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ボロが見えるところ。:下積み経験より

新社会人の頃、電話の取り方を厳しく指導されたことがある。
社内の電話が鳴ったら、
まず(右手が利き腕の場合は)左手で電話機の受話器をとり。
必要なら、すぐメモを取るように徹底的に指導された。
これを軽く考えているものに限って、
受話器を持ち換えようとしながら、
机(デスク)のまわりから、メモとボールペンを探して、
受話器もろとも電話機を落とすヤツまでおり。
ちゃんとした電話応対もできないものは、案外、多く。
ヒドいものになると、相手の名前すら覚えておらず…。
“あーッ、名前なんて言ってなかったスっよ”
“ウソつけ!張り倒すぞ”となってしまう(ダメじゃん!)。



こんな話も、もう大昔のこと。
今でも、あまり頭の良い大人ではないけど。
職場の新人研修では、色々と指導されたものです。
だから、社会人として、ちゃんとした下積み経験があるかは、
意外なところで見えてしまうけど。
この人物の場合は、どうなのだろうか?
自民党(と、その補完勢力である、維新)の議員たちの、
非常識ぶりが、世間に周知されつつあるときだからこそ、
ヘンに気になってしまう。



さて、本題…:
ツイッター(現、えっくす)上の投稿より。
生産性が低い中小企業は、ツブせという言葉が、
政府から出ていたけれど。
その論理だと、まず最初にツブサないといけないのが、“政府”。
この国で、もっとも非生産的だから…。
その上で、以前の記事の、まとめ直しになるけど。
「憲法違反なことばかりやっていると批判されるから、
それなら憲法を変えてしまえば、合憲となる」というのが、
改憲派の本当のところ。
憲法は、ひとつの国の政府がもつ、
巨大な力が、“暴力”とならないようにするリミッターであり。
そのリミッターを、“緊急時(明確な基準も決めてもいない)”には、
外せるとなれば…。
かつての戦前のときと同じく。
「(政府が緊急時とすれば)政府を止められるものは、
何もなくなってしまう」ということになり。
きわめて危険なものとなる。
何故か、こんな単純なことを、
最近まで気がつくこともなかった。



蛇足:
もう20年くらい前の話。
テレビ番組で、若者の”政治離れ”を危惧した内容が伝えられていた。
その時点から、10年以上も前から、
若者の”政治離れ”が言われていた気がするけど。
こうやって30年以上も経てば、
もはや”若者”でもない人たちも多いのじゃないかな?
…と思うことも、ときどきあったけど。
そんな“若者ではないもの”の1人としては、
今まで、社会への関心をもつこともなかったことを後悔している。
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