NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

この地域での高校受験

2009年06月30日 22時15分43秒 | 学習塾経営
滋賀県は全県一区になりましたので
県内の県立高校どこでも受験することが可能です。
ですが、真ん中に琵琶湖がありますから
交通が不便極まりありません。
対岸の高校なんて直線距離なら短いのですが
ぐる~っと回っていかなくちゃいけないので
2時間以上かかります。


ですからあまりうちの地域では全県一区は関係ありません。
ここらの高校受験生はほとんどA高校にするかB高校にするか
あるいは総合科にするか。この3択です。

校風は確かに違いますからある程度は学校で判断するでしょうが
友人関係で決めたりしているのが大半だと思います。

やや国公立大学へ進学する生徒が多いためか
「国公立大学へ行きたいならA高校へ」と言われます。
ですが僕はあんまり関係ないと思っています。

どちらの学力レベルもよく似たものですしテストや
授業の内容や学校の進路指導などを子どもたちから聞いていても
たいして変わりません。
「自分が大学へ行きたい!」という意志をしっかり持ち続ける
校風かどうかを学校の雰囲気や環境で選べばよいと思います。


中には学校の先生に
「A高校は実力テストで380点以上ないとしんどいよ」と
言われたから無理だ~なんて言っている生徒もいますが
(何度も言いますが・・・^^;)
この地域でこの2校だけを比べることは無意味だと思います。

今、380点以上あればついて行ける確証はありませんし
逆に何も勉強していなくて350点の生徒であればまだ伸びる余地を
残しているわけですから、いくらでも挽回は可能です。

30人も40人も不合格者の出る高校ではありませんから
今からでも全然、遅くありません。
やる気になればまだまだ挽回可能です。
ここはそういう地域なのです。

やっぱり行きたいならそれなりのことをやらなければいけません。
大学とはそういうところです。
高校が行かしてくれるものではありません。

1保護者として

2009年06月29日 23時45分19秒 | 教育の話題
子どものPTA保護者会などに出席し様子を聞いていますと
幼稚園~小学校低学年までは親が子どもに感心を持っている
様子なのですが高学年になると徐々に親が学校に無関心に
なってくるようで、参観日や保護者会などへは1割程度の
参加率なのだそうです。

学校でガラスが割られるなどの大きな問題が起きれば
参加率は必然的に上がるでしょうから、プラスに考えれば
1つに学校への安心感もあるのだと思う。

学校が地域の課題を取り上げて子どもたちを
保護者と共に育てていきましょう!というスタンスで
盛り上げていけると・・・

などのご意見が出ていました。


なるほど、納得です。
こうして生の現場での声が聞けるのでできる限り
保護者会などには参加していきたいと思います。

そして塾人としてではなく1保護者として
子どもたちの育つ環境を考え、貢献していきたいです。

あれ?この人ホントにお問い合わせの方?

2009年06月28日 21時45分59秒 | 学習塾経営
先日、どう見ても塾の関係者の方では?と思われる方が
突然教室へやって来られてうちのことを聞いてきました。
別に隠すことは何もありませんから一通りご説明させていただきました。

うちの娘は小5なんだけど、中学受験を目指しているお子さん
なんて、この地域にいるのか?
と、尋ねてこられましたから、すぐに塾関係の方だなって
わかりました。

自分の子どもが小5なら、ご近所、もしくはお友達に
そういう子がいるかどうかなんてわかるでしょうし
何よりも、そんなことどうでもいいことでしょう。(笑)


ま、それはともかく・・・

授業中なのでこの辺で失礼します、と丁重にご挨拶して
お引き取りいただいたのですが帰り際に
「今週の土曜日に無料体験に来ます。」と仰いましたので
時間も決めて約束をしました。


しかしその当日、10分過ぎても30分過ぎても何の連絡もありません。
結局(案の定)来ませんでした。


こちらが何もわからないとでも思っているのでしょうか。
それとも馬鹿にしてるのでしょうか?

どちらにしましても、そのような方が子どもを教育する立場
もしくはそれをサポートする立場を全うできるとは思えませんし
そのような塾へは子どもを預けようなどと思えません。
根本的なところを間違ってられると思うのですが。。。

知り合いの塾の方々に話を聞くと
街ではそういう類のご訪問が多いみたいですね。

ってことはうちも少しは気にしてもらっていると
いうことで、喜んでもいいのでしょうか・・・(笑)


超低レベルな話ですみませんでした・・・

中学生、定期試験対策中

2009年06月27日 23時06分21秒 | About Nagahama
今年は指導要綱改訂の移行措置の期間ということもあってか
中学生の進むスピードがやたら速いです。
ま、そのくらいのスピードで良いと思いますが
子どもたちが「学校の授業、全然わからへん。早すぎる。」
って言っているのは黙っていられませんね。

いつも言っている生徒ならともかく、そうでない生徒まで
口を揃えて、「早すぎる!」って言ってますから
ただ単に早く説明されているだけでしょう。
いわゆる読んでるだけ、解いているだけの「誰でもできる授業」ですね。


早く進めて後半に時間が取れれば移行措置の内容を
行うのかもしれませんが理解度を完全に無視して授業を
進めてしまっては意味がないと思います。

公立中学校でも「授業アンケート」を取るべきですね。
そうでもしないとこのまま指導要綱をただ単に
変えているだけでは先生の指導スキルは全く上がりません。


それにしても中間テスト終了からわずか1ヶ月足らずで
理科と数学のテスト範囲がかなりのボリュームになっているのに
驚きました。ちょっとあんまりでは??と思いました。

ま、へこたれず、うちの塾生はがんばっていましたけど!

親にできなくて我々ができること

2009年06月26日 22時32分44秒 | 子ども
子どもたちが勉強する環境は非常に大切です。
ちょっとしたことでやる気にもなりますし
逆にやる気を損ねてしまいます。

特に反抗期と呼ばれる時期はあまのじゃくに
なりがちですので、親に「やれ」と言われたら絶対しません。
僕もそういうタイプの子どもでしたから
親からは1度も勉強しろ!と言われた記憶がありません。

親からは「人に迷惑をかけることだけはするな」とだけ
言われ育ちましたから、勉強に関してのトラブルは
あまりありませんでした。
(その他は数え切れないくらいありますが・・・苦笑)


先日、自習に来ていた高校生に
「その問題集、テスト範囲をせめて5回はやりなさい」と
言いました。
「1回やるのに2時間以上かかるのに5回ですか??」と
びっくりしていましたが次の日、友達に
「オレ、この問題集5回やるわ!」って宣言していました。

その子の周りは誰もその問題集を5回もやりません。
でも「先生は5回以上やったよ!」って話をしてあげることで
その子の周りになぜか「5回」がポイントになってきます。

これが環境です。
やる気にさせるか、損ねるか、タイミングは難しいですが
「やろう!」としている子どもたちに我々のような講師が
叱咤激励するのは非常に大事な事だと思います。

親にはできない声かけです。
親が言おうものなら・・・ですね(笑)

自分の点数だけで決めつけないこと

2009年06月25日 23時51分49秒 | 学習塾経営
子どもたちの中間テストの結果を見ていて
例えば同じ70点という点数でも
A君にしては上出来の70点であったり
B君にしてはいつもよりも良くなかったという点数であったりして
一概に70点と言っても判断に悩む時が多々あります。

塾の講師であっても迷うわけですから保護者の方々にしてみたら
自分の子どものテストの点数を見ても基準がわからないと
判断に迷われることと思います。

今回、A中学の1年生中間テストでは450点以上が40人近くいました。
450点を取っても40位です。(450点とは5教科平均90点です。)
このようなテストで90点ではちょっと・・・という結果になるわけです。
(今回はハイレベル過ぎますが。)

逆に中3生の実力テストなどでは、難しすぎて平均点が30点以下で
あったりすることもあります。
そんな時に取れた60点とか70点は立派な点数だと評価できます。


要するに30点下がったとか、40点アップしたなどというのは
前のテストと比べてどうか、ということであって
一概に学力がアップしたと捉えたり
逆にダウンした・・・などと安易に考えない方が良いです。

もちろんアップした時は前向きに捉えられて良いのですが
ダウンした時は原因をしっかりと見極めることが必要です。

模試などはその時々の問題の難易度を考慮して
偏差値(平均点で50pt程度)が使用されています。
特にがんばっている子ほど自分の点数だけで
決めつけないことが大切です。

今回のA中学の期末テストはおそらく難しくなり
ほとんどの生徒が点数ダウンするかもしれませんから要注意です。
あくまでも平均点を意識しましょう。

環境も大きな要因です

2009年06月24日 23時54分07秒 | 教育の話題
10年以上前の話ですが、滋賀県で一番の受験激戦区で
指導をしていたのですが勉強量を今のうちの地区と
比べてみると、本当に雲泥の差です。

普段の授業はそれほど変わりませんが
高校受験を控えた中学3年生は2倍近くの差があると思います。

受験地区ではほぼ学校の教科書内容については
関係なくどんどん進みますし、復習の内容も教科書レベル
を完全に超えたクラスもあります。

どうしてそんなことまでしなくちゃいけないのか?と
疑問に感じられる方もいると思いますが
入試問題がそんなレベルだから、やらざるを得ないのです。

私立高校の話ではありません。
滋賀県で行われる統一の公立高校入試の問題が難しいから
教科書だけ勉強していてもなかなか取れないからやるわけです。


高島市内の県立高校なら50%も取れれば上等ですから
教科書レベルでもまぁ、何とか解けるかな?
という状態ですが、トップ高(例えば膳所や石山、東大津など)は
8割から9割取らなければ不合格になってしまうのです。

ですから必然的に勉強量に違いが出てきてしまうのは
しかたがないことだと思います。

ただ問題はその3年後でして・・・
大学受験は全国区の戦いになりますからそういう経験をしてきた
人たちが相手になるわけです。

そこを何とかわかってもらうために、志の高い生徒には
この事を十分に話していきますが、やはり普段の環境に戻って
しまうと元の木阿弥です。

環境が大事だというのはこういう事です。
いざ、大学受験になったらがんばるから・・・
では遅いのです。いえ、遅すぎるのです。

そこに向けて高校選びから、もう少し前の中学選びから
環境を整えて学習している子どもたちが相手だと言うことです。

もっとも環境に勝るものといえば何と言っても「夢」です。
将来どうなりたいか、何のためにその夢に向かうのか、
これらがはっきりしているならば環境のブランクは一気に埋まります。

もちろん、環境のせいだとあきらめてられませんから
この田舎で育ったメリットを最大限生かしつつ
普段の勉強に取り組んでもらえれば・・・と思い、指導しています。

田舎の子どもたちは何と言っても素直です。
これが最高の武器ですから。
やってやりますよ、この夏は!!

高校生のテスト対策

2009年06月23日 23時28分05秒 | 学習塾経営
今日も高校生のテスト対策は、超満席で
入口のカウンターまで生徒の机になり
僕は仕事場を追い出されてしまいました(笑)
ま、それは冗談ですが。

今日は良いムードでできたのではないかと思います。
ただ単に塾に来ただけで友達としゃべっていては
力にはなりませんから、今回は厳しくそこを指摘しつつ
進めています。本人たちも重々承知なようですぐに集中
することができていてました。

高校生の次は今週末、中学生の期末テスト対策。
そして期末テストが終わるといよいよ夏休みの講座です。

受験生のスイッチをドンドン入れて行かなくては・・・。
今年はどんな受験勉強をすることになるでしょうか。
楽しみです。

僕の方は明日も朝から保護者面談です。
ご足労をおかけいたしますがよろしくお願いします。
今日は久しぶりに今日中(0:00まで)に寝よう。

6月22日(月)

2009年06月23日 00時35分27秒 | About Nagahama
今日の安曇川校の高校生の教室は完全満席でした。
これほどまでにみんな勉強するの?って感じで
ちょっとビックリでした。

僕はどうしても打ち合わせが入ってしまっていたので
途中で帰らせていただいたのですが
明日以降は、もう少し集中してもらうように
声をかけていこうと思います。
せっかく来て勉強しているのですから
効果のあるものにして欲しい、という願いからです。


さて今日から保護者個人面談が始まりました。
明日以降もしばらくお天気は良くないみたいです。
悪天候の中お越しいただきますこと
誠に恐縮ではございますがよろしくお願いします。


無料体験授業やお問い合わせをいただきありがとうございます。
引き続き、夏休みに向けてのお問い合わせは受付中ですが
座席の方が埋まってきましたのでお考えの方は
お早めにお願いいたします。

夏至の夜に

2009年06月21日 23時16分39秒 | About Nagahama
今日は夏至ですね。ここ2,3日の間に急に暑くなってきました。
今夜はキャンドルナイトが各地で行われました。
テレビで見ただけですが・・・。

こういうことがテレビで特集を組んで放送されるようになり
環境への取り組みがようやく我々の身近なものになってきたように
感じながら見ていました。

こういう事は親から子へ、子から孫へ、そしてその次の代へと
受け継いでいかれやがて地球が正常な状態に戻っていくのでしょうね。
地球へのことを考え実践していくきっかけになったと思います。

これから暑い夏が来ますがなるべく冷房を使いすぎないように
気をつけていこうと思います。