NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

量も大事なんですよね

2017年11月13日 00時05分14秒 | 諸問題
残業代不払い、ブラック企業、働き方改革など
労働者の労働時間についての特集を新聞で目にして
ふと感じることがありました。

鬼のように働きまくることが良いことだと
言いたいわけではありませんし
私自身も効率よく働けるのがベストだと思います。


ただ、ビジネスで結果を出している人は
たいてい、仕事を「時間」でやっていません。

どんなお仕事でも時間がかかるものはかかりますから
就労時間内にできないことは時間外にやるしかありません。

自己啓発なんていうのは特にそうですね。
会社が終わってからセミナーに参加したり
休みの日に本を読んでまとめてみたり
取引先との商談の資料作成に夢中になっていて
気が付いたら朝になっていた・・・
なんてこともざらにあると思います。

そうやって結果を出し、認めてもらい
お給料が上がったり社会的地位を確立させて行かれるのが
普通、というか当然のことだと思います。


これ、子どもたちの勉強と全く同じなんですね。
子どもたちは学校で6時間、7時間と勉強をして
それからまた習い事や塾に出かけていきます。

ほぼ10時間ほどでしょうか。
自分の時間なんてありませんよね。(^^)

家でゴロゴロしているように見えるときも
もしかするとあるかもしれません。

そんなときは思い出してあげてください。
学校で勉強や部活、先輩後輩や友だち付き合いをして
疲れて帰ってきているんだなぁ~と。

我々も時々思い出すようにしています。
それから塾に来てくれているんだよね~
すごいよな~って、関心しています。

こうして子どもたちに勉強をさせる時点で
結果を出すためには「量」も大事だということを
我々は知っているということです。

働き方改革は必要だと思います。
単に就労時間数を減らすだけの取り組みではなく
成果を出すためにどうすれば良いのかを
真剣に考える改革をしていかないとダメだなと強く感じました。

完璧でなくても良い!

2014年02月20日 23時52分58秒 | 諸問題
何事もそうですが完璧を求めすぎてはいけません。
もちろん、求めなければ100点満点は取れませんが
力みすぎてミスをしてしまってはもったいないですね。
ソチオリンピックを見ながらそんなことを思いました。


ところで、これって英語にも言えることです。
海外で話してみるとわかるのですが
完璧な文法を駆使しなくてもある程度の片言で
現地の人とコミュニケーションを取ることができます。

例えば、道に迷って今どこにいるのかを尋ねたければ
Where am I now ?
なんて聞かなくちゃいけないことはありません。
Where?I?
とか言いながら地図を見せれば
ここにいるんだよ!って教えてくれます。


でも、テストで
私は今どこにいるのですか?
を英作文にしなさい
って問われて
Where I ?
って答えたら、当然×になってしまいます。

学校のテストでは×(バツ)になってしまうので
自分には英語は無理だな・・・と感じている
日本人が 多いのではないかと感じるのです。
せっかく道行く人には通じているのに・・・。
(^^)


日本人は10年以上も学校で英語を勉強して
なぜ会話ができないのか、ってよく言われますが
冒頭で書きましたように「完璧を求めすぎ」て
何も話せなくなってしまっているケースが
ほとんどではないかと思います。

完璧な英文法を求めすぎるために
気楽に使ってみることができないのは
非常に残念なことですね。

完璧でなくても良いです。
まずはどんどん使ってみることです!

 

あいさつ、返事はしっかりと!

2013年08月12日 23時33分51秒 | 諸問題
この頃、挨拶ができない子どもが多くなっているように感じます。
「ありがとうございました!」までは言えないにしても
せめて「こんにちは。」「こんばんは。」くらいは
言われたら返せるようにしたいですね。

ところが、最近では大人の方でも
挨拶が交わせないという報道をテレビで見ました。

挨拶だけでなく、サービスを受ける時などでは
店員に対して、初対面なのにも関わらず
「はい」という返事ではなく
「うん、うん」などと、友達と話すかのごとく
軽くやり取りをする人が増えているそうです。

子どもたちを躾けるべき大人がそれでは
子どもがちゃんとできるようになるはずもありません。

フレンドリーさが良い場面もあるとは思いますが
きちんとした対応を敬語も含めて子どもたちには
示さなければいけないと思います。
もちろん僕も親として気をつけたいと思います。





教室の方は無料体験授業のお問い合わせが
まだまだ続いております。ありがとうございます。
いつでも受付中ですのでお気軽にお電話下さい。
(※今津・安曇川・堅田 0120-85-3772)
(※北大路 0120-358-109)

諸事情でなかなか電話に出られないときがございます。
その時は担当者の携帯電話に転送されます。
非通知でない限り、必ずこちらから折り返しの
ご連絡をさせていただきますので、ご了承下さい。

返事と挨拶くらいは・・・

2013年02月19日 23時49分44秒 | 諸問題
講師を採用する時期になりました。
当社も3月には数名の学生講師さんや社会人講師さんを
採用しますので、週末の集合求人に載せました。

当社の採用基準は
その人のお人柄を拝見するのはもちろんですが
具体的には
子どものことが好きかどうか
そして
返事や挨拶がしっかりできるかどうか
最低限のマナーはどうか
この点を重要視しています。

残念ですが、いくら高学歴であっても
上記の点が1つでも欠けてしまわれると
当社では採用させてもらえませんので
あしからずご了承下さい。


中でも返事と挨拶は基本中の基本です。
自分から、、、とまでは言いませんが
受け応えるときくらいはきちんと
挨拶したいものです。


面接なのですからこの点は単純なところではありますが
実は出来ない方が、けっこう多いのでびっくりです。

幼稚園でまず最初に習う事項と言っても良いくらい
人付き合いの最低レベルのことです。
気をつけたいものです。

計画通りに行く?行かない?

2012年06月15日 22時08分45秒 | 諸問題
もう何度も書いていますが
今年から、中学の教科書が難しくなっています。
それにボリュームがアップしているせいか
学校の授業スピードも速くなっているところがあります。

塾には数校の中学から生徒が来ていますので
それぞれの状況を聞いていますとかなりの差が生じています。

それは今までもありましたがその差が大きくなっています。
このまま帳尻を合わせようと思うと2学期はかなりの
スピードにならざるを得ません。
これは非常にたいへんなことです。

塾の時間数ももう少し考えなくてはいけないと・・・。(^^;
とりあえず、夏休み特別講座でたっぷり貯金をしておきたいです。
そして9月10月を上手に乗り越えてもらいたいと思います。

中学新課程の問題

2011年12月01日 22時35分47秒 | 諸問題
ある中学3年生の理科のテストを拝見したのですが
申し訳ないのですが、かなりお粗末でビックリしました。

範囲が今年度からの移行措置内容だったためでしょうか。
それにしてもちょっとこれは・・・と思う内容でした。
こんなのでは絶対解けない、あるいは答えが複数でるような
問題だったのです。


子どもたちにはそれとなく
「今回の点数は気にしなくて良い」と
言いましたが
理科と社会は作問の先生が専門分野でない場合があるので
中学の先生もたいへんだと思います。


新課程がちょっと気になるテストでした。

携帯、スマホのもう1つの害

2011年11月19日 22時22分31秒 | 諸問題
中学・高校生に携帯電話が有害に作用するといわれる
理由の1つにいろいろなサイトの問題がありますが
それよりももっと厄介なのは友達とのメールです。

1人で深夜の学習中にも携帯メールは容赦なくやって来ます。
心を鬼にして無視したくてもどうしても気になります。
そうすると、ようやく定着しかけていたことが
水に流れる・・・なんてことになりかねません。

でも、これって大人も同じです。
さぁ仕事しようと思ったら
パソコンも携帯も一切、気にしないようにしないといけません。

ゲームやテレビを見ながら、マンガを読みながらやっているのと
ほとんど変わらない状況だと思います。
集中度が全然違います。

子どもたちに携帯・スマホの規制をするのなら
大人がまず自分を規制しなくちゃ・・・って思います。

受験生は当然ですが、もっと早い段階から持たせるのなら
よく言って聞かせるだけでなく
大人が見せて示して教えなくちゃいけませんね。

入りやすく出にくい大学に?!

2011年09月13日 22時10分34秒 | 諸問題
9月だというのに日中はまだまだ残暑が厳しいですね。
小学生の運動会の練習など熱中症には
十分気をつけてください。

今日は朝から県内の某私立中学高等学校の
入試説明会に行ってきました。
入試自体は昨年とほぼ変わらずだったのですが
昨年は若干競争率が高かったようです。
今年ももしかすると少し高くなるかもしれません。


ところで、今日の説明を聞かせてもらっても
やはり大学入試は二極化(難関・推薦)していると
感じさせられました。(大学全入時代)

履歴書や卒業証明書にも「指定校推薦入学」とか
書かなくちゃいけなくなるかもしれませんね。


また、一生懸命勉強して合格を得られる人と
指定校推薦で合格してアルバイトなどしながら
年末年始を送る人が同じ大学に通うのですから
おそらく留年や退学者が増えると考えられます。


諸外国の大学のように優秀な大学は
入りやすく出にくい学校になるのかもしれません。

とにかく、今後は指定校推薦も
合格通知をもう少し遅らせるなどして
一般受験生との差が出ないように
工夫する必要が出てくると思います。

大学全入時代がもたらす社会に対応しよう!

2011年09月07日 23時23分58秒 | 諸問題
ここ最近は志望理由書やAO対策などが多くなっています。
大学受験の多様性が本当に多くなってきたなぁ~と
実感します。大学全入時代ですね。

どの生徒にも言うのですが
大学に入ることよりも
大学で何をするか
何を体得するのか
そして、大学卒業後にどんな自分を描けるのか
ここが本当に大事になってきます。

今まではこう言いつつも
大学行けばなんとかなるだろう・・・
という風潮がありましたが
今はもうないですね。


私学へ通う中高生は入試がない代わりに
既に海外体験や短期留学、ホームステイなどを
経験し国際感覚を養ったり人との関わり方を
学んだりと「人間力」を高めています。


こうなってくるとやはり大事なのは基礎学力です。
もう少しかみ砕いて言うと
「考える力」「考えるクセ」です。

言われたことを押しつけられてやる時代が終わる
本当の意味での「脱・ゆとり教育」かもしれません。

大学全入時代がもたらす社会
つまり大卒社会人が当たり前になる将来に
しっかり対応できる人育てをしていこうと思います!
もちろん共育(私自身も共に育つ)スタンスです。


周りにも原因があると思います

2010年02月04日 23時56分18秒 | 諸問題
朝青龍関が引退されました。
今回は暴力をふるってしまったことに対しての
責任とのことなので当然の結果といえばそれまでですね。

彼はずっと横綱の「品格」が問われていました。
夢中になって土俵でガッツポーズをしたり
つい、熱くなって肩をぶつけてしまったりなど。

29歳で引退を表明しないといけない状況に
周りが持って行ってしまっていないかと
今回もまたそんな気になってしまいました。


子どもって素直な子は本当に素直ですから
「え~今日は数学やるの嫌だ!英語がしたいのに!」
なんて、目上の人に対しても平気に言っちゃいます。

そう言わないように持っていくのも
周りの環境ではないかと思います。
もちろん、朝青龍は立派な大人ですけど・・・。