人、それぞれとは言うもの。
ファーストフードの店と言えば、思いつくのは、
ハンバーガーショップかと思われる。
近年は、高級ハンバーガーショップなるものも聞くけど。
そんな気取っていくようところでもなく。
スーツ姿で来店しているような方は、
外回りの仕事をされているか、もしくは仕事帰りの方だろう。
独り身の生活をしていれば、
忙しいときには、よく利用することもある。

mのマークで、知られている世界的な規模のハンバーガーショップなら、
単品でチョイスしていってもいいけど。
しっかり食べておきたいときには、セットメニューを頼んで、
いくつか単品でも頼んでいくかな。
各メニューが、カウンターの上部に写真と価格などで、
分かりやすくパネルされている。
カウンター前に並び。
「あのセットメニューなら、ハンバーガーのボリュームがあり。
サイドメニューには、サラダかポテトが選べる。
ポテトなら、たらふく味わえるけど。
サラダにして、もう1つ、単品でバーガーを頼むかな。
飲み物は、スプライトがいいかな」…などと考えていく。
言葉の通じない国外で、利用したこともあるけど。
この店舗のシステムには、それほど違いもなく。
ハッキリ言えば、言葉の通じない外国人であっても、
購入できるようになっている。
誰にとっても分かりやすいものには、
どこか物足りなさを感じる人も少なくなく。
ファーストフードの店での食事に抵抗感を示す人もいる。
この抵抗感を理解できない訳でもないけど、正直、イラ立つときもある。

さて、家族連れでもなく。
独り身で生活しているような人間が外食するときには、
異性とのデートでもなければ、わざわざ予約などはしない。
手間のかかることなどしたくもない気分だから、外食になる。
だから、ファーストフードの店が利用されるのは、
数日前から、レストランを予約するような状況とも異なる。
それにレストランで、コース料理とワインを選ぶのとは異なり。
カウンターに並びながら「単品ででも頼むかな」と考え、チョイスしてしまう。
「やっぱりイモもいいな!」