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言葉は、誰かの受け売り、されど、言葉は、すべてにあらず。


ネット上において…、
「刑法には、“裏金罪”などありませんよ」という投稿があった。
自由民主党(自民党)の議員たちによる、
不正行為を擁護する意図のものだろう。
それに対して…。
ツイッター(現、えっくす)上に、
アメリカ在住の映画評論家の投稿があった。
「裏金作り(政治資金を収支報告せず隠したこと)は、
政治資金規正法第25条の虚偽記入罪で、5年以下の禁固、
または、100万円以下の罰金です」
「さらに問題なのは、
“裏金”という政治家の国民に対する裏切りを、
必死に弁護する国民が、大勢いることです。」

このことは、ちょっと考えさせられてしまった。
最初の投稿に対して、
反論のコメントを送るつもりもなかったけど、
強い憤(いきどお)りは感じていた。
しかし、それを自分なりの言葉で、
うまくまとめることはできなかった。
それは、政治や社会、法律に関する知識がないからだけではなく。
今、自分の中に落ち着かないものを感じている。
…あまり認めたくないことだけど、
自分の意思すら、自分の言葉で伝えられない…と言うのは、
単純に教養がないということ。
正直、無力さを感じている。



SNS上で見つけた投稿と言葉を、
自分への戒めと備忘録として残しておきます。
勉強しないと視野が狭くなる。
勉強しないと、わずかな知識のみで、
この世を理解しようとするせいで、
ありえない仕組みを仮定して「分からない」を埋め立て始める。
分からないものの多さが分からないから、
なんでも知っている気分になってしまう。

追記:
ネタついでに…。
さらに、ネット上の投稿を、いくつか…。
「増税メガネ」「増税クソメガネ」と非難される、フミオ(67才)ですが、
その眼鏡(めがね)が、不憫でなりません。
眼鏡には「視力矯正/補強」ということで、
人々の役に立っています。
しかしながら、フミオ(67才)は違います。
…という投稿へのコメントにて、
「増税クソメガネ」改め、
「増税クソキシダ」個人特定して批判するとしよう。



自民党の元幹事長の二階俊博は「政策活動費」として、
50億もの金額を裏金として受け取ってきた。
その後、処罰も受けず、納税すらしていない。
この二階俊博の三男、信康(46才)が、
衆院選の新・和歌山二区候補というニュースもあったけど。
「50億もの裏金、脱税が発覚して辞職するから、
息子を出馬させる」などというバカげた話があるか!?
…しかも、この「政策活動費」は、国民が払った税金。
つまり納税者としては、他人事でない。



「勤務実態がない者」を公設秘書として届け出て、
秘書給与相当を、国からダマしとっていたとされる、広瀬めぐみ。
これ恐ろしいのは、広瀬が弁護士資格を有していることです。
弁護士法第1条第一項に「弁護士の使命」として、
「社会正義の実現」がありながら、
広瀬は、社会正義を蹂躙しました。

広瀬めぐみがダマしとった秘書給与は、公費。
つまり、私たちが納めた税金。



広瀬めぐみ参議院が、“秘書の給与”として、
騙し取っていた報道(事件)において、
「さすがに、これは“秘書がやった”とは言えまい」、
「議員が、“秘書を勝手にやった”のである」と、
皮肉のきいた投稿があった。

ちょっと笑ってしまうところだったけど、
すぐに笑えなくなった。
これらの言葉には、“怒り”や“憤り”を感じるものがあったからだ。
今、テレビでニュース番組をつけても、オリンピック関連ばかり。
国会は閉会したもの…。
依然、永田町が関わる不祥事は、なにひとつ片付いてなく。
それは「政治の問題」でなく「政治家の問題」。
より正確に言えば、「自民党の政治家による不正問題」というべきもの。
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