宮川沿いを歩いていたら・・・
連合橋付近で、異常な数の鳶が飛び回っているのです。
異常と申しましても、十数羽だと思いますが・・・。
その鳶が、連合橋の下を潜って飛んでいるのです。
何が起こっているのかと連合橋の下を見ると・・・
ベンチに腰掛けたご老人が、小鳥たちにパンのミミを与えているではないですか。
それを求めて、スズメ、鳩、カモが、大勢集まっています。
その数・・・50羽ほど・・・。
鳶は、その小鳥たちを捕まえようと飛び回っていたのです。
上空から滑空してきて、連合橋の下に入り、小鳥をキャッチし、ほとんど失敗しますが、また上がっていくというのを繰り返していました。
ご老人はたいしたものです、目の前を鳶が飛びすさっていくのに、まったく動ずることなく、餌を与え続けていました。
橋を渡っていた私のそばを、鳶が滑るように飛んでいきます。
それは迫力のあるものです。
小鳥たちも、仲間がさらわれていくのに、餌を食べることに必死でした。
なんともすさまじい、初春の景色です。