NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

授業がわかりにくい??

2009年04月16日 23時55分21秒 | 子ども
生徒たちから「学校の先生の教え方がさっぱり、わからない!」
と、いう声をよく耳にします。

個人別指導をしていてわかったことなのですが
生徒が5人以上になれば学力別指導をしなくちゃ
全員を「わかった」と言わせるのは難しいです。

塾でもそう感じるのですから学校なんてもっとたいへんだと思います。
30~40人に対して授業をしているわけですからね。
しかも学力別になっていなかったりしたら100%満足なんて不可能です。


そう言ってる生徒たちがどこまで真剣に考えてそう言っているのかにも
よりますが、僕は「わかるようにこちらも準備をしていけば良いのでは?」
と話しています。

しっかり準備して、こちらも学ぶぞ!っていう意気込みを持って
授業を受けたにも関わらずわからないのなら、初めてそこで「わかりにくい!」
というべきだよ!と教えてあげることが社会のマナーを知るという見解からも
ベストではないかと思います。

会社などで上司の要求などは時に「わかりにくいもの」ですよね。
その都度、わかりにくい~ って不満をたれていても良い結果は
絶対に出せませんからね。

ある程度こちらもがんばりを見せた上で話していかなくちゃいけません。
あまりにも簡単に「わからへ~ん」を連発する子には特にこういう話を
してあげなくてはいけませんね。

間違ってもうちでは
「学校の授業なんてわからなくても良いから、塾でやっていきなさい!」
なんて話にはしません。当然ですが。

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