NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

フィンランド教育の根っこ

2008年04月26日 23時19分37秒 | 学習塾経営
中小企業同友会の方からフィンランドの教育について少し勉強してみたら?
というアドバイスをいただきました。
その方からはなんと本を5冊も貸していただきました。

フィンランドの学力が世界一位の座を獲得していることは有名な話ですが
学力というのは一朝一夕でアップするものではありませんから10年ほど前の
政策などが今になって結果として表面化してきます。
ですから10年ほどさかのぼってそのきっかけを考えなくてはいけません。
今年、方針を変えたから来年世界一になれる、なんていうものではありません。


僕がお借りした本の中で特に残っているのは
フィンランドの学校は休日が非常に多い事が挙げられますが
その理由は「家族と過ごすため」だということです。

特に祖父や祖母との交流を大事にされているようで、その際に
魂が受け継がれているのだそうです。

昨日の記事に書きました行程と結果にも関係するのですが
このフィンランドが大事にしている家族の時間 は直接学力には関係しません。
まさか祖父や祖母が子どもの勉強を見るわけではありません。(笑)

ですが、フィンランドの学力アップの要因は家族との時間というのです。
日本の場合はどうでしょう。


このブログを読んでられる保護者の方々は、実績や指導形式にとらわれずに
この辺りのことをわかっている学習塾をぜひ選んでいただきたいと思います。

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