NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

土曜の小3クラス

2009年01月31日 23時58分59秒 | 学習塾経営
今日、小学3年生国語の先生がインフルエンザでお休みだったために
代わりに授業することになりました。

たっぷりやった最後に
「先生!熟語テストして~!」
と、元気にニコニコしながら生徒全員が言ってきました。
難しい熟語を次々と解いていくのには
こちらがびっくりしてしまいました。(^^;

ちょうど、見学に来られてた大阪の塾長さんや講師さんも
「すごい!」とびっくりされていました。


この小3生の生徒たち、すごく楽しみなクラスなんです。
まず、言ったことを素直にやります。
これだけ覚えてきなさいと言ったものをきちんと覚えてきます。
そして何より、すごく楽しそうに勉強しています。

知ることの喜びを感じられる勉強になっているようで
教えている僕も教えながらとても嬉しくなります。

本来の勉強の姿がこの子たちを通じて感じられます。
いやぁ~良い時に見学に来ていただけました。(笑)

中3生!ラストスパート!

2009年01月30日 23時54分21秒 | 学習塾経営
お待たせしました。
次はいよいよ高校受験組です。
今日はほんの少しだけでしたが中3生と話をしました。

先日も書きましたが高校受験と呼べる受験をする子は数人なので
僕は受験よりももう少し先(高校に入ってから)のことを話しています。

特に英語は格段に差がありますから要注意です。
でも英語が好きな生徒って結構いるのです。
「好き」とまでは言いませんが、嫌いじゃないと思える生徒が結構います。

あまり文法を強めて教えたくはないのですが
授業としてある以上は好き嫌いで言ってられませんので
力を入れて行かなくてはいけません。
ですから、この受験を機に高校英文法に今から少しずつ
シフトしていってもらおうと思っています。


さて、いよいよ来週は公立高校の推薦。
うちからも何人か受験します。
持っている力が120%発揮できるように祈っています!

この地域は本当にのんびりしています・・・

2009年01月30日 00時49分31秒 | 保護者の方へ
県立高校の入試問題の解説を久しぶりに作っています。
少し前まで滋賀県の数学は結構難しいと思っていたのですが
近年のを見ていると、そうでもないような、そんな感じがしています。
(まだ1年分しか見ていませんが・・・苦笑)


近所の公立高校は普通科が2つ、総合科が1つなので
受験と言うほどそれほど熱くなっていませんが
すぐ隣の地域ではかなりの激戦になっています。

滋賀県は真ん中に琵琶湖があるので東西にパカーンと分かれています。
りんご先生は東の方ですし、うちは西です。
ここから南東に当たる方は同じ県とは思えないほど遠いです。

それが全県一区になっています。
一応、どこの公立高校でも受験できるようになっています。

ですが、あいにく通学できる距離にないので実質は昔の学区域に
収まってしまっているのが現状です。

ですからこの辺りは一番、競争率も低く、受験ムードなんて
呼べるものではありません。
数学は大問1をしっかり解けるようにしておけばまず問題ありません。


受験熱がヒートし過ぎるのは良くないですが、あまりにも低すぎる!
と、たくさんのお母様方からお怒りの声が聞こえています。

特にこの地域は本当にのんびりしています。
焦り出すのが高3の夏ですから、到底間に合いません。
伸びる芽は早いうちから伸ばしてあげたいです。
それが我々の出来る地域貢献の1つだと思います。

中学と高校、教科の壁

2009年01月28日 23時44分51秒 | 教育の話題
インフルエンザがピークに流行しています。
家に帰ってからの手洗いうがいは必ず習慣づけるようにしましょう!
(予防接種を受けた受験生は強いですね。)


来週から中学3年生に少しずつ声をかけていきます。
高校へ行くと勉強の難易度が今までとゴロッと変わること、
もう義務教育ではないということ
 大学受験をしなくても勉強しないと留年や退学となってしまうこと。

意識が変わっていない子には特に話していこうと思います。
2月になるといよいよ高校受験が始まりますからね。
それまでに気合いを入れ直してもらう意味も込めて話をしていきます。


ところで高校へ行って一番最初にぶち当たる壁って何だと思いますか?
実は「英語」と「国語」なんです。
数学や理科を想像した人もいると思いますが実はこの2つが大きく
中学と変わる教科なのです。
(具体的な教科の変化は直接話しますが・・・)

英語は文法と長文と会話に教科がわかれます。
国語も現代文と古文に分かれ、古文にももちろん文法が付いてきます。
文法とは要は文を作る際のルールです。
そのルールの取り扱い方が中学生とは全く違った感じで出てきます。


まぁ、もともと英語も国語も嫌いだから「別にいいや~」
ではすまされませんよ。
平均点の半分、つまり「赤点」と呼ばれる点数を取ってしまうと
次学年に上がることが出来なくなってしまいます。
これを仮進級(カリシン)などと言います。聞いたことあると思います。
これを取ると次の学年でも再テストなどを受けて単位をもらわなくては
いけません。
また、この赤点を3教科以上取ってしまうとたいへんです。
次の学年に上がることが出来なくなってしまいます。

実はこれって中学の時よりはるかに厳しくなる大きな壁なのです。
なのに、もう受験が終わったからいいや~などと言って
3月の入試が終わってから遊んでしまう子がいますが、まずいです。

これからが本当の勝負、社会に出る最後のステップとしての
学習の場ですから、学習は継続していくべきです。
と、言ってもある程度、入試の開放感を感じるのも良いでしょう。
(がんばっていれば・・・苦笑)
ですが、英語だけは高校英語に向けたステップを踏んでおくことを
強くオススメします。詳しくは教室で!


とにかく!君たちにとって、高校受験はまだまだ中継点です。

大学受験のしかた

2009年01月27日 23時42分49秒 | About Nagahama
昨日も少し書きましたが大学受験に変化が始まっています。
昔から各高校に指定校推薦枠があって、普段の成績や活動内容を
考慮した上で校内選考し、それに選ばれればほぼ間違いなく合格
するという指定校推薦があります。

これは非常にラッキーな大学入試です。
一般入試では到底無理な大学でもこの枠に入れればほぼ合格です。

そういう枠がかなりの量になってきています。
そのうちエスカレーター方式でどんどんと優秀な子どもたちの
抱え込みが始まってくるのではないかと思います。
まさに大学全入時代なのです。


ま、それはさておき、この推薦枠を目指して
普段の勉強を一生懸命がんばってもらいたいと思っています。

ただこの枠が自分が受験する時にも必ずあるとは限らないので
そこは要注意です。

ご不明な点はお気軽にお尋ねください。

高等部への意気込み!

2009年01月26日 23時47分44秒 | 学習塾経営
大学受験生はいよいよ佳境に入ってきました。
センター試験の結果から国公立大学の志望校もほぼ決まり
今週は私学の前期試験大詰めです。
自分の力が出し切れるようにがんばってください!
祈っています!パワーを送っておきます!

今年の大学受験は個別学院ペガサスとしては本格的な
国公立対策への第1歩という感じでした。
もっと早く取り組んでいれば・・・
と、少し後悔の念もなきにしもあらずです。


昨日大阪でベリタスの勉強会がありました。
そこでは全国の個人学習塾のオーナーさんや、
中・大規模の学習塾幹部の方々もおみえになっていて
真剣に研究されていました。空気が違いましたね。
久しぶりに刺激を受けてきましたので、今日からもう
高等部についていろいろ準備を始めているところです。



ところで、大学受験は何もセンター試験だけではありません。
今は大学も生徒獲得に一生懸命です。

普段の定期試験の成績が良ければ合格にします!
という大学もたくさん出てきました。

一般入試では到底届きそうにないような有名私学でも
面接や、簡単なテストで合格できるのです。

まじめにコツコツやっている子へのもう1つの進路だと言えます。
こちらにも今まで以上、力を入れていきます。

今年の高3年生は両校合わせて50人近くいました。
その5割から6割の生徒が推薦で大学を決めています。
普段の定期試験をがんばったご褒美と言ったところですね。


来年から高等部では1年生の段階からメンタル面も強化していきます。
まずはとことん子どもたちと話していきます。
定期試験生は定期試験を、国公立大学受験を目指す生徒は受験を意識して。

夢とか希望ももちろん大事ですが
地に足付けた日々の学習はもっと大事です。

国公立大学を目指す生徒たちには
ベリタスと京大個別会でセンター試験という全国大会に向けた
トレーニングを日々がんばってもらえるようにコーチングしていきます。

来年の抱負がまた1つ増えました。

今日はうちの紹介を・・・

2009年01月24日 22時45分41秒 | 学習塾経営
今日はうちの塾について少し書いてみたいと思います。

保護者面談をさせていただいていますと、必ず講師の話になります。
当然です。学習塾の商品ですからね。
クレームもあれば、うれしいお声も頂戴します。
どれもありがたいお言葉です。m(_ _)m


安曇川校では私が全保護者の方と面談をさせていただいております。
今津校では今津の教室長と、担当の講師とでさせていただいています。

講師には生徒から見て、お兄さん、お姉さん的存在(コーチ)と
師匠とも言えるくらいの存在(指導者・監督)があります。

大学生の講師は、コーチに適任です。
現役なので頭は最高に1番良い時期だと思います。
ですが、残念ながら指導者にはなれません。
現役選手だったわけですからね。まだまだ指導していく際の
経験が不足しています。

そこで我々の出番です。
私や今津の教室長は10年以上やっていますから
延べ人数ですと1000人以上の生徒や保護者の方と面談しています。

あらゆる生徒や保護者の方を見てきていますので
いろいろな対処法をご提案することができます。


どんな人も最初は超初心者です。
最初からうまくできる人なんていません。
だから学習塾ではベテランが指導者的存在で、大学生講師が
実際の指導に携わるコーチとして、お互い歯車を回しているような
そんな感じで運営しています。

ですから、先生が大学生だから・・・などという心配は無用です。
学校や一斉指導の塾では担当の先生で決まってしまうでしょうが
うちの塾ではできるだけそうならないように配慮した人員配置を
考えて指導しています。

個別指導ですから、特にこの辺りは神経質になって指導しています。
厳しすぎてもダメですし、もちろんあますぎてもダメです。
常にチェックしている私や教室長の眼は、保護者の方との
パイプ役でもありますから、絶対に欠かせません。


そんな少し変わった形態で指導していますが
効率よく運営できていると思います。
見学は自由ですのでいつでもご連絡いただき
どうぞご見学にお越しください。

↓教室のホームページです。
URL: http://www.pegasasu.info/

子どもは、声のかけ方1つで自信を持ったり無くしたりします

2009年01月23日 23時54分44秒 | 保護者の方へ
僕は生徒に発問する時に気をつけていることがあります。
発問の仕方をその時その時の目的で使い分けています。

例えば緊張感を持って欲しい時には
「seem ってどういう意味だったっけ?」とストレートな質問をします。
わかっていないのを知っていながら「わざと」発問します。
少しだらっとしている時などに、集中して欲しいからです。

次に宿題の直しなどをさせる時にはほとんど発問はしません。
わからないのをこちらが把握しているのであえて、もう聞きません。
「してみせる」ことに集中します。

ここでの発問の目的は「自信をもってもらいたい」ですので
わかりきったことしか尋ねないと思います。


十数人を相手に一斉指導をしていた頃、
成り行きで発問して、よく授業が長引いたりしたものです。
生徒が自信を持ってやれるかどうかはこのやり取りで決まります。


自宅でも同じです。
「こんな問題もわからへんのかぁ?」というのはかなりタブーです。
子どもが自信を無くすことしか、この発言からは考えられません。

「何でがんばってたのにこんな点数なの?」とかも絶対ダメです。
自分はやっぱりやってもダメなんだ!と自信をドンドン落とします。


わかってはいるけど親子ではこういう会話になってしまうものです。
親子ですから多少は目を瞑りますが、あまりしつこいと良くありません。
出来ていないことをチクチク言われるよりも
出来たところを認めてもらえれば大人もやる気になりますよね。
子どももそれと同じです。

志望校選び

2009年01月22日 23時52分48秒 | 学習塾経営
志望校を考える際に、「行きたい学校」と「行ける学校」がある。
僕は子どもたちに最初は必ず「行きたい」学校をイメージ
させるようにしている。でないと、話がまったく違う方向へ行くからだ。

何でもないことのように見えますがこれは実は非常に重要で
その子の人生を大きく変えるきっかけになります。

子どもたちの夢や進路を、自分で考えさせようとしていても
いつしか指導者側の知識や考えに合わせてしまうことがよくあります。
つまり超現実的な進路を選ばせてしまうということです。

冒険が必ずしも良しとは言えませんが「行きたい」と思う
学校を僕は出来る限り目指して欲しいと思うタイプの人間です。

出来るかどうかわからないけれど1回やってみる!という気持ちに
なった時の人間のパワーの大きさを今までずっと見てきました。
だからこそ、夢を夢のままにしないで欲しいと思うのです。

行きたい学校を選択させて、もしダメだったら責任を取れるのか?!
って聞かれそうですが 
やってみてダメだったのと、やらなくて後悔するのとでは
どちらが悔しいでしょうか。

住めば都と言いますから、あまり行きたい学校だけにこだわることも
もちろんありませんから一概にこだわることだけが良いとは言いません。

ですがまず、志望校を決める段階、そう出発する時から「行ける学校」を
目標にするのはやめて欲しいですね。
それから、1度行きたい!と決めたからには
とことんその学校にこだわって欲しいのです。

そのくらいの気持ちで来年度の受験生には志望校選びをしてもらおうと
考えているところです。

忙しい人に仕事は集中します!

2009年01月21日 23時55分09秒 | メンター
忙しい、忙しいと言っている人ほど仕事を任せると良いと言います。
理由はまず忙しくなるくらいひっぱりだこ、つまり信用できる人だから。
もう1つは忙しい人ほど無駄な時間を極力少なくしようとします。
時間管理のうまい人と言えます。


国公立を受験する人は基本的にたくさんの教科を勉強しなくちゃならない
のでとにかく忙しいです。
だからといって忙しい忙しいと言っていれば良いわけでもなく
結局やらなくちゃ先へは進みません。

出来る人は時間管理がうまい。
これは子どもたちだけなく、親にも共通しています。
やらなくちゃいけないことをきちんとノートに取る。
など、非常に基礎基本ベースなことを淡々と
毎日やり続けられるかどうかなのです。