昨日、今日とたいへん暑い日になっています。
高山は猛暑日にはなっていないでしょうが、それでも33℃くらいまで上がっています。
昨日、熊谷市では40℃近くまで気温が上がったとか、梅雨が終わったらいきなりの酷暑です。
それも、先週まで、大雨による被害が九州地方を襲っていて、その表現が、今まで経験したことのないほどの降雨だということでした。
1時間に100㎜降ったところもあったようで、信じられない豪雨になっていたのです。
被害も九州地方を中心に広がり、道路が冠水するのは当たり前で、川沿いのドライブインでは、屋根近くまで洪水に襲われた映像も流れていました。
土砂崩れも各地で起きて、未だに被害の全容が明らかにされていないでしょう。
それなのに、梅雨が終わったとたん猛暑です。
極端な天候になっています。
緩衝部分がないというか、急激な変化の気候です。
観る人が見れば、人の心の変化が気象にも表れていると言うでしょう。
イジメによる自殺がクローズアップされていて、中学で起きるイジメの質が悪質になっている現実があります。
先生を初め誰も助けてやれず、結局自殺に追い込まれたイジメがあるのです。
当事者は責任逃れするばかりで、少しもイジメをなくそうと努力をしていません。
痛ましいというか、恐ろしい教育現場です。
声を上げなければ、行動を起こさなければ、ということで、毎週金曜日の夜、首相官邸前では反原発デモが行われています。
その行動は一ヶ月以上にもなり、先週には、10万人以上の人が集まったようです。
実は、そのデモの報道がマスコミ等であまり取り上げられなかったため、これほど大規模になっているとは知りませんでした。
デモそのものは大人しいもので、暴れるでもなく、人が多すぎて歩きもできないようですが、とにかく多くの人が自主的に集まっているようです。
黙っていてはいけない、おかしいことには抗議をしなければいけない、という想いが徐々に大きくなってきているのでしょう。
大事なことだと思います。
このデモを整理している警官たちが、集まってくる人たちに、「イベントに参加される方は列の後ろに並んでください」、と言っているようです。
呼ばれた人たちもべつに抗議することもなく整然と並ぶということです。
抗議デモをイベント、と呼ぶのもおかしな感覚ですが、ある意味、そこから静かな、非暴力的な革命が始まるのかもしれません。
より良い社会にするために。