goo

驕る賢者は、酔者に劣る?


1929年、アメリカで起きた金融恐慌は、
世界的な規模のものとなり。
これが第二次世界大戦への火種になっていった。
今回のコロナショックは、
この世界恐慌と比較されるほどの被害規模とも言われている。
日本国内においては、九州地方の水害被害もあるけど、
県を超えての移動などは、
別のトラブルの火種となりかねない状況下において、
ボランティア活動なども難しいらしく。
正直、落ち着かない。
それに加え、このようなときだから?
親しい仲間のふりをして、人をたぶらかそうとする輩もおり。
善意にたかるクズどもの存在を、再認識させられる。
話がそれてしまったけど…。
そんな世界恐慌から、9年前の話。
1920年…、
今から、100年前のアメリカでは14年間にわたって、
ある法律が発効される。

それがアメリカの禁酒法。
飲酒を禁止しようとする動きは、歴史上古くからあるが、
米国で「禁酒法」が施行されたのは1920年1月17日。
(…撤廃されるのは、1933年12月5日)
なんと、お酒の消費量は却って伸びてしまったとのこと。



ほとんど無理とも言えるようなことを“目標値”にすれば、
道理が引っ込んでしまうのは、よく言われること。
こんなときこそ、出来ることから、
やっていかなければ、身近の人が負担を受けてしまう。
それに、本当に苦しいとき、人に助けを求められない人もいる。
身近の人が思わぬ事態にならないようにも意識を向けておくかな。

蛇足:2020年8月16日追加分
ちなみに禁酒法は・・・、
お酒を嗜むユダヤ人とカトリック(アイリッシュ、イタリアン)へ、
プロテスタント勢力からの嫌がらせでもあったと言われる。
この状況下から、マフィア勢力が利益を得ていくことで、
台頭していくのは、映画やドラマで、お馴染みでもあり。
ご存知の方も多いところかな?

2021年7月29日追記:
新型コロナウイルス(COVID―19)への恐怖から、
社会的にも科学的にも根拠が乏しいと思われる“バカげた禁酒法”が、
いつの間にか施行されているような状況となっており。
それを支持している人たちも、かなり多い。
多くの人たちが利用するであろう通勤電車は、
相変わらず“密”状態でありながら、その改善がなされていくことはなく。
この一方的な状況を、報道機関などが伝えることもない。
街から消えていく飲食店もあり。
自分が馴染みにしている店は、大丈夫だろうか…とも不安になる。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )