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はんぐおーば

二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094

詭業社会の崩れるモラル

2012年06月14日 00時19分22秒 | 寒空小人
詭業…造語、NAの思いつき。

サービス業や大手企業に関わるコールセンターには、
毎日、色々なクレーム電話がかかってくる。
前回の話とは、矛盾する内容になってしまうが…。
(前回の記事)
近年は、”タカリ”まがい(”タカリ”そのもの)の営利クレーマーも存在する。
「粗悪品(不良品)を売りつけておいて、
ゴメンナサイだけで済む話だと思っているのか?」
「誠意を見せろ!」

ここで言う”誠意”とは、あくまで”誠意”
具体的な要求はしていないが、どのようにでも解釈できることから、
それ以上は、言わない。
しかし、このような悪質なクレーマーというのは、
企業側が、”お金”での解決法を提示をするまで…。
「それが、おたくの誠意と言うものか?」
「誠意が足りないぞ!」などと、散々、ゴネ続けていく。
このような手段で生計していた営利クレーマーの存在が、
明るみになってきたことから。
近年は、”民事暴力”として、警察沙汰になることまである。
実際、暴力団新法ができる前には、組織暴力がやっていた手段を、
(表向きは…)暴力団とは無関係な一般人が行っているというのもタチの悪い話。

追記:
このような不当な要求をしてくる悪質なクレーマーが出てくる背景には、
企業側の人間が”できもしない”ことを”できる”と言ってしまっていることにもある。
「当社の商品は、低価格で高品質。」
「しかも、アフターサービスもバッチリですよ♪」

”本当だろうか?”
たしかに価格は、お手頃。
仕様書を見る限りでは、必要な機能もついている。
・・・でも、これ外国製(中〇製)じゃない?
この店員さん、アフターサービスがバッチリなんて言っているけど、
大丈夫だろうか?
…などと。
コールセンターに実際にかかってくるクレーム内容は、
こんな分かりやすいシチェーションばかりでもなく。
本来、弱い立場にある人たちを守るためにある仕組みや法律が、
悪意を持った人物たちによって機能しなくなるのが腹立たしいところ。。