日曜日、私的な家族サービスとして、イオンへ子供たちを連れて行きました。
もちろん、妻同伴で。
切ない感がなきにしもあらずですが、イオンはそれなりに楽しめます。
願わくは、楽器屋さんがもう少し広ければ良いのですが、子供たちは、特に娘は満足していたようです。
そこで、私は、息子と一緒に、『エヴァンゲリオン:Q』 を観ました。
Q、は、急・・・序破急の急なの・・・?
それならば、最終編なのですね、と観にいったわけなのですが、まだまだ続くようです。
エヴァは、テレビシリーズから、前回の映画三作すべて観ています。
ガンダムシリーズと並んで、オタクオヤジとしては、オーソリティーになれるだろうと自負しています。
その前に・・・
日曜日、PM2:30からの回は、7割方お客さんで賑わっていました。
だいたい、ワーナーマイケルのロビーが、開場30分前までガラガラだったのに、段々人が混んできて、ジュース売り場に列ができ、混み合ってきたのです。
老若男女で・・・。
私のような年配の男性から、それがけっこう多いので驚いたのですが、若い女性のグループ、子供たち、で賑わいました。
一般的なオタク系ばかりではないのです。
上映が終わったとき、後の席に座っていた女性3人組は、「カオル君って、○○だったんだー」 と感心しながら話していたように、カオル君は相変わらず人気が高いようでした。
私としては、彼の存在が一番作品をややこしくしていると思うのですが・・・。
それほど注目度が高い作品ですが・・・たぶん、鑑賞しにきていた人たちの期待を、肩透かしした結果になったのではないでしょうか。
といって、それは失敗作だというわけではないのです。
不思議なことに、エンドロールが終わるまで、大勢いた観客は誰も立ち上がりませんでした。
タイトル曲を聴き入っていたという感じもありますが、その雰囲気は、宗教のイベントに似ている感じもありました。
それでも、一番最初に立ち上がった観客の青年が、「なんだかな~、といった感じ」 と呟きました。
たぶん、それが一番的確に表した感想だと思います。
といって、失望したわけではありません。
私もそうです。
私が一番不思議に思ったのは、登場人物が少なすぎるということです。
たとえエキストラでも、アニメでありますが、人が居るとドラマが起きます。
厚みが増すのです。
今回の映画は、少なすぎて、すかすかな感じがあったのです。
それはオヤジである私だけの感想かもしれませんが・・・。
それでも、分かったことがいくつかあります。
ゼーレとは、いかなる存在であったのか、理解できました。
たぶん・・・。
綾波レイとは・・・しっかり説明してありました。
そうであろう。
ですが、あれだけ破壊したあとに、どうまとまっていくのでしょう。
そもそも希望とは、人類の再生とは、人が居なくて成り立つものなのでしょうか・・・?
そんなことを心配する私は・・・ガンダムファースト世代です。