NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

子どもは勝手に育つ?

2014年08月30日 23時14分06秒 | 子ども
いやぁ~親業はたいへんですね。
特に乳幼児期の育児は24時間体制ですから
心身共に疲労してしまう事も多々あります。

やがて自我が芽生えて来る頃には
今度は過保護になりすぎないようにと
躾けていかなくてはいけなくなります。

だんだん大きくなり協調性をもち社会に出始めると
今度は反抗期になったり
人間関係でトラブルがあったり等
もう自分だけの問題ではありませんから
とてもたいへんです。
僕も親業15年になりますが
日々試行錯誤です。(^^;



ところで、子どもが育つのに影響を及ぼす要因って
何があるでしょうか。考えてみられた事ありますか?

例えば、友だち。
友だちの影響はまぁまぁ大きいと思います。
良くも悪くも自分を形成しているものに
たくさん影響を与えていると思います。


では、1番影響力が大きいのは何だかわかりますか?
(^^)


それは、家庭環境です。


厳しくするとか、あまやかすとか、放っておくとか
そういう見た目だけの話ではありません。

子どもにとって家庭が
「安心できるところ」であるかどうか
ということです。


何かの行事でうまく行かなかったと落ち込んでも
友だちとトラブルを起こしたとしても
誰にも言えないような失敗をしてしまったとしても

家に帰れば安心できる、ホッとできる
そんな場所になっているかどうか
と、いう事が1番大事な要素なのです。



マズローの段階的欲求でも
「安心、安全の欲求」は
生理的欲求の次に来るくらい重要な要素なのです。


子どもは勝手に育つという人がいますが
安心できる家庭環境が根本にあるということを
忘れないようにしたいです。


他者から認められたい、という外的欲求
(点数を取って認められたい、とか志望する学校へ行きたいなど)
は、その次の欲求なので、ベースとなる
安心安全の欲求が満たされないうちから
次の欲求へと進めていく事は残念ながらあり得ないのです。


自宅が心底安心できる場所になるように
心がけたいと思います。

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