二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
汚職内閣は、イヤなことばかり決めてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/01/36b5c30ca0ee02328a7f28123bec10f2.jpg)
先週末(2024年5月17日)、
離婚後も、父親と母親の両者に親権を可能とする、
「共同親権」を可能とする改正民法が、与野党の賛成多数により、
参院選本会議で可決し、成立した。
この法案は、2026年ごろを、目処に施行される見通しとなっている。
しかし、この離婚後の共同親権を可能とする法案には、
数ヶ月前の法案が審議されている段階から、多くの問題点が指摘されており。
配偶者によるDVを含め、配偶者とのトラブルから離婚へと至った家庭が、
離婚後も、子供を理由として、束縛されかねない面が、
きわめて強いことが指摘されている。
簡単に言えば、配偶者との間に、子供がいれば、
離婚後も元、配偶者からの干渉を受けることから、
結婚におけるトラブルとリスクを増大させるものでしかなく。
一部では、子供を“人質”とするものとまで言われており。
事実上、離婚ができなくなるようなもの。
これが、フミオ(66才)のいう、
「異次元の少子化対策」のひとつであるなら、
あまりにも考えの足りない法案としか思えない。
今回の改正民法が可決されるまでは、異例のほど早く。
一体、どのよう要請や要望から、発案されたものなのだろうか?
充分な審議がなされていないことも不安にさせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/27/6522a903e85300f9e6321675e32e6a57.jpg)
この件と関連性があるのかは分からないが、思い出したことがある。
昨年(2023年9月)
自民党埼玉県議団長、田村巧実は、
新しい虐待禁止条例案「子供の留守番を虐待条例とする」を出した。
この条例では、“子供だけでの短時間の留守番もNG”であり、
物議を呼ぶものとなった。
田村琢実のプロフィールには、政治団体の日本会議と関わりがあることも
公開されていたけど。
この「子供留守番禁止条例」案は、
別に子供の安全を目的にしたものではなく。
日本会議の「子育ては、母親がすべきもの」という価値観を
押しつけるために作られたものでしかなかった。
そこには自立する子供を社会で見守り、
家族支援していこうという発想はなく。
子供が小さいうちは、母親が家にいるべきだという、
いくら批判されても、決して変わることのない日本会議の思想的な背景。
実効性とか地域社会の安定などは、存在しない。
モラハラやDVをする人ってさ、
家庭でも企業でも、わざわざ相手を糾弾する材料を押し出すよね。
もうさ、相手を侮辱して踏みつけることしか考えていない。
怖いのは、自分の行為が正しいと疑わないこと。
一種の精神病だよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/7c/b887e0f3292a26822d683f8dd7d73da7.jpg)
補足:
以前にも記したものだけど…。
日本の国会議事堂は、
(東京都)千代田区の南西に位置する永田町にあり。
国会は、この国会議事堂で行われている。
国会とは、選挙によって選ばれた国会議員たちが、
国にとって、重要なことを決めていく会議となり。
国会の主な役割は、法律の制定、予算議決。
他にも…、総理大臣の指名、条約の承認。
国勢調査(行政が、正しく機能しているかのチェック)
弾劾裁判(裁判官を裁くなど、司法をチェックする)・・・などがあり。
国会は、1月~6月まで行われる「通常国会」。
9月~12月までにと、早めに審議しなければいけないときに行われる、
「臨時国会」などがある。
…とは言え、ほとんど毎年、臨時国会は行われており。
「秋の国会」とも言われている。
日本の国会は、衆議院と参議院の二院制となっている。
現在、日本の議員数は、衆議院 465名、参議院 248名
衆議院 ⇒ 一般大“衆”の代表が議論。 任期、4年、総選挙。
参議院 ⇒ 衆議院の議論に“参”加。 任期、6年、通常選挙。
憲法において…。
「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」とあり。
国の主権は、国民にあり…とも記されている。
その法律ができるまでの流れを記すと…。
1:まず議員らによって、法律案(法案)が作成されることとなり。
2:その作成された法律案(法案)が、議員から議長へと提出されること。
⇒ 「議長への法案の発議」となる。
3:そして、(選抜された議員らで行われる)委員会で審議され、
裁決される。
4:この裁決において、過半数を上回ることで“可決”される。
5:可決された法案は、本会議での審議となり。
6:今度は、議員全員によって、裁決されるものとなる。
これで過半数以上の賛成で、可決されることとなれば、
もう1つの議員「参議院」へと送られる。
参議院での、委員会、そして、本会議でされてから、
再び議論されてから、可決されることで、法案は成立される。
しかし、多くの議員が、ひとつの政党(自民党とか)に属し、
与党の予備軍としか思えない野党(維新とか)まで存在する状況では、
これらの流れが、別の意味をもつことにもなりかねない。
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