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ボン、ボ、ボヤ~く?:非リアル=ヴァーチャル


お気に入りの海外ドラマ「パーソンオブインタレスト」の影響か?
人工知能…、正確には、電子(電算)人工知能とでも言うべき存在を
話題にしたり、考えることが多くなった。
(「パーソンオブインタレスト」に関連する過去の記事
ディジタル化された情報にアクセスできるかできないかの格差(情報格差)を
意味する言葉「ディジタルデバイト」を持ち出すまでもなく。
現在の社会で、電子(電算)人工知能の存在を話題にするとき、
やはり無視できないのは、世界規模で結ばれたコンピューター同士の
ネットワークであるインターネットの存在。
インターネット上の情報というのは、膨大なもの。
検索サイトなどがなければ、利用価値がなくなるほど、
膨大すぎる情報量なのでは?・・・と思ってしまう。

インターネット上の架空の話なら…。
それが、かなり非現実的(もしくは現実的)であっても
許されるところがある。
もちろん、閲覧者が不快に思える表現は、本来なら避けるべきだけど。
…でも、架空の話だからこそ、現実にはタブーとされる話題も展開され、
不道徳なことや許されない犯罪。
それどころか戦争さえ起こすことができる。
もちろん、世の中は物分かりのいい人間ばかりとは限らない。
そんな架空の話でも、話題にすらできない“こと”も存在する。
こう考えてしまうと、ネット上の世界はリアルではないのか?
非リアル=ヴァーチャルなのか?
SNSや動画サイトなど、ネット上へ情報を発信している人たちは
ネット上に生活の一部として、居場所を設けている。
だから、非現実的なヴァーチャルな存在ではなく。
単なるやデーターの羅列だと切り捨てられない内容のものも少なくない。



もしも、ネット上のサーバーに依存し、
本体(?)が存在しなくても稼働する人工知能が現れたら、
それはヴァーチャルな存在であって、リアルではないのか?
ま、個人の主観で言えば、
ネット上に生活の一部ではなく、存在のすべてがある“もの”なのだから…。
「それこそが、ネット上に存在するリアル」なのだけど、ね。

蛇足:
インターネット上にデーターを預けるサービスである“クラウドサービス”。
どこにあるのは分からないけど?
インターネットで繋がっているサーバーにでも保存されているらしい。
クラウドに保存されているデーターは、どこにあるのか?
結局、クラウドと言うのは、大きなコンピューターの集合体でしかない。
それが、“どこ”なのか分からないというのは
データーを、FD(フロッピー)などの記録媒体によって、
身近に保管してきたものとしては、どうにも不安を感じてしまう。
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