午前中、娘の小学校で”ふれあい講座”がありまして、ミニ運動会に出場しました。
娘と二人三脚は、急遽出ることになり、息の合うところで問題なく完走しました。
といいつつも、途中、バットを額に着けて10回回る、というコーナーがあり、フラフラになりながら娘に手を引いてもらって走りましたが・・・。
次に親子対決リレーがあり、トラックの半周ですが、全力疾走してしまいました。
距離は50メートルくらいだと思いますが、何年ぶり、かの全力疾走でした。
中年になってからの全力疾走は危険でありますが、たまにジョギングをしていますので、思い切って走ってみました。
グランドからの跳ね返りを感じながら、これは全力でないと感じられません、風を切り疾走しました。
が・・・妻に言わせると、突っ立ったまま、ちょこまかと走っていた、とのことでした。
確かに、足を動かしているほどには身体は進んでいきませんでした。
が、全力で走るときに感じる、かつて感じていた、中学時代は陸上部でしたが、風と一体になるような爽快感を、ほんのちょっぴりですが、感じることが出来ました。
ああ、子供の頃はこうだったな・・・ただ思いっきり走るだけで楽しかったな・・・と思い出しました。
しかし、その代償は多少なりともありまして、走り終えると、膝はガクガクし、腰は痛く、なんとも情けない有様でした。
考えてみると、全力で走らなくなって10年以上・・・。
もう、100メートルを全力で走ることはできないでしょう。
かつて走れたという思い出だけが、身体に残っています。
そう考えると、寂しくなってしまいます。
ですが、できることなら、もう一度、どこかで全力疾走してみたいです。