NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

KY(=空気よめない) ??

2008年06月30日 22時29分30秒 | メンター
みなさん、使っているのかどうかわかりませんが、KY=空気がよめない 
なんて言葉が流行っています。
さほど意味深にこの言葉を捉えてられる方は少ないと思いますが
僕は子どもたち、特に小中学校の生徒たちがこの言葉を使うことに対して
少し危惧する点があります。

KYな人、というのはその場の空気がよめないない人。
と言う意味なのだそうですが必ずしも空気をよまなくても良いときもあります。
特に友達関係です。

塾生もこのブログを読んでくれているようなので具体的なことは
この場では控えますが、みんなが良くない方向に進もうとしているときは
勇気ある誰かが「そっちじゃないぞ!みんなどうした?こっちへ行こう!」
と、しっかり方向転換や止めてやらなくてはいけない事があると思います。

KYなやつ(=空気よめないやつ)だな、あいつわ!
なんて、冗談交じりに使うのでしょうが、変な空気はむしろ
払拭してくれるくらいでないと困ります。
そんな空気、必ずしもよまないといけないわけではありません!

時にKYであって欲しいのです。
それをわかっておいていただきたいです。
特に小中学生には。


テンションを上げてやれるかどうか

2008年06月29日 23時59分00秒 | 学習塾経営
今日の中学生のテスト対策をしているときに1人の生徒が

「この(英語の教科書)本文暗記をしてからワークブックやったら
 めっちゃわかるわ!」

と、とても感動していました。
明日のテストでは今まで以上に手応えを感じて帰ってきてくれると思います。

教室で指導してあげられる時間はわずかです。
では、無限に時間があれば学力は上がるのかというと
僕はちょっと違うと思います。

限られた時間内で「最後までやってしまおう!」という気持ちが
力になってくると思います。
せめてテスト範囲はやりきろう!と思ってくれるかどうか、
これが大きな鍵だと思います。

我々講師はそこまでテンションをあげられるかどうか、腕の見せ所です。



親しか子どもに出来ないこと

2008年06月27日 23時28分40秒 | メンター
今週はあっという間に金曜日です。一瞬でした!
朝から夕方まで個別面談をさせていただいていたせいでしょうか・・・
たくさんの保護者の方々とお話しできて本当に充実した1週間でした。

保護者面談をさせていただくと、ご家庭でのお子様との関係がよくわかります。
先日の校長先生とのお話に、ご夫婦仲や親子の仲の話がありました。
ご夫婦や親子の仲がよいご家庭はお子様がいつも良い顔されているそうです。
僕もそれは非常によくわかります。

子どもが最終的に帰る場所は「我が家」です。
あんな家、帰りたくない!
という子どもたちはとてもかわいそうだと思います。

以前、「帰ってもお父さんとお母さん、喧嘩してるから帰りたくない!」と
いう生徒がいました。
その生徒はお父さんが大嫌い!とも言っていました。

男の子だったのですが、幸いその子は根っから明るい生徒だったので
「あんなお父さんにはなりたくないねん!反面教師にしてるねん!笑」
と前向きに事を捉えていました。
僕は言葉がなかったのを覚えています。

子どもたちに出来ることは、親がまず「感謝」や「愛」を見せて教えることだと
僕は思います。
愛情に満ちた子どもは、自分が得意なものを見つけて必ずそこを伸ばします。

愛情に飢えた子どもは常に愛情を求めます。
それが「あまえ」として出てくれればよいのですが
問題行動に出てしまいがちです。
これは勉強にも部活にも、友人関係にもつながることだと思います。

もっと親が「親しか子どもに出来ないこと」を真剣に考えた方が良いですね。

最近の若い者は???

2008年06月26日 23時51分11秒 | メンター
ある会合があって某公立中学校の校長先生とお話しする機会がありました。
昨今の保護者のことや、子どもたちのことなどいろいろお考えを聞くことが
でき、たいへん有意義な時間をいただけました。


ところで・・・
やっぱり校長先生ともなると教育に関してはすばらしい理念を持ってられます。
我が子を通わせていたり、まったくの蚊帳の外から見ていたりするだけで
勝手な憶測で判断していてはいけないな、と少し反省していました(苦笑)。

最近の若い者は・・・子どもたちは・・・と問題視されていますが
本当に子どもたちが悪いのでしょうか。

指導要領やゆとり学習などといった教育の仕組みばかりが見直されて
肝心な「親(親子関係)」や「教師の(生徒に対しての)レベルアップ」が
どうも二の次になっているように思います。

まず、親子関係、教師の地位確立 この2点の修復が急務だと思います。
安心する親の元に帰ろう!と思う家庭にしなくてはいけません。
あんな家、帰りたくない!なんてことになっては子どもはかわいそうです。

また子どもたちは普通にしていれば当然ながら教師のことを尊敬します。
それを周りの大人がいとも簡単に「あの先生、ちょっと頼りないよね」とか
「あの先生あかんわ!」みたいなことを子どもの前で言って
先生への信頼感を丸つぶしにしてしまうことが多々あります。

これらのように現代の若者や子どもたちを批判する前に
まず親がやるべき事をきちんとやって行かなくてはならないと思います。


高校部 いよいよ全国のペガサスで導入です

2008年06月25日 23時59分33秒 | 学習塾経営
今週は高校生がテスト期間中で、自習席はいつも満席の状態です。
中学生もテスト対策週間になってきましたのですごく良い雰囲気です。
僕としてはもう少しばらついてくれるとありがたいのですが・・・
そんなこと言ってられませんね(苦笑)。

来年はもう少し高校生の指導方法を考えなくてはいけません。
特に「京大個別会」をもう少し有効に使用したいので手を打とうと思っています。

ベリタス+京大個別会+講師の直接指導
これがうまくかみ合えば、ほぼ高校生のニーズには応えられます。
7月から順次、全国のペガサスでも導入されていくことになりますので
すごく楽しみにしています。 


ところで、どうでも良いのですが・・・
今日の記事、ブログには25日の所に記載していますが
気がつけばもう1:30なので、厳密には26日です。


テーマは「やる気」

2008年06月23日 22時43分08秒 | 学習塾経営
子どもたちの中には、塾で非常にやる気になって帰るのですが
次回来たときにはまた元通り、やる気をなくしてやってくる子がいます。
学習塾へ毎日やってくる子はそれでやる気をキープすることが出来るのですが
そうでない子がほとんどなので、どうしてもその外部要因を何とかしなくては
いけません。これは結構、根っこが深い問題です。

一昼夜にして解決する問題ではないので教科書的な理論は
ほとんど通用しません。
その場その場で、その子に合ったやり方を提示していく必要があります。
この問題をクリアーにすることが学習塾の今後の課題だと思います。

テーマは「やる気」です。
うちには、少しずつですがそのノウハウが蓄積されてきています。

保護者面談の内容が10年前とは随分と変わっています

2008年06月22日 23時56分17秒 | About Nagahama
明日から約2週間、保護者面談の週となります。
梅雨に入り、来週は天候がよくないようです。
ご足労をおかけいたしますがお越しいただく保護者のみなさま
よろしくお願い致します。

今回は日々の学習面の話はもちろん、進路相談、「サマースクール」についての
ご説明が主な内容になります。
ご家庭でのお悩みなどもご遠慮なくご相談ください。

10年前に開校した当初は「進路」に関してのご相談はほとんどありませんでした。
当然、地元の高校に入学してそこで何とかやっていけるように今から
お願いします!といったような内容がほとんどでした。

当時は電車で1時間ほどかけて通うなんてことはまずないだろうという
感覚でしたが、今では学年の10%の人は学区外への進路を希望しているといった
状況です。随分と状況が変わってきたと思います。

また、その感覚が低学年にまで降りてきた感じがあります。
中学受験、または高校受験を見据えた指導を早期から準備しようとされる
ご家庭が増えてきました。

私も含め、受験世代の保護者になってきたといったところだと思います。

今週も高校生 テスト前

2008年06月21日 22時27分50秒 | 学習塾経営
今週は高校生がテスト前ということで引き続き教室は賑わっております。
3年生を筆頭に、他学年の子たちも一生懸命やっています。
最近、高校生は遊ぶときと勉強する時をしっかり割り切れる生徒が
多くなってきました。非常に良い雰囲気です。

そんな中、写真のように集中力を育成するために生徒もスタッフも
ボール積みがはやっています。
みんなどんどん積めるようになってきているのに
僕はまだ・・・です(苦笑)


今はおもしろ半分でみんな挑戦していますが
7月13日には理屈をきっちりわかった上でやってもらえると思いますので
非常に楽しみです。もちろん僕もきちんと受講して、まずは2個を積めるように
がんばりたいと思います。

小学生に英検を受験させたいのですが・・・

2008年06月20日 23時49分32秒 | ご質問
保護者の方から
「先生、小学校の間に英検を受験させたいのですが・・・」とのご相談を
たまに受けます。今のところうちでは受験会場の申請を行っていません。
数検と呼ばれる数学検定も申請を出していません。
うちは漢字検定のみ、公認準会場となっております。

どうして申請しないのかと言いますと、英語にしろ、数学にしろ、とにかく
つまみ食いして学年の枠を超えていく勉強にあまり意味を感じないからです。
特に数学は計算問題のような問題を重視して先へ進んでいくと、悲しいことに
「公式暗記型数学」しか勉強することが出来ないようになってしまうのです。

ところが漢字は違います。
級を積んでいくにつれて難しい漢字が出てきますが漢字の各パーツで
何となく読めたり書けたりします。

我々が日常使う言葉ですから語彙が増えていくことは非常に良いことです。
そんな意味で漢字検定を導入しています。うちでも受験できます。
子どもたちは級を競い合いながら一生懸命勉強しています。

意味のわからない言葉は辞書で調べる。
自分で目標を持って達成できる、
成功体験を積み重ねられる、など。

つまり、独学が比較的容易に出来るのです。


ですが、算数、英語だとそうはいきません。
何もかもが未知の世界ですから必ず「教わる」ことが必要になります。
独学するには低年齢からでは無理があると思います。

そんな意味からも、英検や数検の受験はせめて中学卒業くらいから
チャレンジして行かれてみてはどうでしょうか。




目標が人を成長させますね

2008年06月19日 23時56分31秒 | メンター
高校生ともなると塾に来なさいと言わなくても自主的にやってきます。
自習席を十分に確保してあげられるとよいのですがなかなか・・・。
ごめんなさい!

今日はテストが終わった受験生もやってきてがんばって単語を覚えていました。
もちろんベリタスの授業を見ながらです。

そう言えばここ最近、ベリタス授業を見ながら辞書を開いている生徒が
多いので感心しています。僕や講師は一言もそんなことを言っていません。
この現象は自立学習以外の何物でもないですね。

目の前の目標がはっきりすると人は変わりますね。
大人も子どもも同じです。