戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

あかでみ

2010年02月03日 | 想うこと

『アバター』がアカデミー賞9部門でノミネートだそうで。

まだ観ていませんから、私なりの評価ができませんが、すごいことだと思います。

興行成績でも1位になったそうで、勢いはまだまだ衰えないようです。

考えるに・・・アカデミー賞は、作品の評価もしますが、産業を育てる意義も強いのでは、と。

なんといっても、映画を作るにはお金がかかります。

芸術だ、といったところで、ものすごいお金がかかる以上、それを回収しなければなりません。

どうしても、お客さんのニーズにあったもの、または、ニーズを掘り起こすものを狙わなくてはならないのでしょう。

映画は現在、3Dへ進化しようとしていますので、その先駆けになる『アバター』に評価が集まるのも当然かなと思います。

仮に作品の質がそれほどでもなくても・・・。

映画の後押しをし、新しい部門の育成をはかる、ということが大切なのでしょう。

どんどん日本映画はおいていかれるような気がしますが・・・。