NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

勝手に枠を作らないように

2016年08月27日 22時56分19秒 | 勉強方法
ひたすら何時間も机に向かって問題を解いたり
暗記確認をすることで
勉強をしたつもりになってはいけません。
根気強い生徒さんは特に注意が必要です。

勉強したのに点数が伸びないとか本番で思いつかなかったなど
あとひと伸びがなかなかでない生徒さんは
「できることの確認」
ばかりをやっている可能性が高いです。


「この範囲から出題しますよ!」と、言われると
「その範囲以外のことはやらなくて良い」
と勝手に解釈してしまい、応用範囲にまで
気が回らなくなってしまいます。



たとえば、数学なんかで既に解き方を覚えている問題を
(確認のために)何回も解いたり
英語では簡単な表現を何度も書いてちょいミスを無くすための
努力に費やしてしまっていては非常にもったいないですね。


同じことを繰り返しやるのはもちろん大切なことですが
それだけではどこにも載っていないような新しい問題や
違った角度からアプローチされるような問題に
太刀打ちできなくなってしまいます。


それは入試や実力テスト、模試などで顕著に表れます。
普段の定期試験はそこそこ(90点以上)取れるのに
実力テストになると順位を落としてしまったり。

そうならないためにも普段からできるだけ
「勝手な枠を作らない」心がけをして貰いたいです。

そのために受験生でなくとも、難問や入試問題にも
どんどんチャレンジして「学習範囲の幅」を
広げてあげたいと思っています。

目標は高く、不断の努力を欠かさない

2016年08月18日 23時06分03秒 | 生活・人生など
卓球の伊藤美誠選手、15歳でやってくれましたね。
堂々たる戦いっぷりでしたね。

団体戦の試合前日、カメラの前で
「やっと試合ができる!ワクワクしています!」
とオリンピックの大舞台を楽しんでいるかのように
キラキラした笑顔と、闘志がみなぎっていました。

なんでも伊藤選手は「卓球界の革命児」と言われているそうで
これまでの既成概念や暗黙のルールなんていうものを
ことごとく覆すプレーをされるみたいですね。
世界ランク一位の中国選手にも勝ちました。


お母さんが以前、インタビューで

「美誠が中国選手を倒すんだよ!」って
ずっと洗脳のように言い続けてきました。

そのため幼稚園の頃から1日7時間以上、練習していました。
毎日、毎日欠かさず種々の技を100回連続決まるまで
ミスしたら0からやり直し、で日をまたぐときもありました。
もう二度とやりたくないです。


と、仰っていました。
まさに卓球人生!素晴らしいですね。


ここまでできないしても、伊藤選手から学ぶことがたくさんあります。
受験を控えている生徒さんはぜひ、参考にされると良いと思います。

自信は不断の努力からしか得られません。
学業も同じです。
様々な受験テクニックはありますが入試本番で楽しめるほどの
実力を付ける勢いでやれると良いですね。

●●大学に行きたい!ではなく「行く!」

合格したい、点数を上げたい、わかるようになりたい・・・・
ではなく、合格する!、点数を上げる!、わかるようにする!


そう自分自身が決めて、がんばることです。
勉強もスポーツも一緒です。
もっと言えば、社会に出てからも同じです。

目標を高く持ち、そうなることを決める!
そして、そこに向かって不断の努力をする!

ずっとずっと昔から言われている、あたりまえのことですが
やっぱりそれしかないのだと思います。

親子関係

2016年08月15日 23時25分34秒 | 保護者の方へ
子どもの成長は早いですね。
まだハイハイをしていたかと思ったら
いつの間にか、偉そうに口答えをするようになって・・・。
(口答えも大事な成長過程です!)

お盆に久しぶりに実家で甥や姪と会って
しみじみ成長を感じていました。


ところで、成長と共に親子関係は変化していきます。
生まれてから中学生になる頃までは


親 > 子(子は親の言うことをきく)


こういう状態です。何でも親の言うとおりやる時期です。
そして徐々にこの段階から年を重ねていくと


親 < 子(親が子の言うことをきく)


状態に変化していきます。
(自分の親のことを思い浮かべてみてくださいね。)


この力関係が逆転する過程がいわゆる反抗期であったり
親が一番、子育てに苦労を感じる時期なのだと思います。

完全に不等号が逆転すれば親子関係は元に戻っていくのですが、
どちらかがそれを認めない状態が続くと
いつまで経っても関係は修復しません。


反抗期は第2の出産期と言われます。
不等号が変わっていくのだということを自覚して
接し方を変えていく必要があるのだと思います。

言うは易く行うは難し・・・ですが。(苦笑)

教育は共育(共に育つ)ですね。



2学期に向けて

2016年08月10日 22時35分34秒 | 当塾について
さて、少し気が早いのですが秋以降のことも
少しずつ決まってきているので紹介しておきます。

◆中3生の受験対策講座
◆中1,2生の理社国特訓
◆小学生から始められる英語習得講座

◆ロボットプログラミング
◆ベリタスプログラミング

◆速読を利用したブレインブースト講座
 に新たにロジカルプログラム導入


など8月下旬から随時、お知らせしていきますので
よろしくお願い致します。


2学期は1番長い学期ですが学校行事も多く
油断しているとあっという間に終わってしまいます。
しかも学習内容は1年で1番ややこしい分野と言えます。

夏休み後半からはその準備も意識して
進めていきましょうね!

夏休みイベント 宿題勉強会

2016年08月02日 10時30分41秒 | 当塾について



8月に入り、早いもので夏休みも半分が過ぎようとしています。
教室では今週から夏期講習が本格的に始まり
受験生を筆頭にみんな毎日暑い中やって来てがんばっています。

ところで先週、各教室にて毎年恒例になっている
「夏休み宿題勉強会」を開催しました。

これは学校の宿題を毎日やるようなもの以外のものを
なるべく片付けてしまっておこうというものです。

夏休みラスト2日くらいで溜まった宿題を必死でやった
なんて経験、保護者の方々も1度や2度あると思います。

夏休みが始まる早い段階で、ある程度終えられれば
残りの夏休みを有意義に使えます。
(塾からの宿題に専念できます(笑))


もちろん宿題ですから、子どもたち自身がやっています。
講師は監督に徹します(質問には答えます)。

また、自由研究の相談をしたり
読書感想文の書き方の指導を受けたり
子どもたち、ものすごく集中して取り組んでくれました。


さて、これでじっくり夏期講習に取り組めます。
受験を考えている子や、8月23日(火)の漢検にトライする子。
2学期からの授業の準備に取り組む子など

各個人がそれぞれの目標を持ってがんばっています。
遊びと勉強、両立させながら一生に一度の
2016年夏休みを有意義に過ごしてもらいたいです。