上野投手、線が細いなどと失礼なことを書きましたが、なんと、昨日、午前中アメリカ戦で投げ、夕方からオーストラリア戦でも投げ、2試合とも延長戦でしたが投げきりました。
凄いことです。凄すぎます。
まるで、甲子園決勝戦の松坂投手のよう。
身体が壊れないか心配でしたが、そんなことを言ってられない気持ちで、気迫で投げきったのですね。
その気合いが通じたのでしょう。
オーストラリア戦はサヨナラ勝ちしました。ナインが投手の意気に応えたのです。
良かったです。
ですが、試練はまだ続きます。
今夜は、金メダルをかけた、アメリカ戦です。
満身創痍の上野投手、頑張れとはかわいそ過ぎていえません。
せめて、悔いの残らない投球をしてください、としかいえません。
ですが、それが一番負担になるかも、と思いながらも、健闘を祈ります。
でもやっぱり、気迫ですよね。
昨夜の、こちらは野球のアメリカ戦ですが、川上投手、ものすごいストレートを投げていました。
スピードは140キロ後半なのですが、低めにコントロールされたボールがお辞儀しない。
それどころか、ホーム近くでホイップするがごとく唸りを上げ、ミットにバシッ!と決まりました。
渾身のストレート。
これが投手にとっては、一番の武器なのですよ。