NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

間違った勉強法からの脱却!

2016年09月28日 23時25分27秒 | 当塾について
先日、ベリタスアカデミーの坂木先生が
安曇川校に来てくださいました。

高校1,2年生に対して定期試験と大学入試の違いを
ベースに、勉強方法を話してくれました。

話を聞いた生徒みんなやる気になってくれたようで
とても嬉しかったです。


大学入試はいわば全国大会です。
全国各地から入学したいとやってきます。

どんな勉強のしかたをしているのか
この先、どうやって勉強していかなくちゃいけないのか
今の自分のやり方はこれで合っているのかどうか

など、入試に対する悩みは誰もが同じで
そして挙げ出せばきりがありませんね。


弊社では来年度から高等部は
学校授業対策コースと大学受験コースに
1年生の時から分けます。

学校授業対策はクラブ活動で忙しい人や
入試をAO入試や公募や指定校の推薦で受験しようと
考えている方向けの内申重視型の指導です。

大学受験コースは、反対に学校の進度とは関係なく
あくまでも数年後の受験を見据えたカリキュラムで
進めていくコースになります。


ただがむしゃらにやる、っていうのも良いですが
全国大会の大学受験という大海原に出て行くわけですから
計画的に進めていけるのが理想ですよね。

来年度からは我々もきっちり棲み分けをして
完全に対応させていきたいと考えています。


※写真は坂木先生による講義
「間違った勉強方法から脱却する!」

間違った飛び級学習に要注意!!

2016年09月24日 10時35分20秒 | 指導方法
小学校からの学習について最近よくご相談や
ご質問をいただきます。
少しご紹介していきたいと思います。


【ご相談ケース1】

将来、国公立大学へ進学してもらいたいと
保護者の方は思ってられます。
現在お子さんは小学3年生。

勉強は今のところ嫌いではないけれど
たくさんのプリントをしたりするのは苦手。


できるだけ早い段階から学年の枠を越えた学習をしていき
最終、大学受験の時に余裕を持った受験勉強をする
長期的な展開を考えています。

どういった内容で進めるのが良いでしょうか。
学年の枠をどんどん越えていってしまっても
大丈夫なのでしょうか?



【お応え】

まず、考え方として早期から前倒しで
どんどん先取り学習をしていき時間を稼ぐというのは
悪くはないのですが、かなりの注意が必要です。

と言いますのは大量の学習、単調な学習は
正直、やっていて非常に退屈です。
しんどさだけがどんどん溜まっていきます。

通信教材やプリント学習などがなかなか続かず
どんどん溜まってしまうのはそのためです。

お子さんが毎日時間を決めて決まっただけのことを
やらないから悪いわけではありません。
単調でつまらないから続かないのです。


小学生の間は あれも知りたい、これも知りたいと、
好奇心が非常に旺盛です。
手品やマジックが大好きなのもこの頃の子たちです。


知的好奇心をくすぐりながら進められるのであれば
どんどん進めていけば良いと思います。



次に実際、進めていく内容について。
特に声を大きくして言いたいのは
変な詰めこみ学習にならないようにだけは
気を付けてください!ってことです。

よく誤解されるのですが小学生の間に(中1で習う)
方程式が解ける!などということは
特段、何も有利なことではありません。

中1になればほぼ全員、解けるようになります。
それを数年、前倒しにしただけですから
自慢にも何にもなりません。

逆に、小学生の間に習う割合や速さや平均の概念といった
小学生の半数が苦手だと感じる分野を
きちんと定着させておくことの方がよっぽど大事です。

ここがわかる!できる!っていう子は
今後の学習に関してかなり有利になってきます。


つまり、先取り、先取り、と言っても
きちんと時間をかけるべきところはかけて
理解を深めておかなくちゃ、まったく無意味であるという点も
合わせて慎重になりたい理由の1つです。


また、反復、遡行の学習も非常に重要です。
数学でいう関数や図形、英語でいう語法、文法などは
ある程度、鍛錬が必要ですからそんな簡単に進めることはできません。

学校の内容がやさしい小学生の間に基礎基本を徹底的に
鍛えておくことも極めて重要であるということを
指導者がわかっていなければ、大失敗に繋がる危険がありますので
慎重になりたいです。


ざっと書いたのでまだまだきちんとお伝えできていませんが
先取り学習というのはいわば諸刃の剣でもあるということです。

学問に王道はありません。
理解、定着、得点へと結びつけていくには
どうしてもそれ相応の時間がかかります。

ですから早期から始めるに越したことはありませんが
1番大事なのは、学習をする子どもさん本人の意志があってのことってことです。
この点に関しては極めて慎重になりたいです。
やらされる学習ばかりでは最後まで持ちませんから。




当塾へ入塾する、しないは関係ありませんので
セカンドオピニョンのようにお気軽にご相談下さい。

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お問い合わせは・・・

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滋賀:0120-85-3772
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自分が選ぶ、大学選び

2016年09月21日 23時11分00秒 | 入試
目標が夢が具体的に思い浮かばないので
志望校や志望学科が決められません。

大学受験を控えた高3生からは特に
この時期はこういった相談を受けます。

数学が好きだから理系かな・・・

兄(姉)や親が行った大学だから・・・

家から近いので

などと、単純にこういった理由だけで
大学を決めてしまうケースは多いのですが
それではダメだ!と言われることもあるようです。


もちろん、自分の人生なんだから
もっとじっくり考えなさい
という意味で否定されるのだと思います。

しかし、そもそも選ぶ基準がなさ過ぎます。
もしかすると大学って何するところ?
なんて、思っている人もいることでしょう。

夢や希望する職が決まっている人は幸せだと思います。
でも自分の(わずか18年やそこらの)人生観で
志望する道を選べることの方がむしろ少数ですし
そんなに心配しなくても良いと思います。


大学を志望する理由、きっかけはなんだって良いです。
たとえば、先の例のようにある特定の教科が好きで
もっと勉強してみたくなった、とか
お金儲けをしたいから経済や経営を勉強したいとか
憧れの先輩が行ってる大学ですごく楽しそうだからなど
その学校を知るきっかけは何だって良いです。

そこからがスタートです。
気になる大学のことをいろいろ調べることが始まります。
そうすれば視野は広がり始めますからね。


言われるがままの進路ではなく、自分が決めるんだ!
という意志で、とことん調べてみてくださいね。

もう1度言います。

その大学や学部、学科を選ぶ動機はなんだって良いのです。
そこからの広がりを大事にしましょう!

志望校選び

2016年09月13日 23時49分16秒 | 学習塾
今週は京都私学(中高)の学校説明会に行っています。
3時間弱も話を聞いているとさすがに疲れます。(笑)
毎回、思うのですが子どもたちの集中力の方が
きっと僕より遙かに優れているなって感心させられます。


京都私学への進学を希望される方が高島市からも
ここ数年、増えてきました。

特に中学からお考えの方も多くなっていて
我々も情報をキャッチしに行くことが
必須事項になってきました。


また、これも毎回感じることなのですが
「志望校の選び方」って深いな~って思います。

高校、大学への進学を重視する人もいれば
校風を重視したり、建学の精神を重視する人もいます。
中には制服を重視して決める!なんて人もいます。

お子様の大事な高校3年間(中学からなら6年間)を
過ごすところですからね。

僕たちが感じる校風なども
しっかりお伝えしなくちゃ!って
思って説明を聞いています。


京都は私学がたくさんあります。
滋賀にもありますし公立への進学も含めると
志望校の選択肢は本当にいっぱいです。

今は、特待制度や奨学金も以前よりかなりたくさんありますから
私学だから、と敬遠されることもないかと思います。


偏差値重視、人気校重視などではなく
お子様、ご家族にぴったりの志望校が見つかるように
全力でサポートさせていただきます。
お気軽にご相談ください。


中学受験をする、しない は関係ありません

2016年09月05日 23時22分42秒 | 勉強方法
近年、小学生の指導の一環で中学受験を希望される方が増えてきました。
ただ低学年の生徒本人が行きたい学校を決めるのはちょっと難しいです。
5年生や6年生になれば別ですがそれ以下ではやりたいことなども多いでしょうし
まだまだ想像もできない状態だと思います。

しかし、本人が5、6年生になってから希望される学校によっては
早ければ3年生からでも受験勉強を始めておく方が良いところもあります。

では、どういう学習計画で進めていけば良いのか、、、
なかなか難しいところです。

我々の見解としましては、早期から学習することで弊害になることは
ほぼありませんので、可能性の芽を摘むことなく
どんどん学習を進めていきたいです。

ただし早期からの学習で気を付けなくてはけないのは無理と無駄です。
わかりやすいところで言いますと、
保護者の方も記憶されているかもしれませんが
ただ単に進出漢字を10回ずつ書く とか、
もうできるようになったであろう計算プリントを
ひたすら何枚も、何十枚もやるような学習は
お子様のやる気そのものを失う可能性があるので避けたいです。

「もっと考えたい!」
「知りたい!」
「これってどうなってるの?」
などという好奇心を煽るような学習内容で進めるのが早期の段階では得策です。

当塾ではそのためのツールを揃えています。
いつでも体験して戴けますので、ご遠慮なくご相談ください。
中学受験をするかしないかは関係ありません。
5,6年生になってから決めても遅くないような内容で進めておけば良いだけのことです。