思いますが
とにかく、納得いくまでやり続けられます。

集中力や理解しようとする姿勢も違ってきますから
当然、定着率も上がってきます。

いわゆる「やる気」と言われるものであります。
この「やる気」については、書き出すと長くなりますので
また次の機会にしようと思います。



能動型の行動が良いのは社会人も然りです。
その生徒さんに負けないように
我々も日々精進!頑張りたいと思います!

急いては事をし損じる

2018年03月06日 22時57分27秒 | メンター
みなさんが何かにトライしていて
どうしてもうまく行かないことがあると思います。

部活やスポ少などで身体を使うことでのチャレンジだけでなく
学校の定期テストや模試、入試や資格試験などと
頭を使うことも同じなのですが

「急いては事をし損じる」

という言葉があります。

うまく行かないからといって躍起になって
焦ってしまっては結局うまく行かなくなりますよ

ということです。


私はもう完全に中年の域に入っていますが
いまだに急いてしまいことを失敗させてしまうことがあります。

先日もある場面で焦ってしまい
平常心を忘れてしまい失敗しちゃう。。。ってことが
ありました。(まぁ、遊びの中でですけどね^^)


いくつになっても人は感情で動いてしまうと
うまくいかないものなんだぁ~と改めて感じました。

みなさんも何かうまく行かないからと
焦って、急いてしまったことはありませんか?


結局うまくいかなくなってしまいますので
まず、一呼吸ついてから次のアクションに移りたいですね。

はきものをそろえる

2018年02月22日 22時39分34秒 | メンター
先日、ある校舎に通っている年中さんが
教室のトイレのスリッパを丁寧に揃えていました。

私は遠くから見ていたのですが
誰に言われるわけでもなく自ら揃えていました。
何気ないワンシーンでしたが心がなんか
スゥ~っとイイ感じになりました。


「はきものをそろえる」という詩をご紹介します!


はきものをそろえる

はきものをそろえると心もそろう
心がそろうと、はきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと、世界中の人の心もそろうでしょう


毎日、毎日忙しくされている保護者の方や
部活と勉強の両立でたいへんな学生さんたち
ちょっと立ち止まってはきものをそろえてみると
心が落ち着くかもしれませんね。


必ず成功する方法

2017年08月03日 16時50分26秒 | メンター
絶対に成功する方法があります。


有名な話ですが、それは

 成功するまであきらめないこと です。


つまり、成功か失敗かっていうのは
自分自身が決めることだということです。


発明王トーマスエジソンが残した
有名な言葉を記しておきます。



私は失敗したことがない。

ただ、1万通りの

うまく行かない方法を

見つけただけだ。



私たちの最大の弱点は諦めることにある。

成功するのに最も確実な方法は

常にもう一回だけ試してみることだ。





もうだめだ~
ってところからが勝負だ!
とも言っています。

そこまでは誰でも行くけど
やりきる人は少ないです。
だからそういう人が成功していくのでしょうね。


私も日々精進です。

できるか、できないかではなく・・・

2017年06月14日 16時43分04秒 | メンター
「できるか、できないか」ではなく
「やるか、やらないか」なのだ!と、言われます。

もちろん限界はありますが、心の持ち方が
とても大事だよ!ってことなのです。


たとえば、何でもすぐにあきらめてしまう人は
口癖のように「無理!」とか「できるわけない!」と
つぶやく人が多いです。

できない!って決めてしまったら、やりませんから
絶対にできません。

宝くじは買わなきゃ100%当たりませんが
1枚でも買えば当たる可能性が数%でも生じるようなものです。


できるか、できないか!で考えるのではなく
「やるの?」「やらないの?」
で考えて欲しいのです。


何が違うかっていうと、心の持ち方です!

すぐにあきらめてしまうのではなく
まず、やってみて欲しいのです。

結果的に成し得ることはないかもしれませんが
その頑張りによって得るものが必ずありますし
人はそうして成長していくものなのです。


もし、全部100点を取ったら1億円あげます!
と言って目の前にお金を積まれたら
ダメモトでも勉強しますよね(笑)

無理かもしれない、と思っていても
全教科なんて絶対無理やん!
とか言いながらも1億円にチャレンジしますよね?(^^)


人は、できるか、できないかってことよりも
1回やってみるか!の気持ちが勝てば行動に出るんです。

勉強だけじゃなく、普段の生活からも
ぜひ考えてみてくださいね!

実はやる気以前の問題かもしれません

2017年03月29日 23時11分08秒 | メンター
「勉強は子どもがやる気にならなくちゃいけない」
そう考えられている親御さんがほとんどです。

学習塾業界でもチラシなんかでよく
「やる気にさせます!」
などというキャッチコピーを見ます。


まさに、その通りではあるのですが
いったい「やる気になる」って
どういうことなのでしょうか。


それは、「やる気になっている」というのを
どういう状態のことを言うのか考えてみると
それが見えてきます。

たとえば、スポーツが好きな子だと
プロ選手の試合観戦をした後には
よし!僕もあんなプレーができるようになろう!
などという気になるかもしれません。

ゲームが好きな子だったら
新しいゲームを買ってもらったり
友だちと対戦したりするとき
きっと夢中になって操作を覚えたり
戦略を立てたりしているでしょう。


こういう状態になることを
「やる気になる」
と、いうのであれば勉強の場合は
どうすれば良いでしょうか。


受験を控えている学年なら志望校へ足を運び
オープンスクールに参加するのも良いでしょう。


では学校のテストの点数を上げたいとか
漢検、英検などの資格を持っておきたい
(持たせておきたいと感じてられる親御さん)
の場合ならどうすれば良いでしょう。


難しいですよね(^^;

僕は正直、特効薬はないと思っています。
(劇薬的なものはなくはないですが・・・)

目標がアバウト過ぎるというか
子どもたちにとっての優先順位が低い状態のものは
なかなかやる気になんてなれないのが実情です。
(大人も一緒ですよね。)


当塾では子どもたちの点数が上がったり下がったりするのを
「本人のやる気」の問題には絶対しないようにしています。

そもそもまったく「やる気」がないのに、塾には来ませんからね。
少しでも上げたい!志望校に合格したい!という気持ちがあって
やって来てくれていますからそこに原因はありません。



子どもたち自身が勉強を、自分に必要なこととして
優先順位を上げてもらうことがまず第一です。
もしかするとこの段階では
「このままではまずい!」という危機感が
必要かもしれません。

過度な危機感や心配ごとは逆効果なので注意が必要ですが
とにかく、自分に必要なものだという優先順位を
イヤイヤでも良いので上げてもらうことが必要です。



もし、優先順位がそれほど上がらなくても
まだ大丈夫です。

それは、「自分にもできる!」という
自信を持つことです。

これには人によって時間がかかりますが
必ず、持ってもらうことができます。
自信が持てればその教科が好きになります。
その教科にプライドが持て始めます。

そうなれば周りが何も言わなくても
自分で勉強するようになったり
「どうすれば点数が取れますか?」
という姿勢になってきてくれます。


これを「やる気になる」というのかなと
僕は思っています。

やる気がないからダメなんじゃなく
やる気になるまでのことすらもしていない状態だから
ダメなんですね。

社会人も全く同じだと思います(^^)

本質を考える事

2015年07月31日 23時24分52秒 | メンター
知り合いの三重県の先生がfacebookで
武井壮さんの動画をシェアされていました。
久しぶりに感動しました。
(^^)

運動部は必ず見て欲しい動画(YouTubeより)
https://www.youtube.com/watch?v=nFoLdjIw87E&feature=youtu.be



武井さんご自身が陸上部だったころのことを
こう話されていました。

試合では自己ベスト更新をねらうのに
練習では自己ベストを更新する機会が少ない
だから、自分は毎日自己ベスト更新を目指した
そしてその時の天候や気温、体温、着ている服など
事細かくノートに記録していき
どうすれば自己ベストを更新できるのかを
毎日、毎日、必死に追い求めた!


と。
これって、学習も同じだなぁ~って
すぐに感じました。

満点でも平均点でも
それこそ自己ベストでも
何点でも良いのですが
それをねらう練習を日頃やっていないのに
テストの本番で更新する、なんて
ぶっつけ本番でできる方がすごいわけです。
(^^;

指導者として猛反省させられました。


また、後半部分では大学生から就活の相談があり
かなり納得の応えをされているので
大学生や大学生をお持ちの保護者様は必見かと思います。

僕もまったく同意見です。
3回生後半から始まる就職活動は
本当に時間がもったいないなぁ~って思います。

大事な大学生活をもっともっと
エンジョイ&勉強(社会勉強)して
過ごして欲しいなぁ~って思いました!


何をどうがんばるのか
何のために今があるのか
僕自身もまだまだこれから
「本質をよく考えて」
行動していこうと思います。

感情をうまくコントロールする

2014年09月08日 23時02分34秒 | メンター
テニスの錦織選手、世界ランク1位の選手を
見事倒しました!すばらしいですね。
このまま決勝もがんばってもらいたいですね。

もうニュースなどでみなさんご存知かもしれませんが
錦織選手がメンタル面で意識しているのは
「最後まであきらめない」ことと「マイナスな発言をしない」
という事だそうです。

そんなのは絶対無理だと言ったり、
うまくいかないときにイライラしたりすることを
極力セーブするようにしてきたのでしょう。


これって僕も授業中によく感じます。
「こんなのできるわけない!」とか
「習ってない!ふざけるな!!」
などと、文句を言いながらやる子がいます。
(^^;

気持ちはすごくよく分かりますし
答合わせをしたときに間違いだらけだったりすると
一気にやる気が低下してしまいますよね。

でも、点数を取れる生徒はここで粘れる人です。
そういった感情を持つな!
っていうのは無理な話ですし
間違っても何とも思わないよりはずっと良いです。
ある意味必要な感情でもあります。

上手にコントロールできるように
練習してもらいたいです。

錦織選手でさえも
イライラする、できないとぼやきたくなる感情を
上手にコントロールされているのか・・・
と、頭の隅っこにでも入れておくと良いと思います!


発する言葉には要注意!

2014年04月01日 23時45分22秒 | メンター
問題演習をしているとき、すぐに
「ぜんぜんわからへん!」
と、口にしてしまう生徒がいます。

大人でも、うまくいかないことがあるとつい
「こんなのできるわけないわ!!」
みたいに熱くなってしまうことがあります。
(少なくとも僕はあります^^;)


熱くなることは、問題を解いたりしながら
力を付けていく中では重要なことです。

ですが、「まったくわからない」とか
「できるわけがない!」
と、言うのはおまけです。

しかも、使っちゃいけないおまけです。
本当にそうなってしまいますからね。


言葉は顔を上に向けて放っているのと同じです。
自分の唾を吐いたらどうなるでしょう。
顔に落ちてきますね。(^^;

自分が発する言葉も同じです。
全部、自分に降りかかってきます。
だから、気をつけたいですね。


スポーツ選手なんかは
マイナス言葉を発しないように
常に気をつけているそうです。

1日の練習のあとには
「あぁ~疲れた~」
なんて言いたいところでしょうが
「あぁ~充実した!」
などと、プラス言葉に置き換えて口にされているそうです。

そうしないと、せっかくの1日の練習が
台無しに・・・なんてことにもなっちゃうそうです。

たかが言葉ですが、体に及ぼす影響は
結構大きいようです。
自分の声は自分が一番良く聞こえますしね(^^)
気をつけたいです。



目標を定めると

2013年05月31日 23時55分05秒 | メンター
テスト前に目標点数を考えたことがあると思います。
毎回ではないにしろ、今度の英語はがんばって90点!
などと目標を立てた時の学習って結構スムーズに行きます。

もちろん真剣にその点数を取りたい!と思うことが
大前提ですが、点数だけでなく
より、具体的な目標を持てた人ほど
その達成率が高いそうなのです。

どうしてでしょうか。

それは、
「やることが明確になる」
からです。


実はこれは社会人になっても全く同じなのです。
新入社員であれ、中間管理職であれ、社長であれ
目標を立てる1番の理由は、実現のために
「やるべきことを明確にすること」なのです。


90点を取る! という目標に対して
そのために、じゃぁ何を、いつまでにするのか
それが決まります。

それがわからないときは誰かに相談すればいいのです。
塾の先生でも学校の先生でも、誰でも良いです。
90点取るために何をどのくらいいつまでにやればいいのか
納得いくまで考えます。

やるべき事が決まればあとは愚直に
ひたすらそれをやりまくるのです。
もう、「こなす」だけになるかもしれませんが
行き先(目的)がはっきりしていますから
単にやりっぱなしでやっているより良いのは
もう歴然としていますね。


とは言いつつも
目標を明確にする・・・
いくつになっても課題だったりします!(笑)